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樽井 奈央 Tarui Nao 悪魔のささやき
第4話
しおりを挟む20分くらいだろうか、ゆっくりと談笑しながら飲み進んでいき、みんな程よく酔ってだいぶ雰囲気にも馴染めてきたところだった。
「じゃ、ここでいつもの王様ゲームやりますか!!」
「やるか!」
「いえーい!」
私は何がいつもの王様ゲームなのかよくわからなかったけど、まあ、王様ゲームは定番だからそう言ったのかな、と納得した。
「おーさまだーれだ!」
そう言って割り箸を引くと、私は5番だった。
「あ、俺だー」
そう言ったのは玲矢だった。
「えー、しょっぱなかー…
じゃあ、4番の人が1番の人にキス」
しょっぱなから、キス!?
やっぱり高校生の合コンとはわけが違う……。
「あ、私だ!」「俺、4番!」
そう言ったのはストレート胸出し女の茉莉花と長身茶髪の達也だった。
「じゃ、立って、キスして」
そう、玲矢がいうと、2人は立ち上がって向かい合い……
「んっ、ん……あっ……んぅ」
えっ、キスって、ディープキス、なの?
「どう、王様!こんな感じで」
「いいね」
そしてまた、ゲームが始まる。
「おーさまだーれだ!」
私は1番だった。
なんだか、こんなに激しいものだと思っていなかったから急に怖くなってきた。
「はあーいわたし!」
そう言ったのはさっきまでキスをしていた茉莉花だった。
「じゃあ、3番の人が、テーブルの上で5番の人の方向見ながらオナニーする!」
え、そ、そんな、お、オナニー?
私、合コンに来たんだよね?こんな、こんなことある?
「ちょっと!茉莉花勘弁してよ!私じゃん!」
どうやら恵里奈が3番だったらしい。
「じゃあ、俺に見せてよ」
そういったのは玲矢だった。
「早く脱げってぇ!」
達也が恵里奈を急かす。
そういうと白いスカートをぬいで、パンツ一枚でテーブルの上に乗った。
そして、玲矢の前でM字開脚をしながらアソコを触り始めた。
「れ、玲矢、みえる?」
「見えるよ」
「じゃー、3番の人はイクまでしてね?」
「はい…」
くちゅ、くちゅという音がなる。
「はあ、はあ」
だんだん恵里奈の息づかいが荒くなり、玲矢は顔を赤らめている。
「んっ、んくぅ……いくぅ……」
そういって、恵里奈はイッてしまったようだ。
くたあっとして、ヨダレを垂らしている。
「おっけー!次のゲームいこう!」
恵里奈は静かにテーブルからおりてスカートを履き、何事も無かったのように次のゲームに参加した。
「おーさまだーれだ!」
「あ、俺だ!」
そういったのは達也だった。
私はまた1番だった。そろそろ来るんじゃないかってビクビクしてる。
「じゃあ、5番のひとが、4番の人のアソコを舐める!」
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