三色の楽譜 全5話

當宮秀樹

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三「長崎のiさん」

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三「長崎のiさん」
 
 ワクワク気分で価値満タン

 宮内が「はい、今度は長崎のiさんですね、ズバリ彼は宗教が嫌いです。 
宗教臭い表現が苦手ともはなしておりました。 
宗教のような人の心を縛るような行為が嫌みたいです。 
あと占い師や霊媒師が相談者との会話で、『なにかあったら又来なさい』
というありきたりのフレーズを脅し文句と嫌っておりました。

彼は高次元の自分とチャネリングして私たちに話をしてくれます。

子供の頃から異世界と交流があり、現在は実業家でもありスピリチュアルの
面からの企業カウンセラーや個人セミナーやヒーリングもしております。 
私は、数年前ネット上でiさんを知りました。 
話の内容からすぐに本物と確信しました。 
是非会ってみたくなり長崎で5日間のセミナーが開催された時に参加しました。 
セミナーには全国から十四名ほど参加者がおりました。 
そのセミナーとはズバリ体外離脱のセミナー」

大越が「チョット待ってください。 
体外離脱って俗にいう幽体離脱ですよね、そんなセミナーが実在するんですか? 
危険はないのでしょうか?」

「はい、ごもっともな質問ですね。 でもアメリカでは昔からあるんです。 
iさんも数年前アメリカでそのセミナーに参加され覚醒されたようです。 
因みに現在でもそのセミナーは継続してやっておられるようです。 
但し、そこは体外離脱が誰でも出来るという保証はありません。 
ですがiさんところは体外離脱が出来ない場合は全額返金します。 
違いは、絶対的な自身をもっているところ当然全員が出来ました。

私は昨日話したように宇宙空間に飛び出す経験をしました。 
寝ていたのでは? というかたもおりますがその時私は瞑想に入って直ぐの出来事でした。 
座っている自分を上から視ているという強烈な体験でした。 
アシスタント・メンバーのひとりにKさんという方がおられて、
iさんとはアメリカのセミナーに同室だったみたいで、
Kさん「がビジョンが視えないと悩んでいたのをiさんが助言し視えるように手助けしたのが、
お付き合いの始まりのようです。 というか前世からの因縁ですね。 
その後、塾の経営者だったiさんの助手も兼ねて長崎に移住し二人で
活動したのが会のはじまり。 その後iさんの幼なじみのYさんと三人でセミナをはじめた。 
その数年後に札幌から参加したのが私でした。

iさんがRyoさんと違うのは目に見えない世界の話しも交えて心、
身体の話し経営の話しなど多岐にわたって語るところかな…… 
Ryoさんは霊界の話しなど会話の流れ上、時折はします。 

が、基本的にはしません。 何故なら『霊界の話しをしてもみんなは視えないだろ、
視えない話しをしてもしかたがないよ』というのが理由みたいでした。

iさんの場合は宇宙人とのチャネリングが原点のような人だから、
高次元の話しや人の体内に体内離脱して治療をしたり、相談者のガイドと会話をして
適切な言葉をかけるなど、彼のやることは制限がないとみます。

個性の違いというか表現のしかたがこんなに違うんだと実感してます。 
これから話すSさんもまた独特な個性です。 でも行き着くところは皆一緒。
iさんが小さい頃に母親が亡くなったそうです。 
幼少の頃は貧乏な生活をしていたようです。 
そのころから異世界の存在を頻繁に視たみたいです。 
友人達もiさんの家はよく幽霊が出ると評判だったみたい」

大越が「年齢はお幾つぐらいですか?」

彼の年齢は私より二十歳下だから今四十歳です。 
この世界は年齢はまったく関係がないけどね、因みにRyoさんが悟ったのはは十歳代でしたから。
iさんがなぜ塾をやっているのか興味があり、聞いたんですねそしたら
『僕の尊敬する人が塾の経営者だったんです。 
だから僕も塾を開きました』そう言ってました。

他にも、なぜアメリカのセミナーに参加したのか訪ねました。 
『僕に、エドガーケーシーとエーモンがアメリカのセミナーに参加するように
指導してきたから行きました』そういう答えでした。 
因みにエーモンというのは科学的に体外離脱する方法を考えたアメリカの方です。 
私が体外離脱セミナーに参加した時の話しをします。 
まず、私がセミナーに申し込みする前に、ある夢をみたんです。 
その時点ではセミナーを受講する予定も考えたこともありませんでした。 
その夢は『今の仕事仲間と二人で川岸を上流に向かって歩いていたんです。 
途中で滝に行き当たったの、そこで仕事仲間とは別れたの、
次の瞬間私だけ滝の上に移動してたわ。 そこは広大な草原だった。 
遠くに白い救急車が一台確認できたの、瞬間場面は変わりその車の中に私が移動してたの…… 
そして歯医者の診療台みたいな椅子に私が座っていたの、
そしたら医者風の神様が立ってるの、その横に二人の看護士(女性)さんが立っていた。 
私は患者だからこれから治療を受けようとしてるの』そこで目が覚めたの。

