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9意識変化とハーデス越え
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9意識変化とハーデス越え
社長と山田は第四ハーデスに移行した。
「山田さん多少馴れるのに時間が掛かりますがすぐ馴れますから」
「さて、お二人の所を視てきましょう。 但し、お二人が一緒とはかぎりません。
このハーデスは意識の合う者同士が一緒に住むところ。 そこが一番魂にとって落ち着くからです。
その意識とはもともと個人に備わってる意識の事をいいます。
たとえそれが親子であっても意識が違う、つまり波長が合わないと一緒に暮らすには窮屈というか、
落ち着かないんです。 ずばり親子関係は肉体だけの関係。 我々の住む地球限定の関係をいいます。
奥様や娘さんは肉体として縁ある関係です」
「また、さっきみたいに『あんた誰?』みたいになるだがな?」
「いえ、それはありません。 ここでは生まれる以前の前世もすべて把握しておりますから、
そういった心配はありません。 でも、今は子供でも妻でもありません。
みんな対等な魂ですから、絶対に上から目線の話し方はしないで下さい。
言い方を変えると、今現在は肉体のある山田様の意識レベルの方が下です。
それが嫌ならこのまま身体に戻りましょう。 コマを回すと戻れます」
「社長さん、ここまで来たら視てみたいですだ」
「はい、では娘さんの意識を念じて下さい」
次の瞬間小さな集落に出た。 ここは花が咲き乱れて動物たちがのどかに遊んでいる。
その横では人が農作業をしていた。
「なんかのどかでいい感じだな、空気も花の香りで心地いいな」
「ここは俗に云う天国に当たります」
「これが天国か、いいな~」
「山田様、あちらに視える女性風の方が紗英さんだった魂ですよ」
「なに言ってるだ。 さっき社長さん娘と会った時視たんべよ。 娘はまだセーラー服着てたべ。
その目で視たべさ」
「もうひとつ説明します。 魂は年齢というものが無いのです。 年齢という概念は肉体が
あった時だけのはなし。ここは肉体がないから年齢というものが無いのです」
「な~るほどね。 なんか俺わからねえだ」
「いいです、とりあえずあの人の前に行ってみましょう」
瞬間二人は移動した。
「こんにちわ」社長が意識を飛ばした。
「こんにちわ。 そのせつはお世話になりました」
「お父さんをお連れしました」
山田を視て「人間世界では大変の世話になりました。 ありがとうございました。
おかげで楽しい人間生活を送りました」
「あんた紗英だか?」
「はい、紗英です」
「そんな他人行儀な」
「名前は必要ないのです」
「なんか、さっきと別人だな~や。 紗英じゃねぇみてぇだな」
社長が「情の絡みは人間界だけです」
「ほんだかね? オラおっかぁのとこ行くべか」
「よろしいですけど、娘さんに挨拶されて下さい」
「わがった、紗英、父さんは帰るからな。 俺が死んだらまた会おうな、それまでお別れだ。
達者でな。……? 達者も変だかな?」
「ありがとうございました。 また会える日を楽しみにしてます」
社長と山田は移動した。 次に向った世界は高い山の頂にある集落。
「ここが奥様の選んだところです。 さっきと同じように情のようなものは無いかも知れません。
情は人間特有の感情だからです。 奥さんと会われますか?」
「はい、ここまで来たらあっ会います」不安そうに返事をした。
そこは山小屋風の質素な建物の建ち並ぶ別荘地のようなところ。
「あそこで犬とお話しいてるのが奥様だった方です」
「おっかぁ」山田が意識を掛けた。
「山田さん?」
凄く若くて綺麗な装いだった。
「悦子?」
「そのせつはお世話になりました」
「悦子おめぇ若くなって綺麗になっただな。 眩しいくらいだ」
「あなたもここに来たらそうなりますよ。 自分の意識の世界だから、自分にあった顔かたちが
表現できるの」
「そんなもんだかねぇなんか……味けねぇべ」
「楽しいのよ、全ての動物と話が出来て。 夜がないからず~と楽しんでられるの。
あっごめんなさい。 人間の時の記憶が薄れていくの」
「うん、楽しいならそれがいいやね。 オラもそのうち来っからそん時はゆっくり案内してけれや。
悦子、ほんに世話になったな……社長さんもう帰してけろ。 もうオラ帰りたいてぇだ」
山田の期待は裏切られた。 もっと喜んで迎えてくれることを期待していただけに、落胆が大きかった。
