347 / 1,060
第八章 自己との対峙
12話
しおりを挟む
「リィ、二時だよ」
唯兄がベッドの脇で教科書を持っていた。
「……日本史嫌い」
「あはは、暗記科目が苦手ってあんちゃんが言ってたけどホントなんだ?」
楽しそうに笑う唯兄を横目にゆっくりと起き上がった。
ローテーブルにはオスロカプチーノのカップが置かれている。なんのお茶かはわからないけど、きっとハーブティー。
「唯兄もハーブティーが好きなの?」
「俺がこよなく愛するのはインスタントコーヒー。普段ホテルで高級なコーヒーばかり飲んでいるとインスタントコーヒーが恋しくなるのよ」
なんて、笑いながら応える。
「コレを淹れたのはあんちゃんだよ。ミントティーだって。淹れてからだいぶ時間が経ってる。常温になってるからぐびぐびいけるよ」
差し出されたカップを両手で受け取り口をつけた。
口の中にミントの香りが広がって、鼻の奥から目にかけて抜ける感じ。
「目、覚めた……」
クスリ、と笑うと唯兄がにこりと笑った。
「じゃ、まずは伸びをしてから軽くストレッチ!」
促されるままに身体を動かしたら、身体全体がすっきりと少し軽くなった気がした。
「さ、やるよ!」
日本史の教科書の影から顔を覗かせて唯兄はニヤリと笑う。
「お願いします」
頭を下げると、ローテーブルの上に置かれたものに釘付けになる。それはよく目にするもので、けれども通常はテーブル上ではお目にかかることのないアイテムだ。
「……どうしてインターホンがテーブルにあるの?」
「やっぱ音が鳴るものがあったほうがそれっぽくていいでしょ?」
言いながら、唯兄はテーブル上にノートパソコンを広げた。
「お仕事しながら?」
「いや、さっき教科書のテスト範囲をスキャンしたんだ。で、パソコンに適当に問題を作らせた。間違えたところは繰り返し出題できるよ」
満面の笑みで言う唯兄に、
「……そういうソフトか何か?」
「ん? リィが寝てる間にちょこっと遊びで作ったソフトだけど、それが何?」
ソフトとは、こんな短時間で作れてしまうものなんだろうか……。
「あ、別に時間のかかるような代物じゃないし、難しくもなんともないから気にしないでよ? 秋斗さんにクリアできないゲームを作れって言われるほうがよっぽど過酷」
それはいったいどんな世界だろう……。湊先生に神の申し子と言われるゆえんはこういうところにあるのかもしれない。
唯兄の勉強法は少し変わっていた。
三十分間問題攻めにされると五分間の休憩がある。そのときにお茶とクッキー一本を食べさせられる。それの繰り返し。三十分一クールな感じ。
集中しすぎると周りが見えなくなることもあるけれど、自分ひとりの世界ではなく現実世界で勉強をしている実感があった。それは問題を出す人がいて、自分が答えるとう方法を取っていたからなのかもしれない。ただ、時間を感じて勉強をするのは久しぶりのことだった。
三クール目に突入したとき、ポーチが開く音がした。
インターホンが鳴って、誰だろう、と思う。
「あんちゃんが出るだろうからリィは勉強」
「はい」
三クール目のクイズが終わるころ、部屋のドアがノックされた。
顔を覗かせたのは蒼兄。
「出かけるの?」
訊いてみたものの、時計はまだ四時を回っていない。
「いや、翠葉にお客さん」
お客、さん……? 今は試験期間だから友達が尋ねてくることはないだろう。
「お客さんって、誰?」
「秋斗先輩だよ。……少し話しがしたいって」
私も話さなくてはいけないことがある。でも、「話がしたい」という言葉だけで身動きが取れなくなる。
「リィ、嫌なら嫌でいいんだよ?」
唯兄はそんなふうに声をかけてくれるけど――嫌よりも、「怖い」……。でも、いつまでも避けてはいられない。
「嫌、ではないの。……クッキーのお礼も言わなくちゃいけないから……」
「だから、会う」の一言が口にはできなかった。
「じゃ、俺と唯はリビングにいるから先輩を呼ぶよ?」
どこか確認のように問われた声に、私はぎこちなく頷いて了承した。
窓際に座っていた私は、気づけばデスクの前まで――ドアと対角線を結ぶ場所まで移動していた。
デスクの足元に置いてあるハープに手を伸ばし引き寄せる。ぎゅっとハープを抱きしめ、自分を叱咤する。
答えは出ているし、呆れられることも想定済み。今さら何を怖がったところで何が変わるでもない。
