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第9章 学園交流会編
163話 かわいいは正義!
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オルガマギア魔法学園、オルガラミナ武術学園、王立神聖レフィア学園。
俗に世界三大学園と呼ばれる、世界最高峰の名高い3つの学園間で行われる交流会。
この交流会は毎年このくらいの時期に1週間、開催されてる恒例行事であり。
開催地は各学園の回り持ちで、今回は王立神聖レフィア学園で開催される。
交流会では、さまざまなコンペティションや意見交換など、三大学園間での交流。
研究結果などの発表会などなど、一部は一般のお客さんにも公開されてる一大イベント! なのはいいんだけど……
「あ、あの……」
今はこの王立神聖レフィア学園の講堂で行われてる、開催式の真っ只中!
壇上には司会進行役の先生が……王立神聖レフィア学園の学園長の代理として副学園長が立って、交流会の説明とかされてるのに……!!
「なに?」
いや、なに? じゃなくてですね……
「なんで私の膝の上に……?」
おかげで、さっきから周囲からの視線がすごいっ!!
チラチラって、めちゃくちゃ注目されてるんですけどっ!?
「ふふん! ここは私の、特等席」
「っ~!!」
かわいいっ!! ……って! そうじゃないっ! 落ち着くのだ私っ!!
ちょっと眠たげな目をしてて、表情が薄い美少女がちょっとだけ口角を上げてドヤ顔をしたからといって! 取り乱す私では……
「ん、ソフィアも、食べる?」
「か……」
「か?」
「かわいい~っ!」
もうダメ! 我慢できないっ!!
私の膝の上にちょこんって座ってるだけでも、抱きしめたい衝動に駆られてたのに……
この講堂で各学園の生徒達からもらったという貢ぎ物、お菓子を美味しそうに頬張って!
さらには、そのお菓子をコクンって首を傾げながら差し出してこられたら、もうダメだわっ!!
「ふっふっふ~ん! もっと撫でるがいい!!」
もうギュッとしちゃうっ!
「ソフィーちゃんが、レフィーちゃんを抱き締めてるっ!!」
「ご馳走様です」
「なんというか……微笑ましい光景ですよね」
「心が浄化される」
ミラさん達がコソコソとなにかいってるけど……周囲の視線なんて知ったものかっ!
果たして誰がこのかわいさ抗うことができるだろうか?
断言しよう! 誰もこのかわいさには抗えないとっ!!
「はぁ~……本当になにをやってるのよ」
『まったくね……』
むむっ、マリア先生とルミエ様が呆れたような顔でため息をついてるけど……こればっかりは仕方がない!
だって、かわいいんだもんっ! 可愛いは正義なのだ!!
「ふふっ、仕方ない」
『ちょっ!?』
おぉ~、すごいっ!
レフィーちゃんが指を鳴らす動作すらなく、一瞬でマリア先生の隣にいたルミエ様を自分の腕の中に強制転移させ、た……?
『……いきなり転移させないでくれるかしら?』
「ソフィアは今、私のモノ。
むふっ、ソフィアの膝は、私が占拠した!」
『本当に嫉妬深いというか、なんというか……』
「よしよし、久しぶり。
ルミエは、元気にしてた?」
『まぁまぁね。
はぁ……まったく、自分勝手なんだから』
ちょ、ちょっと待って!
なんで普通に猫ちゃんサイズのルミエ様を抱っこしながら、会話してるのっ!?
「私は学園の、真の支配者たる、学園の妖精。
この程度は、あたりまえ」
「へっ?」
い、いま、私の考えを読んで……
「ふふ~ん!」
な、なるほど、これが学園の妖精たるレフィーちゃんの実力なのか。
確かに妖精ならルミエ様が見えてるのも、ルミエ様を強制転移させるほどの転移魔法が使えるのも納得できる……のかな?
「では、これで交流会開催式を終了します」
あっ! いつの間にか開催式が終わっちゃった……
俗に世界三大学園と呼ばれる、世界最高峰の名高い3つの学園間で行われる交流会。
この交流会は毎年このくらいの時期に1週間、開催されてる恒例行事であり。
開催地は各学園の回り持ちで、今回は王立神聖レフィア学園で開催される。
交流会では、さまざまなコンペティションや意見交換など、三大学園間での交流。
研究結果などの発表会などなど、一部は一般のお客さんにも公開されてる一大イベント! なのはいいんだけど……
「あ、あの……」
今はこの王立神聖レフィア学園の講堂で行われてる、開催式の真っ只中!
壇上には司会進行役の先生が……王立神聖レフィア学園の学園長の代理として副学園長が立って、交流会の説明とかされてるのに……!!
「なに?」
いや、なに? じゃなくてですね……
「なんで私の膝の上に……?」
おかげで、さっきから周囲からの視線がすごいっ!!
チラチラって、めちゃくちゃ注目されてるんですけどっ!?
「ふふん! ここは私の、特等席」
「っ~!!」
かわいいっ!! ……って! そうじゃないっ! 落ち着くのだ私っ!!
ちょっと眠たげな目をしてて、表情が薄い美少女がちょっとだけ口角を上げてドヤ顔をしたからといって! 取り乱す私では……
「ん、ソフィアも、食べる?」
「か……」
「か?」
「かわいい~っ!」
もうダメ! 我慢できないっ!!
私の膝の上にちょこんって座ってるだけでも、抱きしめたい衝動に駆られてたのに……
この講堂で各学園の生徒達からもらったという貢ぎ物、お菓子を美味しそうに頬張って!
さらには、そのお菓子をコクンって首を傾げながら差し出してこられたら、もうダメだわっ!!
「ふっふっふ~ん! もっと撫でるがいい!!」
もうギュッとしちゃうっ!
「ソフィーちゃんが、レフィーちゃんを抱き締めてるっ!!」
「ご馳走様です」
「なんというか……微笑ましい光景ですよね」
「心が浄化される」
ミラさん達がコソコソとなにかいってるけど……周囲の視線なんて知ったものかっ!
果たして誰がこのかわいさ抗うことができるだろうか?
断言しよう! 誰もこのかわいさには抗えないとっ!!
「はぁ~……本当になにをやってるのよ」
『まったくね……』
むむっ、マリア先生とルミエ様が呆れたような顔でため息をついてるけど……こればっかりは仕方がない!
だって、かわいいんだもんっ! 可愛いは正義なのだ!!
「ふふっ、仕方ない」
『ちょっ!?』
おぉ~、すごいっ!
レフィーちゃんが指を鳴らす動作すらなく、一瞬でマリア先生の隣にいたルミエ様を自分の腕の中に強制転移させ、た……?
『……いきなり転移させないでくれるかしら?』
「ソフィアは今、私のモノ。
むふっ、ソフィアの膝は、私が占拠した!」
『本当に嫉妬深いというか、なんというか……』
「よしよし、久しぶり。
ルミエは、元気にしてた?」
『まぁまぁね。
はぁ……まったく、自分勝手なんだから』
ちょ、ちょっと待って!
なんで普通に猫ちゃんサイズのルミエ様を抱っこしながら、会話してるのっ!?
「私は学園の、真の支配者たる、学園の妖精。
この程度は、あたりまえ」
「へっ?」
い、いま、私の考えを読んで……
「ふふ~ん!」
な、なるほど、これが学園の妖精たるレフィーちゃんの実力なのか。
確かに妖精ならルミエ様が見えてるのも、ルミエ様を強制転移させるほどの転移魔法が使えるのも納得できる……のかな?
「では、これで交流会開催式を終了します」
あっ! いつの間にか開催式が終わっちゃった……
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