93 / 806
神の修行。
いきなりの襲撃。
何か月か経った。僕は相変わらず修行の日々を送っている。
ナーディルさんには引き続き剣術の基礎と、新たに体術の基礎と震極拳の武神套路を教えてもらい修行させてもらっている。震極拳は元をたどればナーディルさんの格闘術が伝わって変化したものだ。ナーディルさん曰く一応洗練されてるな、と言う事。震極拳の修行は僕の地上に降りたときに練習メニューに加えやすいので採用したようだ。
マデリエネさんには魔力を全身に行き渡らせる練習と、基礎の魔法理論、基礎魔術理論を教えてもらって、日々特訓中だ。この前初めて魔術に挑戦し『魔力の矢』という連射可能な魔術に成功した。魔術というのは回数制限があって一人一日何回使えるか決まっているそうだ。マデリエネさんはその一回に必ず魔力の矢は入れておいた方が良いと言った。魔力の矢は魔力量が多い人と魔力の収束の上手い人は一回に素数の数連射できるそうで僕には合っているらしい。まだ2本しか増やす事ができないがいずれ増えるだろうか?
グンヴォルさんには経済の話を教えてもらうかたわら、モノづくりの基礎を教えてもらっている。今重点的に学んでいるのは鍛治で、稚拙な出来の武器を日々作り続けている。それとこの前グンヴォルさんと話をしている中で車のサスペンションを思い出し、なんとか形にできないのかと共同開発をしている。
ロスハーンさんは相変わらず鬼だ。最近は内臓でもお構いなく傷つけてくる。擬似魔力回路システムを着て、治癒を使うようになった。神聖力というものは相変わらずわからないがロスハーンさん無しで使えるのか心配なところでもある。この前うさぎを相手に初めて治癒を使った。何度か失敗したが一応使えるようになったのが大きな進歩であろう。
イサリナさんもある意味鬼である。日々色々なシチュエーションの明晰夢を見させられて対応するように迫られる。もう何十回も色んな殺され方で死んだし、自分のせいで何人もの人を殺める事になった。時には悲しみに押しつぶされそうになるし、怒りに我を忘れそうになる。それに身を任せたら大概ゲームオーバーになるのでそうならないように立ち回ることをしている。イサリナさんにはその他に魔獣の従属のやり方を教わっているがまだまだ実践には程遠い。できても使うシチュエーションがあるのかわからないが覚えておいて損はないだろう。なおテイマーという魔獣使いの職業があり、その職業に就いた人間の中にイサリナさんの信者が多いがロクな使い方をしないと嘆いていた。
さて、あとはアネーシャさんだ。僕はアネーシャさんに現在修行をつけてもらっている最中だ。アネーシャさんには冒険者の技能の基礎や薬学の基礎を学んでいる。基本アネーシャさんは自由な人なのである程度教えたら放置される事が多い。
今日は森歩きの練習をしているところだが、アネーシャさんの姿は見えない。アネーシャさんの神力で本当の森になったかのような森を歩く。音を立てず静かに方角を常に注意して進む。
ふと見ると前方に煙が上がっている。僕はそれを避けるように方向を変える。何か別のモノがいるようだ。警戒して距離を取る。距離をとり擬似魔力回路システムとゴーグルを見につけ、自分で作った粗雑な剣を腰に差し、アネーシャさんからもらった忍び足ブーツを履く。
魔力視覚を賦活してそちらの方向を見る。魔力を捉えるとどうやら人型の何からしい。百害あって一利なし。僕はアネーシャさんに学んだ忍び足を使いながら、その人型から更に離れる。
「ガナム、いたぞー!」
という声が。二人組だったのか?人間か?とても嫌な予感がしたので逃げ出す。ナーディルさんに教わった中距離型の走法でとにかく逃げる。
前から一人走ってくるのが見えた。ちっ!3人か!僕は右に折れ、更に進む。回り込まれる。戦わなければならないのか!?
前方に獣人の男が現れる。明らかに戦闘態勢だ。僕は止まりギリギリまで引きつける。接触しようとする所に大岩を収納から出す。男は大岩に頭から突っ込んで倒れた。
後ろからは獣人の女が走ってくる。その後ろには巨体を持つヒト族。とりあえず距離を取らなければ。前方へと短距離走法で走る。女がどんどん近づいてくる。女は飛び上がると僕の前に出た。
「逃さないよ」
女が短剣を持って切り掛かってくる。不思議と焦りはない。イサリナさんにさんざんやられたからだろう。冷静に剣で捌いて『収納』から10本投げ入れたナイフを発射する。ナイフのうちの一本が女の肩にあたり貫通する。
女は倒れた。後ろには巨体が迫っている。逃げられない。僕はそのままショルダータックルを受けて吹っ飛んだ。
大木が迫ってきてぶつかった。全身に痛みが走る。これ何本かイったな。
「ちょこまかと逃げやがって。こんなクズをなんでナーディル様もアネーシャ様も気にかけてるんだ。早く殺そう」
「まてガナム。私が殺る。この肩のナイフ抜けないんだ。この恨みを晴らす」
ああ。ナイフに返しが付いてて抜けにくくなってるのそれ。女が短剣を持って近づく。僕は気絶したフリをして相手が近づくのを待つ。あと3m、2m、1m。今だ!
