付与って最強だと思いませんか? 悪魔と呼ばれて処刑されたら原初の悪魔に転生しました。とりあえず、理想の国を創るついでに復讐しようと思います!

フウ

文字の大きさ
148 / 436
第8章 悪魔姫の復讐・冒険王編

148話 非常に満足!!

しおりを挟む
「さてと」

 オークがリリィーを恥辱して、元通りに治して。
 そのあとまたオークがリリィーを恥辱。
 それをまた元通りに治して、次は拷問、そんでまた治して恥辱。

 回復させては恥辱やら、拷問やら、特に意味のない暴力やらを繰り返すこと十数回。
 まだまだ、やり返しのストックはたっぷりあるけど……

 ガスターが自身の無力さに絶望する姿も見れたし。
 涙ながらに私の前に平伏して、妹を助けてくれって縋ってくるガスターを嘲笑う事もできた。

 非常に満足!!
 ふふふ、我ながら何て素晴らしいお手本のような復讐!  時間をかけて復讐プランを練った甲斐があったわ!

『時間をかけてって、殆ど昨日考えたよね?』

 ……とにかく!  満足できたわけだし!!
 とりあえずガスターが絶対にリリィーを助けに動けないように拘束用の檻を造って。
 そんでもって自殺とかができないように魔法を展開!

 数回目から面倒……げふん、効率を重視して恥辱やら、拷問やらのやり返しが終われば、毎回自動でリリィーを回復するようしてるし。
 どのやり返しもランダムで勝手に始まるように設定済み!

「よし」

 これで恙無く準備完了!!
 とりあえず、後は勝手によろしくやっといてもらうとして……いざ!  我が絶対領域サンクチュリアこと、ふかふかベッドにダイブっ!!

「ふぅ~」

 ふっ、この私をこうも完璧に受け止めて包み込むとは。
 流石は我が愛しのベッド様っ!  ふぃ~……ふかふか、ぬくぬくで幸せだわー。

 それに、目の前で壊れて……壊されていく妹をただ見ている事しかできず。
 ただただ涙を流しながら嗚咽と共に言葉にならない声を漏らし続けるガスターの絶望と後悔に染まったあの表情!!

「ふふっ」

 あぁ、楽しかったぁ!
 一つ目の復讐を完遂して、良い気分のまま着替えもせずにふかふかぬくぬくのベッドでゴロゴロ。

 ふっふっふ、これぞ至極の堕落っ!!  
 う~ん、もう今日はこのまま睡魔に誘われるがままに寝ちゃおうかな?


 コン、コン


「失礼いたします」

 ……うん、まぁ当然わかってたよ?
 昨日の昼にガスターが魔国の大使館に侵入してから既に半日以上経ってるし。

 一回一回のやり返しが結構長引いちゃったから今はもう日が暮れて夜に。
 そんでもって夜が明けて、完全に朝日が登ってるし。

 今日はガスターへの復讐の顛末と、今後の動きをアラン達と話し合うための会議がある。
 流石に五大国の国王との会議をすっぽかすわけには……いかなくも無いけど。

 とにかく!  それ以外にもやる事が結構あるし、流石にこのまま寝ちゃうってわけにはいかない事くらい当然わかってましたとも!!

「まずは、レフィーお嬢様。
 冒険王ガスターへの復讐、誠におめでとうございます!」

 おぉ、シルヴィアがいつに無く嬉しそうでテンションが高い!

「ん、ありがと」

「そして、ひとまず……お疲れ様でした。
 本当に、本当にお疲れ様です」

「……ん」

 う、うん!  こうやって優しくギュッと抱きしめられるのも悪くないな!!
 ま、まぁ私は子供じゃ無いし、別に抱きしめられても嬉しくも何とも無いわけだけど!

『悪魔ちゃん……』

 と、とにかく!  労るように抱きしめられるのは嫌いじゃないってだけだからな!!
 別にもっとこうしていて欲しいなんて思ってないし!

『本当に素直じゃないよね。
 と言うか、そもそも誰に言い訳してるの?』

 う、うぅ煩いわ!  誰も言い訳なんてしてないから!!

「ふふふ、さて、レフィーお嬢様。
 私としましても、もっとこうしていたいところなのですが……」

「うぅ……」

 シ、シルヴィアまで!!

「致し方ありませんが、リビングへと参りましょう。
 お食事もご用意しておりますし、彼女も皆んなと一緒に待っておりますで」

「わかった」

 何とも言えない恥ずかしい空間から脱出できるのは僥倖だけど。
 やっぱり、ふかふかぬくぬくなベッド様で惰眠を貪るのはお預けかぁー。
しおりを挟む
感想 22

あなたにおすすめの小説

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます

腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった! 私が死ぬまでには完結させます。 追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。 追記2:ひとまず完結しました!

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます

六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。 彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。 優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。 それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。 その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。 しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。 ※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。 詳細は近況ボードをご覧ください。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

処理中です...