「はい、戻りますからコマを回して下さい」
「はい、お疲れ様でした。どうでしたか?」理恵の声だった。
社長が「理恵さん、山田さんのケア頼みますね。 第三から第四にそのまま移行したの。例の結末だったの」
「はい、解りました」
理恵が「山田さん、大丈夫ですか? 聞こえますか?」
「おう、だいじょぶでだ~」
「あんたは志村けんか?」
「姉さんどうもお世話無いなりましただ。 おかげで吹っ切れました」
「そうですか。 お役に立てて良かったです」
「姉さんにひとつ聞きたいことあるんだけんども」
「……? 私の解ることでしたらなんなりと」
「今、第四ハーデスに行って二人と会って来たんだけんども、あの二人は成仏してるんだよね……?」
「はい、しております」
「じゃぁ、仏壇にお詣りしたりって必要あるのけ? なんか意味あるだか?」
「そうですよね、心の問題だからハッキリいえません。 けど、私の場合は拝むという
行為は一切しません。 人間より境涯が上の魂になんにもいうことありませんから。
今の仏教でいう供養という意味もわかりません」
「そうだよな……オラ帰ったらそういう物お寺に預けて処分するだ。 あんな幸せそうな二人を
みていたらそう思っただ。 逆に向こうがオラに向って供養して欲しいくらいだなあや……」
「山田様、素敵です。 分ってもらえたんですね」
「あれをみて考えが変えなかったらどうかしてるべさ」
山田は丁寧に礼をいって会社を出て行った。
社長が「今日、気になることがあるからミーティングします。 理恵さん、みんなに声かけておいてね、
お願い」
「はい、解りました」
社長室に集合した。
「今日、一日ご苦労様でした。 急に集まってもらったのは今日のお客様のことで気になったことがあったの。 奥さんと娘さんを3.11の時に津波で亡くされたの、それで当社のこと聞きつけて青森から来た
お客様なの。 ハーデスには興味ないの、目的は奥さんと子供さんに未練があって会いたいだけ。
いつもは断ってるケースなんだけど今日はどうしたことかそのお客さん青森訛りで、私の死んだ婆さんが
青森で訛りが懐かしくってつい受けてしまったの。
私が添乗したんだけど、二人は第三ハーデスにいたのそして案内したの、三人が話してるうちに奥さんと
娘さんが気付いて、目の前で第四に移行したの。 そこまでは良かったんだけれど、お客様今度は
第四に行きたいということで私も簡単に請負ったのね、あまり深く考えなかったの。
第四は別々の集団に別れてたの、それは普通のことなんだけど、お客さんがコンタクトとった時
娘さんが『あんた誰?』ってなったの。 奥さんもそうなんだけど、数分間前の事なんだけど二人には
遠い記憶に変わってたの。 そのお客さんはすっかり落胆してしまったの。
そして理恵ちゃんに仏壇とかもう必要ないから処分するとまで話てたらしいの。
これからもありえることなんだけど、みんなで決めたいのは二つあるの。
一つ目は、今後このようなケースにどう対応したらいいのか。 二つ目は、今回は第三だったけど、
ハーデスの意識体も身内の話だと多少聞く耳をもつのかもしれないの。 聞いたら必ず上に移行できると
確信してるの、前回も無関係の女の子が移行したのを視てるの。案外そんなに難しくないと思うのね。
この二点に絞ってみんなで協議して欲しいの 。以上です」
水上が「一つ目の場合、今日は上手くいったケースですけど、第一なんて全く自信ありません。
というか人の話し全然聞きません。 だから私は今のままでいいと考えます」
理恵が「確かに第一と第二は聞く耳をもたないですけど、第三はまだ可能性があるかもしれません。
だから第三は場合によってはいいかなと……」
真智子が「もし請負うということになったら、なんかその辺の祈祷師と同じというか……
考えがまだまとまりません」
社長が「確かに供養というか成仏目的だけでこられても困るよね…… うん。 ごめん、この提案は撤回。
今まで通り原則禁止。 じゃぁ、二つ目も原則として禁止。 あとはケースバイケースということで……
この後みんなで焼き肉食べに行こうか」
全員「さんせ~い」
それから数日後、青森の山田さんから手紙が届いた。
「拝啓、高橋社長様 先日はありがとうございました。 おかげで二人の成仏をこの目でみられて
よかったと思っています。 行くまで半信半疑でした。 これで思い残すことありません。
残りの人生は神様の決めた定めに従い生きていきます。 青森のリンゴを送りましたので皆さんで
お召し上がり下さい。 今度お金が貯まったらお釈迦様とキリストさんに会いたいと思います。
