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遠藤 長閑 Endou Nodoka 引きこもり隊二号
第4話
しおりを挟む「誰とセックスしてたの?」
はっ?なにを言ってるんだこいつはーーーっ!!!
でもキラは自分が言っていることを全く恥じずに、淡々と話し続ける。
「僕たちはこのゲームのトッププレイヤーだと思う。
君と僕はもう999レベルだ。
100レベル毎に特典があったと思うんだけど、わかるよね?」
「うん」
100レベルごとに好きなプレイヤーと、まあ、そういうことをするという、ものだ。
毎回シチュエーションが違って、なかなかにリアル。
リアルすぎて私はちょっと怖かったけど。
だけど私にとってはそんな特典どうでもよかった。
「あれを神は誰としてた?」
「えっ?まあ、100レベル上げる間に一番協力プレイをしていた人かな」
「それは、誰?」
それは、まあ、キラだけど、そういうつもりじゃなくて、めんどくさいから、協力プレイ履歴の一番上にある人にしてたんだもん。勘違いするな、自分!
「キラ、だけど」
「ありがとう、僕も全て神としていたよ」
「だけど!それは、キラのことが好きとか、そういうのじゃなくて・・・」
「そっか・・・ごめん、神。僕は勝手に勘違いをしていたみたいだ」
「うん・・・」
気まずい空気が流れる。
「じゃあ他の人にするよ」
「え?」
なにそれ、他の人にするってなに?
許嫁と結婚しないで済むなら誰とでもいいってこと?
それはひどくない?
「僕の中では君しかいないと思っていたんだけどな。
一緒にレベルアップするのは」
待って待って、話が読めない。
「どういうこと?」
「神は知らないのかい?1,000レベルになる方法」
「えっ?そんなの、あるの?」
「あるよ」
えー((((;゚Д゚)))))))((((;゚Д゚)))))))((((;゚Д゚)))))))
シラナカッタ!!!!
「お、教えて!!!」
「いいよ」
ヤッタァァァーー*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「ただし、条件があるんだ」
「なになにーーっ!なんでも言ってよー」
私は嬉しさのあまりキラの背中をばしばし叩きながら言った。
「僕とセックスしてくれる?」
ハァ?Σ(・□・;)Σ(・□・;)Σ(・□・;)
なに言ってるんじゃい!
「ど、どういうこと?」
「嫌ならいいんだ、別の人に頼むから」
「ちょ、ちょっとまってよ!」
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