当時彼らは『宇宙から来た医師団』と自分たちを表現してました。 
それで、わたしは長崎に行ってセミナーを受けようと決めたわけ。 
当日、札幌の家を早く出て、午後一時までに長崎の会場に着いたの、
受付を済ませたらiさんが私の所に寄ってきて『iです』そういって握手を求めてきました。 
握手したその手がすごく印象的だった…… 
とっても大きくてふくよかなの、わたしも負けないくらい大きな手だけど握手交わしたときは
お互いの手と手の空間が凄く大きく空いたの……初めての体験だった。 
たかが握手でこんなに語るなんておかしいでしょ、でもそのくらい衝撃的な手だったのiさんの手……

まずは、各部屋に荷物を置き大広間に集合したの、その大広間がこれから最終日まで使用する部屋。 
軽く身体をほぐし、二人が対になって相手のオーラを触ることから開始したの、
相手のオーラは生暖かく軽い弾力が感じられた。

外に出て公園の木のエネルギーも感じたりしたの、ふだんそんなこと経験してないけど、
あのように参加者全員が肯定した考えの場合は、ちゃんと出来るのよ。 
あの空間のエネルギーは独特ね、なんでも可能にしちゃう。

夕食後、また二人対になって、今度は相手の前世を視ることになったの、
そしたらちゃんと相手のビジョンが視えるのよ、私の相手の男性は前世が武将でお城も視えたの、
それと磯舟ぐらいの小さな船が視えたのね、景色が変わり西洋のお城も視えた。 
それを伝えると以前にも同じ事云われた経験があるといってたわ。

それからセミナーでは意識の形やオーラのみかたや色んなこと教わったの、
そしてセミナーの本題体外離脱。 何回かに分けてやったんだけど昨日、
話した私の体験が鮮烈に覚えてるの、宇宙は完璧に思えた。 
母親の子宮内とおなじ波動だった。 
セミナーの印象はずばり肯定することで、なんでも可能になると実感したの。 
否定的なネガティブな観念からはなにもうまれない。 
肯定的でポジティブな観念は制限無くなんでも生まれる。

通常、すぐに出来ないとあきらめたり、これ以上は私には無理と勝手に
心のリミッターを自分自身に付けてるのね…… 
あれができない原因。

彼たちはそれがないの、だから体外離脱も当たり前に出来るという
前提でセミナーを開くし、受講者もみんな肯定してくるから結果的に出来ちゃうの。 
そのことを痛感しました。 あの調子で彼らはどんどん経験させること出来るんだと思うの。 
iさんは本物の指導者。 わたしより若いけど尊敬してるの。
あっという間の五日間だった…… やはり記憶に残るセミナーでした。 
ひとことで彼を表現するなら『制限のない人』かな。 なにか質問ありますか?」


 森田が「iさんは今でも活動なさってるんですか?」

「はい、最近はヒーリングで病気を癒したり、ヒーラー育成のセミナーを
東京でやってるみたいです。 ただし彼自身がするヒーリングは無償です。 
ボランティアでやってるみたいです。 あとヨガ教室と加圧トレーニングなどです。
彼は『僕は起業家です』といってます」

森田が「一度お会いしてみたいですね」

「ああ、とっても気さくな方ですよ、スタッフの方達もだ取材となるとどうか解りません。 
あれだけの方でも本の一冊も出してませんし、売名行為はしない方ですからでも自身満々です。 
というか、そのへんの感覚は超越してます。

彼の辞書に不可能は無いと思います。 
宇宙にある情報は全部知ってる方だと思いますすし、知らないことでも高次元の自分に
チャネリングして聞くといってましたし、その存在でも知り得ないことは、
その存在がより上の存在にチャネリングして聞くといっておりました」

大越が「本当に凄い方なんですね、因みに奥さんや子供さんはおられるのですか?」

「奥さんも子供さんもおりますし、ご健在です」

宮内は「これからはiさんのようなタイプというか、
宗教に囚われない表現が主流になると思いますね。 

宗教を壊すというか超えるというか・・・これも時流なんでしょうね…… 
これから地球に生を受ける子供達が楽しみです。 
新人類が…… あとiさんについての質問はありませんか? 
つぎはSさんの話しをしましょう」
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