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家を作ろう
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水もたっぷり飲んで休んだところで、次は拠点作りだ。
「日が落ちる前に済ませたいな」
今まで魔物とは遭遇してないが、日が暮れたらどうなるかわからない。
一説によれば魔物は夜の方が活性化する、なんて話もあることだし。
必要なものをリストアップしてみるか。
がりがりと木の枝で地面に書いていく。
とりあえずは……
・家
・たき火
・食料
まずはこの辺だろう。
雨風をしのぐための家。
光源や調理のための熱源となるたき火。
生きていくうえで当然必須である食料。
どれも重要だ。
さて、どれから手をつけるかな。
とりあえず食料は後回しでいいか。
一番必要な水は手に入ったし、行商からもらった保存食で数日くらいは大丈夫だろう。
残るは家とたき火。
まあ、家から作るか。
頑丈な家さえあれば魔物に寄って来られても大丈夫だろうし。
俺は地面に向かって手をかざした。
「【クリエイト・ゴーレム】!」
『『『――』』』
そのへんの土を使ってゴーレムを十体ほど生み出す。
今回は体高三メートルの標準サイズだ。
「続いて――【アースチェンジ】からの【ランドフォーム・アクス】!」
そのへんの土を石に変え、それを材料に斧を作る。
石製斧は柄の長さが一・五メートル近くあるが、ゴーレムが使う分にはこのくらいでちょうどいい。
さて、準備完了。
「まずは伐採だ。よろしく頼む」
『『『――』』』
十体のゴーレムがのっしのっしと周辺の木々に向かって歩いていく。
人の手の入らない場所だけあって、木はどれも太く大きい。
幹の直径は五十センチを超えるだろう。
そんな木々に向かってゴーレムは石製斧を振りかぶり――
ドガンッ!!
一撃で切れ込みを入れることに成功する。
「やっぱり普通のゴーレムでもパワーは人間と比べ物にならないなー」
ドガンッ! バゴンッ! という壮絶な音を聞きながら呟く。
ゴーレムは重量がある分、腕力に関しては相当なものだ。
スビードはないんだが、こういう力仕事に関しては本当に便利だ。王国が周辺に誇れる大国になったのも納得というものである。
余談だが、このゴーレムたちは俺がすべて操って動かしている。
さっきのリトルゴーレムも実はそうだ。
指示出しの時に命令するような言い方をするのは、そのほうが自分の中で動かし方のイメージがしやすいからである。
ゴーレムを自動で動かすのには魔物からとれる魔石が必要だ。
しかも一定以上の強さを持った魔物から出るものだけ。
そんなものはまだ手元にないので、俺が自力で操作するしかない。
『『『――』』』
「よし、終わったな」
伐採完了。
切り倒した木は離れた場所に固めておく。そのうち何かに使うかもしれないし。
残った切り株もきっちり掘り起こして移動させる。
これで開けた場所ができた。
小さめの公園くらいのスペースだが、今はこれで十分だ。
続いて家を建てる。
……ちなみにこれ、俺にとってはめちゃくちゃ簡単である。
まずは家の材料を作る。
「【ランドフォーム・ピラー】【ランドフォーム・ウォール】【ランドフォーム・ルーフ】」
柱、壁、屋根のパーツを地属性魔術で作成。
それぞれがかみ合うように溝を作ってあるため、後はこれを組み上げるだけだ。
石で作った建材なんてもちろんバカみたいに重い。
ただでさえ重いのに、魔物対策として厚みを余分に持たせているので重量はさらに上昇。普通ならこんなもん運べない。
が、これもゴーレムの馬鹿力が解決してくれる。
『『『――』』』
石製斧を置いたゴーレムたちが、何百キロとあるであろう石の建材をそれぞれ複数がかりで持ち上げる。そして俺の念じた通りに組み合わせていく。
だいたい三十分くらいが経っただろうか。
「よし、いい感じだ」
俺は満足して頷く。
木々が密集しているだけだった森の一角。
今やそこにはゴーレムの手により作られた、立派な石造りの家が。
作業が終わったのでゴーレムを土に戻す。
内部を確認しよう。
「あんまり広くはないけど、一人で過ごすには十分すぎるな」
入口をくぐって中に入る。
大きな一部屋のみの一階建てだ。
屋根までの高さは四~五メートルほど。内装と言えるほどのものはまだないが、とりあえず暖炉だけは作ってみた。もちろん煙突もある。
冬になったらこれの前でだらだら過ごすことにしよう。
次は安全性の確認だ。
「【ランドフォーム・ナイフ】」
石製ナイフを作り、壁から少し離れた位置で投擲動作に入る。
壁に国王とミエーノの顔を思い描いて――
そぉい!
キンッ!