その日を励みに頑張ります。 山田秀樹」
社長と山田は第四ハーデスに移行した。
「山田さん多少馴れるのに時間が掛かりますがすぐ馴れますから」
「さて、お二人の所を視てきましょう。 但し、お二人が一緒とはかぎりません。
このハーデスは意識の合う者同士が一緒に住むところ。 そこが一番魂にとって落ち着くからです。
その意識とはもともと個人に備わってる意識の事をいいます。
たとえそれが親子であっても意識が違う、つまり波長が合わないと一緒に暮らすには窮屈というか、
落ち着かないんです。 ずばり親子関係は肉体だけの関係。 我々の住む地球限定の関係をいいます。
奥様や娘さんは肉体として縁ある関係です」
「また、さっきみたいに『あんた誰?』みたいになるだがな?」
「いえ、それはありません。 ここでは生まれる以前の前世もすべて把握しておりますから、
そういった心配はありません。 でも、今は子供でも妻でもありません。
みんな対等な魂ですから、絶対に上から目線の話し方はしないで下さい。
言い方を変えると、今現在は肉体のある山田様の意識レベルの方が下です。
それが嫌ならこのまま身体に戻りましょう。 コマを回すと戻れます」
「社長さん、ここまで来たら視てみたいですだ」
「はい、では娘さんの意識を念じて下さい」
次の瞬間小さな集落に出た。 ここは花が咲き乱れて動物たちがのどかに遊んでいる。
その横では人が農作業をしていた。
「なんかのどかでいい感じだな、空気も花の香りで心地いいな」
「ここは俗に云う天国に当たります」
「これが天国か、いいな~」
「山田様、あちらに視える女性風の方が紗英さんだった魂ですよ」
「なに言ってるだ。 さっき社長さん娘と会った時視たんべよ。 娘はまだセーラー服着てたべ。
その目で視たべさ」
「もうひとつ説明します。 魂は年齢というものが無いのです。 年齢という概念は肉体が
あった時だけのはなし。ここは肉体がないから年齢というものが無いのです」
「な~るほどね。 なんか俺わからねえだ」
「いいです、とりあえずあの人の前に行ってみましょう」
瞬間二人は移動した。
「こんにちわ」社長が意識を飛ばした。
「こんにちわ。 そのせつはお世話になりました」
「お父さんをお連れしました」
山田を視て「人間世界では大変の世話になりました。 ありがとうございました。
おかげで楽しい人間生活を送りました」
「あんた紗英だか?」
「はい、紗英です」
「そんな他人行儀な」
「名前は必要ないのです」
「なんか、さっきと別人だな~や。 紗英じゃねぇみてぇだな」
社長が「情の絡みは人間界だけです」
「ほんだかね? オラおっかぁのとこ行くべか」
「よろしいですけど、娘さんに挨拶されて下さい」
「わがった、紗英、父さんは帰るからな。 俺が死んだらまた会おうな、それまでお別れだ。
達者でな。……? 達者も変だかな?」
「ありがとうございました。 また会える日を楽しみにしてます」
社長と山田は移動した。 次に向った世界は高い山の頂にある集落。
「ここが奥様の選んだところです。 さっきと同じように情のようなものは無いかも知れません。
情は人間特有の感情だからです。 奥さんと会われますか?」
「はい、ここまで来たらあっ会います」不安そうに返事をした。
そこは山小屋風の質素な建物の建ち並ぶ別荘地のようなところ。
「あそこで犬とお話しいてるのが奥様だった方です」
「おっかぁ」山田が意識を掛けた。
「山田さん?」
凄く若くて綺麗な装いだった。
「悦子?」
「そのせつはお世話になりました」
「悦子おめぇ若くなって綺麗になっただな。 眩しいくらいだ」
「あなたもここに来たらそうなりますよ。 自分の意識の世界だから、自分にあった顔かたちが
表現できるの」
「そんなもんだかねぇなんか……味けねぇべ」
「楽しいのよ、全ての動物と話が出来て。 夜がないからず~と楽しんでられるの。
あっごめんなさい。 人間の時の記憶が薄れていくの」
「うん、楽しいならそれがいいやね。 オラもそのうち来っからそん時はゆっくり案内してけれや。
悦子、ほんに世話になったな……社長さんもう帰してけろ。 もうオラ帰りたいてぇだ」
山田の期待は裏切られた。 もっと喜んで迎えてくれることを期待していただけに、落胆が大きかった。
「はい、戻りますからコマを回して下さい」
「はい、お疲れ様でした。どうでしたか?」理恵の声だった。
社長が「理恵さん、山田さんのケア頼みますね。 第三から第四にそのまま移行したの。例の結末だったの」
