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七
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七
「って、なんでこうなってんだよ!」
私は叫びながら、機関銃を撃ちまくっていた。
一般道を車は時速百キロを余裕で超えて、突き抜けて行く。それでも、背後に二台、右側に一台、自動車が追ってくる。向こうも普通車に見えるが、こちらの機関銃弾が時折弾かれるところを見ると、改造されているようだ。
それも一流の改造だ。当然、一般の車ではない。
「ケイト、右に曲がるよ!」
「馬鹿言えイアン! 右に曲がったら、ぶつかっちまう!」
「それを防ぐのがケイトの役目だろ!」
珍しくイアンが大きな声を出したので、私は「わーったよ!」と怒鳴りながら、機関銃を引き寄せると、ドアを開け、銃撃でそのドアを脱落させる。開けた視界の向こうで、自動車の後部座席から、自動小銃だろう銃口がこちらを狙っていた。
「悪いな公務員、ここでおさらばだ」
私は相手の後部座席に十分に弾丸を叩きこんだ。ガラスが割れ、中を銃弾が跳ね回ったのが手応えで分かる。そのまま射線を前部座席に向け、それから相手の車のタイヤを狙って的確に破壊する。
結果として、追手の車は機動を乱し、道路わきへ飛びだしたかと思うと、どこかの商店に頭から突っ込んでいった。私たちの車は、右に回る。
「ハッハー! まずは一匹だぜ、イアン!」
「それは良いから、後方の車を牽制して!」
私はリアウインドウを叩き割って、銃撃する。後部から追ってくる車の一台は、天井が開くらしく、一人の姿がはっきり見えた。向こうも機関銃を装備しているようだ。
「勝負だ、ジャパニーズ」
私たちの間で、銃弾が行き来する。マズルフラッシュが夜の空気に美しいな、とあたしは思っていた。そして、向こうの射手がぐったりするのが見えた。同時に、私の右肩に痛み。そしてさらに、こちらの車の挙動が乱れる。
右肩を見ると、出血していた。弾丸がかすめたらしい。
「くそったれめ! 十倍どころか百倍で返してやんぜ!」
「ケイト、タイヤに何発かもらったみたいだ! こっちももたない!」
「イアン! もう一匹仕留めるまで、どうにかもたせな!」
私は銃撃が止んだ方の車、その運転席を狙い撃ちにする。ガラスにひびが入り、そしてあっという間に割れた。運転手が見える。背広を着ているように見えた。その手に拳銃がある。
発砲。
私のすぐ近くを弾丸がかすめる。頬に熱があり、手でぬぐうと赤くなった。
「やるじゃねぇか! ぶっ殺してやる!」
私はその運転手を一瞬で射殺する。もっと弾丸を叩きこみたかったが、その前に向こうは偶然、ブレーキを踏みつけたらしく、スリップして停車し離れて行った。三台目はかなり離れている。
「ケイト! ベルトを――!」
イアンの声が終わるより先に、車はカーブを曲がり、がくんと揺れると、そのまま後部を思い切り交差点の建物に突っ込ませた。私はシートベルトを掴んでいたので、どうにか車から放り出されずに済む。
車はそのままバランスを崩すと、電柱に横からぶつかって、ひしゃげるように停止した。
「くそイアンめ、運転が下手糞なんだ」
私はシートから体を起こすと、なくなっているドアの方から外に出た。イアンも出てくる。彼はすぐに助手席で身を縮こまらせていた良司を車外へ連れ出す。
「きみたちは、どうして、こうも車に呪われているんだ?」
良司の言葉に、私は笑うしかない。
「呪われてんのは、おっさんなんじゃねぇの? おっと、無駄話している暇はねぇ。三台目が来る。ヒッチハイクするのが先か、それとももう一台、車を潰すのが先か。隠れる、っていう手もあるな」
私は手元の機関銃を見た。弾帯はもうかなり短い。撃てて数秒だろう。
「ケイト」イアンが言う。「追手は僕がどうにかしよう。ケイトは、新谷さんを連れて、先へ行け」
「銃を貸してやろうか?」
「いや、大丈夫。すぐ追いつくよ」
イアンの言葉に、私は少し考えて、銃を肩に担ぐと、良司の手を引いて走り出した。
「港で待っているぜ、イアン!」
私は良司を引きずって、走って行く。
イアンはケイトが走り去って行くのを見送りながら、近づいてくる車のエンジン音に耳を澄ませていた。
交差点を、車が曲がってくる。車から枝のように人が身を乗り出し、こちらに銃を向けている。そして躊躇なく、発砲してくる。
それに対してイアンが取った行動は、両腕で頭を守ることだった。
銃弾が彼の体にぶつかる、そして食い込む。だがそれだけだ。
イアンはハーミットの中でも、皮膚を硬化させることに長ける。銃弾を防ぐのも訳はない。追っ手もそれに気付いたのか、車で轢殺しようとしてくる。
目前に迫った車に、イアンは持ち上げた手を、差し出すように振りおろした。
甲高い音が鳴り響き、派手に火花が散った。
車は、両断されていた。左右に別れて、歩道に突っ込んで止まる。イアンは車を切り裂いた右腕を、少し痛かったのか、振りながら、左手で拳銃を引き抜いた。
追手が混乱から立ち直り、はい出してくるのを、イアンは一人ずつ、射殺していく。
そのうち一人が、勢いよく跳び上がり、イアンのすぐ近くに着地した。
「貴様、ブレイドか!」
「そう言うお前は……」
イアンは相手の顔をちらっと見てから、先に追手を始末しようと、銃を向ける。
その銃が一瞬でバラバラになった。イアンは目を細めて、イアンを「ブレイド」と呼んだ男に視線を戻す。
「誰かと思ったら、ストリングか」
「ブレイド、貴様、何している?」
「仕事さ。汚れた、ね」
イアンはまっすぐに男、ストリングへと駆けだす。ストリングが腕を振るう。その腕の先、十本の指からは、十本の細い細い、見ることも難しい糸が伸びている。
それが空気を断末魔のような音を立てて引き裂いて、イアンに迫る。
「お前は――」
イアンが小さな声で言う。
「――僕には勝てない」
糸が、イアンに衝突する。
しかし、拳銃をバラバラに切断したはずの糸は、イアンに傷一つ付けられなかった。
イアンにぶつかった瞬間、糸は切れている。
「なっ――」
「遅いよ」
イアンはあっという間にストリングに肉薄すると、拳をその腹に叩き込んだ。ストリングが呻く。
イアンが意外な表情。ストリングが笑う。
キュッとイアンの首が締まる。が、イアンの皮膚が一瞬で固くなり、そしてその表面が波立ったかと思うと、糸は切れていた。イアンはストリングから離れる。ストリングがまた笑う。
「ハーミットも技術を磨けば、さらなる高みへ到達できる」
「まったく、驚かされたよ。すごい手品だ」
イアンは笑いながら、ストリングを見た。その腹部は服が破けているが、その向こうには灰色をした網のようなものが見える。そしてイアンは右拳を持ち上げて、そこを見た。微かに血がにじんでいる。
ストリングスが両腕を持ち上げる。
「手品で死ねばいい」
両腕の服が細切れに吹きとび、無数の糸が飛び出す。それが包み込むように、イアンに襲いかかる。全方位からの、隙のない、絶対の刃による斬撃の攻撃。
イアンは困ったように笑うと、身をかがめた。
そして一歩、前に踏み出した。
「う――」
イアンの体は、呻いたストリングの背後にあった。
「やっぱり、手品だ」
ストリングスの眼前で、アスファルトがバラバラに切断される。そしてストリングスの体も、腰で輪切りにされ、地面に転がった。ただイアンだけが、平然と立っている。イアンはハンカチを取り出すと、右手の拳に巻いた。
「急がなきゃ」
イアンはケイトと良司を追いかけて走り出した。
私は通りに飛び出すと、止まっているタクシーに飛びついた。
「な、何だぁ?」
運転手が寝ぼけてそんなことを言ってくるので、私は機関銃をその眼前に突きつける。
「ヘイ、運ちゃん、そこ退きな。金は持って行って良いからよ」
「あ、わ、わ」
運転手がセカンドバッグを抱えて路上に転がり出す。私は良司を運転席に押し込む。
「運転くらいできるんだろ、おっさん」
「わ、私は普通の運転し……」
「別にウイリーで走れとは言わねぇよ。じゃあ、運転するのと、銃を撃つの、どっちが良い? 考えている時間はねぇぜ」
う、運転しよう、と良司が運転席に落ち着き、私は助手席に向かう。
乗り込んで、私はメーターを賃走に変える。
「じゃあ、波止場まで行ってもらおうか」
車が走り出す。かなり遅い。
「もっと速く! アクセルベタ踏みで行け!」
「わ、分かった、分かったから銃を振りまわすな!」
良司が車を加速させる。
「仲間が、心配じゃないのか?」
良司が唐突にそう言ったので、私は即座に理解できなかった。
「イアンか? まぁ、大丈夫だろうよ」
「それは彼がハーミットだからか?」
私はその言葉に、思わず笑ってしまう。
「ハハッ、違うぜ、おっさん。私がそう思うのはな」
私は目を細めた。
「あいつが、本当に強いからだ。さぁ、質問はもうなしだ。波止場へ急ぎな。あんたの死へのリミットはもう近いぜ」
車は車道を突き抜けて行く。
「って、なんでこうなってんだよ!」
私は叫びながら、機関銃を撃ちまくっていた。
一般道を車は時速百キロを余裕で超えて、突き抜けて行く。それでも、背後に二台、右側に一台、自動車が追ってくる。向こうも普通車に見えるが、こちらの機関銃弾が時折弾かれるところを見ると、改造されているようだ。
それも一流の改造だ。当然、一般の車ではない。
「ケイト、右に曲がるよ!」
「馬鹿言えイアン! 右に曲がったら、ぶつかっちまう!」
「それを防ぐのがケイトの役目だろ!」
珍しくイアンが大きな声を出したので、私は「わーったよ!」と怒鳴りながら、機関銃を引き寄せると、ドアを開け、銃撃でそのドアを脱落させる。開けた視界の向こうで、自動車の後部座席から、自動小銃だろう銃口がこちらを狙っていた。
「悪いな公務員、ここでおさらばだ」
私は相手の後部座席に十分に弾丸を叩きこんだ。ガラスが割れ、中を銃弾が跳ね回ったのが手応えで分かる。そのまま射線を前部座席に向け、それから相手の車のタイヤを狙って的確に破壊する。
結果として、追手の車は機動を乱し、道路わきへ飛びだしたかと思うと、どこかの商店に頭から突っ込んでいった。私たちの車は、右に回る。
「ハッハー! まずは一匹だぜ、イアン!」
「それは良いから、後方の車を牽制して!」
私はリアウインドウを叩き割って、銃撃する。後部から追ってくる車の一台は、天井が開くらしく、一人の姿がはっきり見えた。向こうも機関銃を装備しているようだ。
「勝負だ、ジャパニーズ」
私たちの間で、銃弾が行き来する。マズルフラッシュが夜の空気に美しいな、とあたしは思っていた。そして、向こうの射手がぐったりするのが見えた。同時に、私の右肩に痛み。そしてさらに、こちらの車の挙動が乱れる。
右肩を見ると、出血していた。弾丸がかすめたらしい。
「くそったれめ! 十倍どころか百倍で返してやんぜ!」
「ケイト、タイヤに何発かもらったみたいだ! こっちももたない!」
「イアン! もう一匹仕留めるまで、どうにかもたせな!」
私は銃撃が止んだ方の車、その運転席を狙い撃ちにする。ガラスにひびが入り、そしてあっという間に割れた。運転手が見える。背広を着ているように見えた。その手に拳銃がある。
発砲。
私のすぐ近くを弾丸がかすめる。頬に熱があり、手でぬぐうと赤くなった。
「やるじゃねぇか! ぶっ殺してやる!」
私はその運転手を一瞬で射殺する。もっと弾丸を叩きこみたかったが、その前に向こうは偶然、ブレーキを踏みつけたらしく、スリップして停車し離れて行った。三台目はかなり離れている。
「ケイト! ベルトを――!」
イアンの声が終わるより先に、車はカーブを曲がり、がくんと揺れると、そのまま後部を思い切り交差点の建物に突っ込ませた。私はシートベルトを掴んでいたので、どうにか車から放り出されずに済む。
車はそのままバランスを崩すと、電柱に横からぶつかって、ひしゃげるように停止した。
「くそイアンめ、運転が下手糞なんだ」
私はシートから体を起こすと、なくなっているドアの方から外に出た。イアンも出てくる。彼はすぐに助手席で身を縮こまらせていた良司を車外へ連れ出す。
「きみたちは、どうして、こうも車に呪われているんだ?」
良司の言葉に、私は笑うしかない。
「呪われてんのは、おっさんなんじゃねぇの? おっと、無駄話している暇はねぇ。三台目が来る。ヒッチハイクするのが先か、それとももう一台、車を潰すのが先か。隠れる、っていう手もあるな」
私は手元の機関銃を見た。弾帯はもうかなり短い。撃てて数秒だろう。
「ケイト」イアンが言う。「追手は僕がどうにかしよう。ケイトは、新谷さんを連れて、先へ行け」
「銃を貸してやろうか?」
「いや、大丈夫。すぐ追いつくよ」
イアンの言葉に、私は少し考えて、銃を肩に担ぐと、良司の手を引いて走り出した。
「港で待っているぜ、イアン!」
私は良司を引きずって、走って行く。
イアンはケイトが走り去って行くのを見送りながら、近づいてくる車のエンジン音に耳を澄ませていた。
交差点を、車が曲がってくる。車から枝のように人が身を乗り出し、こちらに銃を向けている。そして躊躇なく、発砲してくる。
それに対してイアンが取った行動は、両腕で頭を守ることだった。
銃弾が彼の体にぶつかる、そして食い込む。だがそれだけだ。
イアンはハーミットの中でも、皮膚を硬化させることに長ける。銃弾を防ぐのも訳はない。追っ手もそれに気付いたのか、車で轢殺しようとしてくる。
目前に迫った車に、イアンは持ち上げた手を、差し出すように振りおろした。
甲高い音が鳴り響き、派手に火花が散った。
車は、両断されていた。左右に別れて、歩道に突っ込んで止まる。イアンは車を切り裂いた右腕を、少し痛かったのか、振りながら、左手で拳銃を引き抜いた。
追手が混乱から立ち直り、はい出してくるのを、イアンは一人ずつ、射殺していく。
そのうち一人が、勢いよく跳び上がり、イアンのすぐ近くに着地した。
「貴様、ブレイドか!」
「そう言うお前は……」
イアンは相手の顔をちらっと見てから、先に追手を始末しようと、銃を向ける。
その銃が一瞬でバラバラになった。イアンは目を細めて、イアンを「ブレイド」と呼んだ男に視線を戻す。
「誰かと思ったら、ストリングか」
「ブレイド、貴様、何している?」
「仕事さ。汚れた、ね」
イアンはまっすぐに男、ストリングへと駆けだす。ストリングが腕を振るう。その腕の先、十本の指からは、十本の細い細い、見ることも難しい糸が伸びている。
それが空気を断末魔のような音を立てて引き裂いて、イアンに迫る。
「お前は――」
イアンが小さな声で言う。
「――僕には勝てない」
糸が、イアンに衝突する。
しかし、拳銃をバラバラに切断したはずの糸は、イアンに傷一つ付けられなかった。
イアンにぶつかった瞬間、糸は切れている。
「なっ――」
「遅いよ」
イアンはあっという間にストリングに肉薄すると、拳をその腹に叩き込んだ。ストリングが呻く。
イアンが意外な表情。ストリングが笑う。
キュッとイアンの首が締まる。が、イアンの皮膚が一瞬で固くなり、そしてその表面が波立ったかと思うと、糸は切れていた。イアンはストリングから離れる。ストリングがまた笑う。
「ハーミットも技術を磨けば、さらなる高みへ到達できる」
「まったく、驚かされたよ。すごい手品だ」
イアンは笑いながら、ストリングを見た。その腹部は服が破けているが、その向こうには灰色をした網のようなものが見える。そしてイアンは右拳を持ち上げて、そこを見た。微かに血がにじんでいる。
ストリングスが両腕を持ち上げる。
「手品で死ねばいい」
両腕の服が細切れに吹きとび、無数の糸が飛び出す。それが包み込むように、イアンに襲いかかる。全方位からの、隙のない、絶対の刃による斬撃の攻撃。
イアンは困ったように笑うと、身をかがめた。
そして一歩、前に踏み出した。
「う――」
イアンの体は、呻いたストリングの背後にあった。
「やっぱり、手品だ」
ストリングスの眼前で、アスファルトがバラバラに切断される。そしてストリングスの体も、腰で輪切りにされ、地面に転がった。ただイアンだけが、平然と立っている。イアンはハンカチを取り出すと、右手の拳に巻いた。
「急がなきゃ」
イアンはケイトと良司を追いかけて走り出した。
私は通りに飛び出すと、止まっているタクシーに飛びついた。
「な、何だぁ?」
運転手が寝ぼけてそんなことを言ってくるので、私は機関銃をその眼前に突きつける。
「ヘイ、運ちゃん、そこ退きな。金は持って行って良いからよ」
「あ、わ、わ」
運転手がセカンドバッグを抱えて路上に転がり出す。私は良司を運転席に押し込む。
「運転くらいできるんだろ、おっさん」
「わ、私は普通の運転し……」
「別にウイリーで走れとは言わねぇよ。じゃあ、運転するのと、銃を撃つの、どっちが良い? 考えている時間はねぇぜ」
う、運転しよう、と良司が運転席に落ち着き、私は助手席に向かう。
乗り込んで、私はメーターを賃走に変える。
「じゃあ、波止場まで行ってもらおうか」
車が走り出す。かなり遅い。
「もっと速く! アクセルベタ踏みで行け!」
「わ、分かった、分かったから銃を振りまわすな!」
良司が車を加速させる。
「仲間が、心配じゃないのか?」
良司が唐突にそう言ったので、私は即座に理解できなかった。
「イアンか? まぁ、大丈夫だろうよ」
「それは彼がハーミットだからか?」
私はその言葉に、思わず笑ってしまう。
「ハハッ、違うぜ、おっさん。私がそう思うのはな」
私は目を細めた。
「あいつが、本当に強いからだ。さぁ、質問はもうなしだ。波止場へ急ぎな。あんたの死へのリミットはもう近いぜ」
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