石製ナイフは壁に見事に弾かれた。
よし、強度も問題ないな。
これなら魔物が襲ってきてもそうそう侵入されることはないだろう。
「問題は寝るところくらいか。さすがに柔らかいベッドは地属性魔術じゃどうしようもないからなあ……」
床も石製だ。
このまま寝たら体を痛めるだろうが、さすがにベッドのような柔らかいものは土魔術では作れない。
まあ、しばらくは柔らかい土に布を被せて寝床にしよう。
それで十分寝れるはず。
拠点についてはこんなところかな。
「日が落ちる前に済ませたいな」
今まで魔物とは遭遇してないが、日が暮れたらどうなるかわからない。
一説によれば魔物は夜の方が活性化する、なんて話もあることだし。
必要なものをリストアップしてみるか。
がりがりと木の枝で地面に書いていく。
とりあえずは……
・家
・たき火
・食料
まずはこの辺だろう。
雨風をしのぐための家。
光源や調理のための熱源となるたき火。
生きていくうえで当然必須である食料。
どれも重要だ。
さて、どれから手をつけるかな。
とりあえず食料は後回しでいいか。
一番必要な水は手に入ったし、行商からもらった保存食で数日くらいは大丈夫だろう。
残るは家とたき火。
まあ、家から作るか。
頑丈な家さえあれば魔物に寄って来られても大丈夫だろうし。
俺は地面に向かって手をかざした。
「【クリエイト・ゴーレム】!」
『『『――』』』
そのへんの土を使ってゴーレムを十体ほど生み出す。
今回は体高三メートルの標準サイズだ。
「続いて――【アースチェンジ】からの【ランドフォーム・アクス】!」
そのへんの土を石に変え、それを材料に斧を作る。
石製斧は柄の長さが一・五メートル近くあるが、ゴーレムが使う分にはこのくらいでちょうどいい。
さて、準備完了。
「まずは伐採だ。よろしく頼む」
『『『――』』』
十体のゴーレムがのっしのっしと周辺の木々に向かって歩いていく。
人の手の入らない場所だけあって、木はどれも太く大きい。
幹の直径は五十センチを超えるだろう。
そんな木々に向かってゴーレムは石製斧を振りかぶり――
ドガンッ!!
一撃で切れ込みを入れることに成功する。
「やっぱり普通のゴーレムでもパワーは人間と比べ物にならないなー」
ドガンッ! バゴンッ! という壮絶な音を聞きながら呟く。
ゴーレムは重量がある分、腕力に関しては相当なものだ。
スビードはないんだが、こういう力仕事に関しては本当に便利だ。王国が周辺に誇れる大国になったのも納得というものである。
余談だが、このゴーレムたちは俺がすべて操って動かしている。
さっきのリトルゴーレムも実はそうだ。
指示出しの時に命令するような言い方をするのは、そのほうが自分の中で動かし方のイメージがしやすいからである。
ゴーレムを自動で動かすのには魔物からとれる魔石が必要だ。
しかも一定以上の強さを持った魔物から出るものだけ。
そんなものはまだ手元にないので、俺が自力で操作するしかない。
『『『――』』』
「よし、終わったな」
伐採完了。
切り倒した木は離れた場所に固めておく。そのうち何かに使うかもしれないし。
残った切り株もきっちり掘り起こして移動させる。
これで開けた場所ができた。
小さめの公園くらいのスペースだが、今はこれで十分だ。
続いて家を建てる。
……ちなみにこれ、俺にとってはめちゃくちゃ簡単である。
まずは家の材料を作る。
「【ランドフォーム・ピラー】【ランドフォーム・ウォール】【ランドフォーム・ルーフ】」
柱、壁、屋根のパーツを地属性魔術で作成。
それぞれがかみ合うように溝を作ってあるため、後はこれを組み上げるだけだ。
石で作った建材なんてもちろんバカみたいに重い。
ただでさえ重いのに、魔物対策として厚みを余分に持たせているので重量はさらに上昇。普通ならこんなもん運べない。
が、これもゴーレムの馬鹿力が解決してくれる。
『『『――』』』
石製斧を置いたゴーレムたちが、何百キロとあるであろう石の建材をそれぞれ複数がかりで持ち上げる。そして俺の念じた通りに組み合わせていく。
だいたい三十分くらいが経っただろうか。
「よし、いい感じだ」
俺は満足して頷く。
木々が密集しているだけだった森の一角。
今やそこにはゴーレムの手により作られた、立派な石造りの家が。
作業が終わったのでゴーレムを土に戻す。
内部を確認しよう。
「あんまり広くはないけど、一人で過ごすには十分すぎるな」
入口をくぐって中に入る。
大きな一部屋のみの一階建てだ。
屋根までの高さは四~五メートルほど。内装と言えるほどのものはまだないが、とりあえず暖炉だけは作ってみた。もちろん煙突もある。
冬になったらこれの前でだらだら過ごすことにしよう。
次は安全性の確認だ。
「【ランドフォーム・ナイフ】」
石製ナイフを作り、壁から少し離れた位置で投擲動作に入る。
壁に国王とミエーノの顔を思い描いて――
そぉい!
キンッ!
石製ナイフは壁に見事に弾かれた。
よし、強度も問題ないな。
これなら魔物が襲ってきてもそうそう侵入されることはないだろう。
「問題は寝るところくらいか。さすがに柔らかいベッドは地属性魔術じゃどうしようもないからなあ……」
床も石製だ。
このまま寝たら体を痛めるだろうが、さすがにベッドのような柔らかいものは土魔術では作れない。
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それで十分寝れるはず。
拠点についてはこんなところかな。
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