僕の『収納』から40本のナイフが発射される。女は避けようもなく針襖になる。ちっ。重要器官は外れている。惜しいな。道連れにはできなかった。
くそっ!身体が動かない…今度は巨体か。
巨体は距離をとって攻撃するようだ。僕が放ったナイフを拾って投げてくる。腕に当たり刺さった感触がある。どっちにせよ痛いから関係ない。
僕は頭がさーっと冷静になるのを感じる。魔力を腹に収束させる…まだだ…まだだ…良し。
『魔力の矢』
1本…2本…3本…5本…7本…11本…13本。一本一本に魔力を思いっきりのせた矢を用意する。
「う、嘘だろ」
巨体はむやみやたらにナイフや石を投げてくる。何本か刺さったが気にしない。石で額が割れた感触がする。
「はっし…」
「待ちなさい!」
アネーシャさんの声だ。風で全力を込めた魔力の矢が消える。結局勝てなかったな……僕の意識が遠くなっていった。
ナーディルさんには引き続き剣術の基礎と、新たに体術の基礎と震極拳の武神套路を教えてもらい修行させてもらっている。震極拳は元をたどればナーディルさんの格闘術が伝わって変化したものだ。ナーディルさん曰く一応洗練されてるな、と言う事。震極拳の修行は僕の地上に降りたときに練習メニューに加えやすいので採用したようだ。
マデリエネさんには魔力を全身に行き渡らせる練習と、基礎の魔法理論、基礎魔術理論を教えてもらって、日々特訓中だ。この前初めて魔術に挑戦し『魔力の矢』という連射可能な魔術に成功した。魔術というのは回数制限があって一人一日何回使えるか決まっているそうだ。マデリエネさんはその一回に必ず魔力の矢は入れておいた方が良いと言った。魔力の矢は魔力量が多い人と魔力の収束の上手い人は一回に素数の数連射できるそうで僕には合っているらしい。まだ2本しか増やす事ができないがいずれ増えるだろうか?
グンヴォルさんには経済の話を教えてもらうかたわら、モノづくりの基礎を教えてもらっている。今重点的に学んでいるのは鍛治で、稚拙な出来の武器を日々作り続けている。それとこの前グンヴォルさんと話をしている中で車のサスペンションを思い出し、なんとか形にできないのかと共同開発をしている。
ロスハーンさんは相変わらず鬼だ。最近は内臓でもお構いなく傷つけてくる。擬似魔力回路システムを着て、治癒を使うようになった。神聖力というものは相変わらずわからないがロスハーンさん無しで使えるのか心配なところでもある。この前うさぎを相手に初めて治癒を使った。何度か失敗したが一応使えるようになったのが大きな進歩であろう。
イサリナさんもある意味鬼である。日々色々なシチュエーションの明晰夢を見させられて対応するように迫られる。もう何十回も色んな殺され方で死んだし、自分のせいで何人もの人を殺める事になった。時には悲しみに押しつぶされそうになるし、怒りに我を忘れそうになる。それに身を任せたら大概ゲームオーバーになるのでそうならないように立ち回ることをしている。イサリナさんにはその他に魔獣の従属のやり方を教わっているがまだまだ実践には程遠い。できても使うシチュエーションがあるのかわからないが覚えておいて損はないだろう。なおテイマーという魔獣使いの職業があり、その職業に就いた人間の中にイサリナさんの信者が多いがロクな使い方をしないと嘆いていた。
さて、あとはアネーシャさんだ。僕はアネーシャさんに現在修行をつけてもらっている最中だ。アネーシャさんには冒険者の技能の基礎や薬学の基礎を学んでいる。基本アネーシャさんは自由な人なのである程度教えたら放置される事が多い。
今日は森歩きの練習をしているところだが、アネーシャさんの姿は見えない。アネーシャさんの神力で本当の森になったかのような森を歩く。音を立てず静かに方角を常に注意して進む。
ふと見ると前方に煙が上がっている。僕はそれを避けるように方向を変える。何か別のモノがいるようだ。警戒して距離を取る。距離をとり擬似魔力回路システムとゴーグルを見につけ、自分で作った粗雑な剣を腰に差し、アネーシャさんからもらった忍び足ブーツを履く。
魔力視覚を賦活してそちらの方向を見る。魔力を捉えるとどうやら人型の何からしい。百害あって一利なし。僕はアネーシャさんに学んだ忍び足を使いながら、その人型から更に離れる。
「ガナム、いたぞー!」
という声が。二人組だったのか?人間か?とても嫌な予感がしたので逃げ出す。ナーディルさんに教わった中距離型の走法でとにかく逃げる。
前から一人走ってくるのが見えた。ちっ!3人か!僕は右に折れ、更に進む。回り込まれる。戦わなければならないのか!?