コンコンコン――半ば開いていたドアをノックする音。
当たり前ながら、フローリングにはふたつの足。黒い靴下の次に見えたのはベージュのチノパン。
学校での服装と同じ……。
徐々に視線を上げていくと、白いシャツが目に入り、最後には秋斗さんの顔を視界に認めた。
「久しぶりだね」
穏やかに笑みを浮かべる秋斗さん。優しい、秋斗さん――
この人に呆れられてしまうのは、嫌われてしまうのは、つらい……。でも、怖いの。色んなことが怖い――
ドアを閉めても秋斗さんがドアの前から動くことはなかった。ただ、ドアを背に立っているだけ。
それなのに、私はどうしてこんなにも緊張しなくてはいけないのだろう。
「あのね、これ以上は近づかないから、そこまで緊張しないでもらえると嬉しい」
秋斗さんは優しい言葉を悲しそうな表情で口にする。私はコクリと首を縦に振ったけど、どうしても身体中の力を抜くことはできなかった。
「……蒼樹に入ってもらう? 俺はそれでもかまわないよ」
それは甘えだろうか、失礼なことだろうか、卑怯なことだろうか――
私が答えを出せずにいると、秋斗さんは「ちょっと待ってね」とドアを開けた。
「蒼樹、悪い。ちょっと来てもらえる?」
蒼兄の気配がすると、
「だめでした?」
「いや、緊張しすぎててちょっとかわいそうだから」
そんなやり取りが小さく聞こえた。
蒼兄がドアから顔を覗かせると、「なるほど」と部屋へ入ってきた。私の隣に座ると肩ごと抱き寄せてくれ、大きな手で左肩を何度もさすってくれる。
「先輩の話を一緒に聞こう?」
顔を覗き込まれ、コクリと頷く。
大丈夫、大丈夫、大丈夫――
何度も自分に言い聞かせる。でも、効果は全然なくて息が苦しくなりそうだった。
秋斗さんは入ってきたときと同様にドアを閉め、一呼吸おくと話し始めた。
唯兄がベッドの脇で教科書を持っていた。
「……日本史嫌い」
「あはは、暗記科目が苦手ってあんちゃんが言ってたけどホントなんだ?」
楽しそうに笑う唯兄を横目にゆっくりと起き上がった。
ローテーブルにはオスロカプチーノのカップが置かれている。なんのお茶かはわからないけど、きっとハーブティー。
「唯兄もハーブティーが好きなの?」
「俺がこよなく愛するのはインスタントコーヒー。普段ホテルで高級なコーヒーばかり飲んでいるとインスタントコーヒーが恋しくなるのよ」
なんて、笑いながら応える。
「コレを淹れたのはあんちゃんだよ。ミントティーだって。淹れてからだいぶ時間が経ってる。常温になってるからぐびぐびいけるよ」
差し出されたカップを両手で受け取り口をつけた。
口の中にミントの香りが広がって、鼻の奥から目にかけて抜ける感じ。
「目、覚めた……」
クスリ、と笑うと唯兄がにこりと笑った。
「じゃ、まずは伸びをしてから軽くストレッチ!」
促されるままに身体を動かしたら、身体全体がすっきりと少し軽くなった気がした。
「さ、やるよ!」
日本史の教科書の影から顔を覗かせて唯兄はニヤリと笑う。
「お願いします」
頭を下げると、ローテーブルの上に置かれたものに釘付けになる。それはよく目にするもので、けれども通常はテーブル上ではお目にかかることのないアイテムだ。
「……どうしてインターホンがテーブルにあるの?」
「やっぱ音が鳴るものがあったほうがそれっぽくていいでしょ?」
言いながら、唯兄はテーブル上にノートパソコンを広げた。
「お仕事しながら?」
「いや、さっき教科書のテスト範囲をスキャンしたんだ。で、パソコンに適当に問題を作らせた。間違えたところは繰り返し出題できるよ」
満面の笑みで言う唯兄に、
「……そういうソフトか何か?」
「ん? リィが寝てる間にちょこっと遊びで作ったソフトだけど、それが何?」
ソフトとは、こんな短時間で作れてしまうものなんだろうか……。
「あ、別に時間のかかるような代物じゃないし、難しくもなんともないから気にしないでよ? 秋斗さんにクリアできないゲームを作れって言われるほうがよっぽど過酷」
それはいったいどんな世界だろう……。湊先生に神の申し子と言われるゆえんはこういうところにあるのかもしれない。
唯兄の勉強法は少し変わっていた。
三十分間問題攻めにされると五分間の休憩がある。そのときにお茶とクッキー一本を食べさせられる。それの繰り返し。三十分一クールな感じ。
