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エピローグ1:馬からあなたへ
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わたしたちは、言葉を使わない。
だけど、誰が群れに属していて、誰が“まだ外”にいるのかは、すぐに分かる。
あの人間――いや、“あの生きもの”は、最初、歩き方がぎこちなかった。
骨の音が揃っていなかったし、背中が浮いていた。
でも、ある朝。
彼女が地面に四つ足をつけて動き出したとき、風が変わった。
重さが抜けた。
体の軸が一本になって、彼女の動きが“私たちのもの”になった。
私は隣を走った。
並走するとき、わたしたちは何も考えない。ただ共鳴する。
そのとき、私は感じた。
ああ、この生きものは、ようやく戻ってきたんだな。
わたしたちと同じ側へ。
だけど、誰が群れに属していて、誰が“まだ外”にいるのかは、すぐに分かる。
あの人間――いや、“あの生きもの”は、最初、歩き方がぎこちなかった。
骨の音が揃っていなかったし、背中が浮いていた。
でも、ある朝。
彼女が地面に四つ足をつけて動き出したとき、風が変わった。
重さが抜けた。
体の軸が一本になって、彼女の動きが“私たちのもの”になった。
私は隣を走った。
並走するとき、わたしたちは何も考えない。ただ共鳴する。
そのとき、私は感じた。
ああ、この生きものは、ようやく戻ってきたんだな。
わたしたちと同じ側へ。
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