「はい、解りました」
理恵が「山田さん、大丈夫ですか? 聞こえますか?」
「おう、だいじょぶでだ~」
「あんたは志村けんか?」
「姉さんどうもお世話無いなりましただ。 おかげで吹っ切れました」
「そうですか。 お役に立てて良かったです」
「姉さんにひとつ聞きたいことあるんだけんども」
「……? 私の解ることでしたらなんなりと」
「今、第四ハーデスに行って二人と会って来たんだけんども、あの二人は成仏してるんだよね……?」
「はい、しております」
「じゃぁ、仏壇にお詣りしたりって必要あるのけ? なんか意味あるだか?」
「そうですよね、心の問題だからハッキリいえません。 けど、私の場合は拝むという
行為は一切しません。 人間より境涯が上の魂になんにもいうことありませんから。
今の仏教でいう供養という意味もわかりません」
「そうだよな……オラ帰ったらそういう物お寺に預けて処分するだ。 あんな幸せそうな二人を
みていたらそう思っただ。 逆に向こうがオラに向って供養して欲しいくらいだなあや……」
「山田様、素敵です。 分ってもらえたんですね」
「あれをみて考えが変えなかったらどうかしてるべさ」
山田は丁寧に礼をいって会社を出て行った。
社長が「今日、気になることがあるからミーティングします。 理恵さん、みんなに声かけておいてね、
お願い」
「はい、解りました」
社長室に集合した。
「今日、一日ご苦労様でした。 急に集まってもらったのは今日のお客様のことで気になったことがあったの。 奥さんと娘さんを3.11の時に津波で亡くされたの、それで当社のこと聞きつけて青森から来た
お客様なの。 ハーデスには興味ないの、目的は奥さんと子供さんに未練があって会いたいだけ。
いつもは断ってるケースなんだけど今日はどうしたことかそのお客さん青森訛りで、私の死んだ婆さんが
青森で訛りが懐かしくってつい受けてしまったの。
私が添乗したんだけど、二人は第三ハーデスにいたのそして案内したの、三人が話してるうちに奥さんと
娘さんが気付いて、目の前で第四に移行したの。 そこまでは良かったんだけれど、お客様今度は
第四に行きたいということで私も簡単に請負ったのね、あまり深く考えなかったの。
第四は別々の集団に別れてたの、それは普通のことなんだけど、お客さんがコンタクトとった時
娘さんが『あんた誰?』ってなったの。 奥さんもそうなんだけど、数分間前の事なんだけど二人には
遠い記憶に変わってたの。 そのお客さんはすっかり落胆してしまったの。
そして理恵ちゃんに仏壇とかもう必要ないから処分するとまで話てたらしいの。
これからもありえることなんだけど、みんなで決めたいのは二つあるの。
一つ目は、今後このようなケースにどう対応したらいいのか。 二つ目は、今回は第三だったけど、
ハーデスの意識体も身内の話だと多少聞く耳をもつのかもしれないの。 聞いたら必ず上に移行できると
確信してるの、前回も無関係の女の子が移行したのを視てるの。案外そんなに難しくないと思うのね。
この二点に絞ってみんなで協議して欲しいの 。以上です」
水上が「一つ目の場合、今日は上手くいったケースですけど、第一なんて全く自信ありません。
というか人の話し全然聞きません。 だから私は今のままでいいと考えます」
理恵が「確かに第一と第二は聞く耳をもたないですけど、第三はまだ可能性があるかもしれません。
だから第三は場合によってはいいかなと……」
真智子が「もし請負うということになったら、なんかその辺の祈祷師と同じというか……
考えがまだまとまりません」
社長が「確かに供養というか成仏目的だけでこられても困るよね…… うん。 ごめん、この提案は撤回。
今まで通り原則禁止。 じゃぁ、二つ目も原則として禁止。 あとはケースバイケースということで……
この後みんなで焼き肉食べに行こうか」
全員「さんせ~い」
それから数日後、青森の山田さんから手紙が届いた。
「拝啓、高橋社長様 先日はありがとうございました。 おかげで二人の成仏をこの目でみられて
よかったと思っています。 行くまで半信半疑でした。 これで思い残すことありません。
残りの人生は神様の決めた定めに従い生きていきます。 青森のリンゴを送りましたので皆さんで
お召し上がり下さい。 今度お金が貯まったらお釈迦様とキリストさんに会いたいと思います。
その日を励みに頑張ります。 山田秀樹」
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