集中しすぎると周りが見えなくなることもあるけれど、自分ひとりの世界ではなく現実世界で勉強をしている実感があった。それは問題を出す人がいて、自分が答えるとう方法を取っていたからなのかもしれない。ただ、時間を感じて勉強をするのは久しぶりのことだった。
三クール目に突入したとき、ポーチが開く音がした。
インターホンが鳴って、誰だろう、と思う。
「あんちゃんが出るだろうからリィは勉強」
「はい」
三クール目のクイズが終わるころ、部屋のドアがノックされた。
顔を覗かせたのは蒼兄。
「出かけるの?」
訊いてみたものの、時計はまだ四時を回っていない。
「いや、翠葉にお客さん」
お客、さん……? 今は試験期間だから友達が尋ねてくることはないだろう。
「お客さんって、誰?」
「秋斗先輩だよ。……少し話しがしたいって」
私も話さなくてはいけないことがある。でも、「話がしたい」という言葉だけで身動きが取れなくなる。
「リィ、嫌なら嫌でいいんだよ?」
唯兄はそんなふうに声をかけてくれるけど――嫌よりも、「怖い」……。でも、いつまでも避けてはいられない。
「嫌、ではないの。……クッキーのお礼も言わなくちゃいけないから……」
「だから、会う」の一言が口にはできなかった。
「じゃ、俺と唯はリビングにいるから先輩を呼ぶよ?」
どこか確認のように問われた声に、私はぎこちなく頷いて了承した。
窓際に座っていた私は、気づけばデスクの前まで――ドアと対角線を結ぶ場所まで移動していた。
デスクの足元に置いてあるハープに手を伸ばし引き寄せる。ぎゅっとハープを抱きしめ、自分を叱咤する。
答えは出ているし、呆れられることも想定済み。今さら何を怖がったところで何が変わるでもない。
コンコンコン――半ば開いていたドアをノックする音。
当たり前ながら、フローリングにはふたつの足。黒い靴下の次に見えたのはベージュのチノパン。
学校での服装と同じ……。
徐々に視線を上げていくと、白いシャツが目に入り、最後には秋斗さんの顔を視界に認めた。
「久しぶりだね」
穏やかに笑みを浮かべる秋斗さん。優しい、秋斗さん――
この人に呆れられてしまうのは、嫌われてしまうのは、つらい……。でも、怖いの。色んなことが怖い――
ドアを閉めても秋斗さんがドアの前から動くことはなかった。ただ、ドアを背に立っているだけ。
それなのに、私はどうしてこんなにも緊張しなくてはいけないのだろう。
「あのね、これ以上は近づかないから、そこまで緊張しないでもらえると嬉しい」
秋斗さんは優しい言葉を悲しそうな表情で口にする。私はコクリと首を縦に振ったけど、どうしても身体中の力を抜くことはできなかった。
「……蒼樹に入ってもらう? 俺はそれでもかまわないよ」
それは甘えだろうか、失礼なことだろうか、卑怯なことだろうか――
私が答えを出せずにいると、秋斗さんは「ちょっと待ってね」とドアを開けた。
「蒼樹、悪い。ちょっと来てもらえる?」
蒼兄の気配がすると、
「だめでした?」
「いや、緊張しすぎててちょっとかわいそうだから」
そんなやり取りが小さく聞こえた。
蒼兄がドアから顔を覗かせると、「なるほど」と部屋へ入ってきた。私の隣に座ると肩ごと抱き寄せてくれ、大きな手で左肩を何度もさすってくれる。
「先輩の話を一緒に聞こう?」
顔を覗き込まれ、コクリと頷く。
大丈夫、大丈夫、大丈夫――
何度も自分に言い聞かせる。でも、効果は全然なくて息が苦しくなりそうだった。
秋斗さんは入ってきたときと同様にドアを閉め、一呼吸おくと話し始めた。
5
あなたにおすすめの小説
光のもとで2
葉野りるは
青春
一年の療養を経て高校へ入学した翠葉は「高校一年」という濃厚な時間を過ごし、
新たな気持ちで新学期を迎える。
好きな人と両思いにはなれたけれど、だからといって順風満帆にいくわけではないみたい。
少し環境が変わっただけで会う機会は減ってしまったし、気持ちがすれ違うことも多々。
それでも、同じ時間を過ごし共に歩めることに感謝を……。
この世界には当たり前のことなどひとつもなく、あるのは光のような奇跡だけだから。
何か問題が起きたとしても、一つひとつ乗り越えて行きたい――
(10万文字を一冊として、文庫本10冊ほどの長さです)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる