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神の修行。
いきなりの襲撃。
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何か月か経った。僕は相変わらず修行の日々を送っている。
ナーディルさんには引き続き剣術の基礎と、新たに体術の基礎と震極拳の武神套路を教えてもらい修行させてもらっている。震極拳は元をたどればナーディルさんの格闘術が伝わって変化したものだ。ナーディルさん曰く一応洗練されてるな、と言う事。震極拳の修行は僕の地上に降りたときに練習メニューに加えやすいので採用したようだ。
マデリエネさんには魔力を全身に行き渡らせる練習と、基礎の魔法理論、基礎魔術理論を教えてもらって、日々特訓中だ。この前初めて魔術に挑戦し『魔力の矢』という連射可能な魔術に成功した。魔術というのは回数制限があって一人一日何回使えるか決まっているそうだ。マデリエネさんはその一回に必ず魔力の矢は入れておいた方が良いと言った。魔力の矢は魔力量が多い人と魔力の収束の上手い人は一回に素数の数連射できるそうで僕には合っているらしい。まだ2本しか増やす事ができないがいずれ増えるだろうか?
グンヴォルさんには経済の話を教えてもらうかたわら、モノづくりの基礎を教えてもらっている。今重点的に学んでいるのは鍛治で、稚拙な出来の武器を日々作り続けている。それとこの前グンヴォルさんと話をしている中で車のサスペンションを思い出し、なんとか形にできないのかと共同開発をしている。
ロスハーンさんは相変わらず鬼だ。最近は内臓でもお構いなく傷つけてくる。擬似魔力回路システムを着て、治癒を使うようになった。神聖力というものは相変わらずわからないがロスハーンさん無しで使えるのか心配なところでもある。この前うさぎを相手に初めて治癒を使った。何度か失敗したが一応使えるようになったのが大きな進歩であろう。
イサリナさんもある意味鬼である。日々色々なシチュエーションの明晰夢を見させられて対応するように迫られる。もう何十回も色んな殺され方で死んだし、自分のせいで何人もの人を殺める事になった。時には悲しみに押しつぶされそうになるし、怒りに我を忘れそうになる。それに身を任せたら大概ゲームオーバーになるのでそうならないように立ち回ることをしている。イサリナさんにはその他に魔獣の従属のやり方を教わっているがまだまだ実践には程遠い。できても使うシチュエーションがあるのかわからないが覚えておいて損はないだろう。なおテイマーという魔獣使いの職業があり、その職業に就いた人間の中にイサリナさんの信者が多いがロクな使い方をしないと嘆いていた。
さて、あとはアネーシャさんだ。僕はアネーシャさんに現在修行をつけてもらっている最中だ。アネーシャさんには冒険者の技能の基礎や薬学の基礎を学んでいる。基本アネーシャさんは自由な人なのである程度教えたら放置される事が多い。
今日は森歩きの練習をしているところだが、アネーシャさんの姿は見えない。アネーシャさんの神力で本当の森になったかのような森を歩く。音を立てず静かに方角を常に注意して進む。
ふと見ると前方に煙が上がっている。僕はそれを避けるように方向を変える。何か別のモノがいるようだ。警戒して距離を取る。距離をとり擬似魔力回路システムとゴーグルを見につけ、自分で作った粗雑な剣を腰に差し、アネーシャさんからもらった忍び足ブーツを履く。
魔力視覚を賦活してそちらの方向を見る。魔力を捉えるとどうやら人型の何からしい。百害あって一利なし。僕はアネーシャさんに学んだ忍び足を使いながら、その人型から更に離れる。
「ガナム、いたぞー!」
という声が。二人組だったのか?人間か?とても嫌な予感がしたので逃げ出す。ナーディルさんに教わった中距離型の走法でとにかく逃げる。
前から一人走ってくるのが見えた。ちっ!3人か!僕は右に折れ、更に進む。回り込まれる。戦わなければならないのか!?
前方に獣人の男が現れる。明らかに戦闘態勢だ。僕は止まりギリギリまで引きつける。接触しようとする所に大岩を収納から出す。男は大岩に頭から突っ込んで倒れた。
後ろからは獣人の女が走ってくる。その後ろには巨体を持つヒト族。とりあえず距離を取らなければ。前方へと短距離走法で走る。女がどんどん近づいてくる。女は飛び上がると僕の前に出た。
「逃さないよ」
女が短剣を持って切り掛かってくる。不思議と焦りはない。イサリナさんにさんざんやられたからだろう。冷静に剣で捌いて『収納』から10本投げ入れたナイフを発射する。ナイフのうちの一本が女の肩にあたり貫通する。
女は倒れた。後ろには巨体が迫っている。逃げられない。僕はそのままショルダータックルを受けて吹っ飛んだ。
大木が迫ってきてぶつかった。全身に痛みが走る。これ何本かイったな。
「ちょこまかと逃げやがって。こんなクズをなんでナーディル様もアネーシャ様も気にかけてるんだ。早く殺そう」
「まてガナム。私が殺る。この肩のナイフ抜けないんだ。この恨みを晴らす」
ああ。ナイフに返しが付いてて抜けにくくなってるのそれ。女が短剣を持って近づく。僕は気絶したフリをして相手が近づくのを待つ。あと3m、2m、1m。今だ!
僕の『収納』から40本のナイフが発射される。女は避けようもなく針襖になる。ちっ。重要器官は外れている。惜しいな。道連れにはできなかった。
くそっ!身体が動かない…今度は巨体か。
巨体は距離をとって攻撃するようだ。僕が放ったナイフを拾って投げてくる。腕に当たり刺さった感触がある。どっちにせよ痛いから関係ない。
僕は頭がさーっと冷静になるのを感じる。魔力を腹に収束させる…まだだ…まだだ…良し。
『魔力の矢』
1本…2本…3本…5本…7本…11本…13本。一本一本に魔力を思いっきりのせた矢を用意する。
「う、嘘だろ」
巨体はむやみやたらにナイフや石を投げてくる。何本か刺さったが気にしない。石で額が割れた感触がする。
「はっし…」
「待ちなさい!」
アネーシャさんの声だ。風で全力を込めた魔力の矢が消える。結局勝てなかったな……僕の意識が遠くなっていった。
ナーディルさんには引き続き剣術の基礎と、新たに体術の基礎と震極拳の武神套路を教えてもらい修行させてもらっている。震極拳は元をたどればナーディルさんの格闘術が伝わって変化したものだ。ナーディルさん曰く一応洗練されてるな、と言う事。震極拳の修行は僕の地上に降りたときに練習メニューに加えやすいので採用したようだ。
マデリエネさんには魔力を全身に行き渡らせる練習と、基礎の魔法理論、基礎魔術理論を教えてもらって、日々特訓中だ。この前初めて魔術に挑戦し『魔力の矢』という連射可能な魔術に成功した。魔術というのは回数制限があって一人一日何回使えるか決まっているそうだ。マデリエネさんはその一回に必ず魔力の矢は入れておいた方が良いと言った。魔力の矢は魔力量が多い人と魔力の収束の上手い人は一回に素数の数連射できるそうで僕には合っているらしい。まだ2本しか増やす事ができないがいずれ増えるだろうか?
グンヴォルさんには経済の話を教えてもらうかたわら、モノづくりの基礎を教えてもらっている。今重点的に学んでいるのは鍛治で、稚拙な出来の武器を日々作り続けている。それとこの前グンヴォルさんと話をしている中で車のサスペンションを思い出し、なんとか形にできないのかと共同開発をしている。
ロスハーンさんは相変わらず鬼だ。最近は内臓でもお構いなく傷つけてくる。擬似魔力回路システムを着て、治癒を使うようになった。神聖力というものは相変わらずわからないがロスハーンさん無しで使えるのか心配なところでもある。この前うさぎを相手に初めて治癒を使った。何度か失敗したが一応使えるようになったのが大きな進歩であろう。
イサリナさんもある意味鬼である。日々色々なシチュエーションの明晰夢を見させられて対応するように迫られる。もう何十回も色んな殺され方で死んだし、自分のせいで何人もの人を殺める事になった。時には悲しみに押しつぶされそうになるし、怒りに我を忘れそうになる。それに身を任せたら大概ゲームオーバーになるのでそうならないように立ち回ることをしている。イサリナさんにはその他に魔獣の従属のやり方を教わっているがまだまだ実践には程遠い。できても使うシチュエーションがあるのかわからないが覚えておいて損はないだろう。なおテイマーという魔獣使いの職業があり、その職業に就いた人間の中にイサリナさんの信者が多いがロクな使い方をしないと嘆いていた。
さて、あとはアネーシャさんだ。僕はアネーシャさんに現在修行をつけてもらっている最中だ。アネーシャさんには冒険者の技能の基礎や薬学の基礎を学んでいる。基本アネーシャさんは自由な人なのである程度教えたら放置される事が多い。
今日は森歩きの練習をしているところだが、アネーシャさんの姿は見えない。アネーシャさんの神力で本当の森になったかのような森を歩く。音を立てず静かに方角を常に注意して進む。
ふと見ると前方に煙が上がっている。僕はそれを避けるように方向を変える。何か別のモノがいるようだ。警戒して距離を取る。距離をとり擬似魔力回路システムとゴーグルを見につけ、自分で作った粗雑な剣を腰に差し、アネーシャさんからもらった忍び足ブーツを履く。
魔力視覚を賦活してそちらの方向を見る。魔力を捉えるとどうやら人型の何からしい。百害あって一利なし。僕はアネーシャさんに学んだ忍び足を使いながら、その人型から更に離れる。
「ガナム、いたぞー!」
という声が。二人組だったのか?人間か?とても嫌な予感がしたので逃げ出す。ナーディルさんに教わった中距離型の走法でとにかく逃げる。
前から一人走ってくるのが見えた。ちっ!3人か!僕は右に折れ、更に進む。回り込まれる。戦わなければならないのか!?
前方に獣人の男が現れる。明らかに戦闘態勢だ。僕は止まりギリギリまで引きつける。接触しようとする所に大岩を収納から出す。男は大岩に頭から突っ込んで倒れた。
後ろからは獣人の女が走ってくる。その後ろには巨体を持つヒト族。とりあえず距離を取らなければ。前方へと短距離走法で走る。女がどんどん近づいてくる。女は飛び上がると僕の前に出た。
「逃さないよ」
女が短剣を持って切り掛かってくる。不思議と焦りはない。イサリナさんにさんざんやられたからだろう。冷静に剣で捌いて『収納』から10本投げ入れたナイフを発射する。ナイフのうちの一本が女の肩にあたり貫通する。
女は倒れた。後ろには巨体が迫っている。逃げられない。僕はそのままショルダータックルを受けて吹っ飛んだ。
大木が迫ってきてぶつかった。全身に痛みが走る。これ何本かイったな。
「ちょこまかと逃げやがって。こんなクズをなんでナーディル様もアネーシャ様も気にかけてるんだ。早く殺そう」
「まてガナム。私が殺る。この肩のナイフ抜けないんだ。この恨みを晴らす」
ああ。ナイフに返しが付いてて抜けにくくなってるのそれ。女が短剣を持って近づく。僕は気絶したフリをして相手が近づくのを待つ。あと3m、2m、1m。今だ!
僕の『収納』から40本のナイフが発射される。女は避けようもなく針襖になる。ちっ。重要器官は外れている。惜しいな。道連れにはできなかった。
くそっ!身体が動かない…今度は巨体か。
巨体は距離をとって攻撃するようだ。僕が放ったナイフを拾って投げてくる。腕に当たり刺さった感触がある。どっちにせよ痛いから関係ない。
僕は頭がさーっと冷静になるのを感じる。魔力を腹に収束させる…まだだ…まだだ…良し。
『魔力の矢』
1本…2本…3本…5本…7本…11本…13本。一本一本に魔力を思いっきりのせた矢を用意する。
「う、嘘だろ」
巨体はむやみやたらにナイフや石を投げてくる。何本か刺さったが気にしない。石で額が割れた感触がする。
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