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ひのま

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楠 まりあ Kusunoki Maria だれかおしえて?

第2話

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 どうしよう、だれかおしえてっ!
 私ど、どうすればいいの?

 すっぽりとはまってしまって、あそこから全く抜けない。
 恥ずかしいけど、自分のあそこをゆっくりと覗き見た。

 えっ?跡形もない!!
 本当に、完全に、入っちゃったの?

 ど、どうしよう、明日学校だよ? 
 このまま、いけないよお。
 でも誰にもとってもらえないし、
 助けてほしいけど、恥ずかしくて誰にも言えないし・・・

 何度もとろうと頑張ったけど、とろうとすると吐き気がして、もう、だめだ。

 明日、こっそり、保健室の先生に聞いてみようかな・・・
 そ、そうしよう!明日までの辛抱!
 今日は頑張って寝て、明日取る!


 寝れない!けど、おやすみなさいっ!




「まりあ、おはよう」
「ゆゆゆゆ、唯ちゃん、おやよう」
「おやようってなによ、おはようでしょ」
「おおおはようっ」

 私の友達、神内唯ちゃん!頭もよくて、スタイルもよくて、性格もよくて、のパーフェクトレディー!私の自慢の友達です。

「何か隠してるの?」
「かこきか隠してないんかないよおー!」
「・・・・・・あ、そう?あ、私今日、生徒会あるから先に帰ってて」
「わかったあーっ」

 よかったあ、ばれてないみたい!
 待てよ。でも、私って、休み時間ずーっと、唯ちゃんと一緒にいるじゃん!どうやって保健室に行こう・・・。とてもじゃないけど、3時間目の体育までには取らないと私、おかしくなっちゃうよ!
 ええいっ!仕方がないっ!授業を抜け出すしかない!


「先生、お腹痛いので保健室いきます!」
「・・・の割には元気じゃないか?」
「いえ、もう限界なんです!」
「・・・そうか、わかった」

 よっし!さすが高宮先生!優しい優しい!
 待ってて!保健室の先生!

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