前方に獣人の男が現れる。明らかに戦闘態勢だ。僕は止まりギリギリまで引きつける。接触しようとする所に大岩を収納から出す。男は大岩に頭から突っ込んで倒れた。
後ろからは獣人の女が走ってくる。その後ろには巨体を持つヒト族。とりあえず距離を取らなければ。前方へと短距離走法で走る。女がどんどん近づいてくる。女は飛び上がると僕の前に出た。
「逃さないよ」
女が短剣を持って切り掛かってくる。不思議と焦りはない。イサリナさんにさんざんやられたからだろう。冷静に剣で捌いて『収納』から10本投げ入れたナイフを発射する。ナイフのうちの一本が女の肩にあたり貫通する。
女は倒れた。後ろには巨体が迫っている。逃げられない。僕はそのままショルダータックルを受けて吹っ飛んだ。
大木が迫ってきてぶつかった。全身に痛みが走る。これ何本かイったな。
「ちょこまかと逃げやがって。こんなクズをなんでナーディル様もアネーシャ様も気にかけてるんだ。早く殺そう」
「まてガナム。私が殺る。この肩のナイフ抜けないんだ。この恨みを晴らす」
ああ。ナイフに返しが付いてて抜けにくくなってるのそれ。女が短剣を持って近づく。僕は気絶したフリをして相手が近づくのを待つ。あと3m、2m、1m。今だ!
僕の『収納』から40本のナイフが発射される。女は避けようもなく針襖になる。ちっ。重要器官は外れている。惜しいな。道連れにはできなかった。
くそっ!身体が動かない…今度は巨体か。
巨体は距離をとって攻撃するようだ。僕が放ったナイフを拾って投げてくる。腕に当たり刺さった感触がある。どっちにせよ痛いから関係ない。
僕は頭がさーっと冷静になるのを感じる。魔力を腹に収束させる…まだだ…まだだ…良し。
『魔力の矢』
1本…2本…3本…5本…7本…11本…13本。一本一本に魔力を思いっきりのせた矢を用意する。
「う、嘘だろ」
巨体はむやみやたらにナイフや石を投げてくる。何本か刺さったが気にしない。石で額が割れた感触がする。
「はっし…」
「待ちなさい!」
アネーシャさんの声だ。風で全力を込めた魔力の矢が消える。結局勝てなかったな……僕の意識が遠くなっていった。
あなたにおすすめの小説
異世界転生したので、文明レベルを21世紀まで引き上げてみた ~前世の膨大な知識を元手に、貧乏貴族から世界を変える“近代化の父”になります~
夏見ナイ
ファンタジー
過労死したプラントエンジニアの俺が転生したのは、剣と魔法の世界のド貧乏な貴族の三男、リオ。石鹸すらない不衛生な環境、飢える家族と領民……。こんな絶望的な状況、やってられるか! 前世の知識を総動員し、俺は快適な生活とスローライフを目指して領地改革を開始する!
農業革命で食料問題を解決し、衛生革命で疫病を撲滅。石鹸、ガラス、醤油もどきで次々と生活レベルを向上させると、寂れた領地はみるみる豊かになっていった。
逃げてきた伯爵令嬢や森のエルフ、ワケありの元騎士など、頼れる仲間も集まり、順風満帆かと思いきや……その成功が、強欲な隣領や王都の貴族たちの目に留まってしまう。
これは、ただ快適に暮らしたかっただけの男が、やがて“近代化の父”と呼ばれるようになるまでの物語。
最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~
gagaga
ファンタジー
神の気まぐれにより異世界へと転移した主人公田辺竜太(大学生)が生活魔法を駆使して冒険したり町の人と触れ合ったりする物語です。
なお、神が気まぐれすぎて一番最初に降り立つ地は、無人島です。
一人称視点、独り言多め、能天気となっております。
なお、作者が気ままに書くので誤字脱字は多いかもしれませんが、大目に見て頂けるとありがたいです。
ただ、敢えてそうしている部分もあり、ややこしくてすいません。(^^;A
ご指摘あればどんどん仰ってください。
※2017/8/29 連載再開しました!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ひだまりのFランク冒険者
みなと劉
ファンタジー
ここは異世界。
そこの冒険者ギルドでは毎日仕事がてんこ盛り。
そんな中
冒険者ギルドには万年Fランクの冒険者が一人いる。
その名は、リルド。
彼は、特に何もない感じに毎日
「薬草採取」「石集め」Fランク向け「討伐」場合によっては「ポーション生成」をする。
この話はこの万年Fランク冒険者リルドの物語である。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
子ドラゴンとゆく、異世界スキル獲得記! ~転生幼女、最強スキルでバッドエンドを破壊する~
九條葉月
ファンタジー
第6回HJ小説大賞におきまして、こちらの作品が受賞・書籍化決定しました! ありがとうございます!
七歳の少女リーナは突如として前世の記憶を思い出した。
しかし、戸惑う暇もなく『銀髪が不気味』という理由で別邸に軟禁されてしまう。
食事の量も減らされたリーナは生き延びるために別邸を探索し――地下室で、ドラゴンの卵を発見したのだった。
孵化したドラゴンと共に地下ダンジョンに潜るリーナ。すべては、軟禁下でも生き延びるために……。
これは、前を向き続けた少女が聖女となり、邪竜を倒し、いずれは魔王となって平和に暮らす物語……。