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勇者と村人
緊急クエスト
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どうも、いろいろと巻き込まれながら人生の岐路を彷徨っているクラークです。今絶賛お金稼ぎ中。
あれ? 俺ってこういう人生を送りたかったんだっけ。借金塗れの人生を送るのが夢だったけ?
てか、勇者とかとんでもない奴が側にいながら借金塗れってどういう事だよ。
てか、借金ってほとんどがその勇者のせいな気がするが?
あれ? 俺ってなんなの?
◆◇◆
「今日は鍛冶屋の手伝いだ。なんでも武器作成に人手が足りないとかで」
その人手不足解消に献上されたのは俺達。大丈夫かよ、本当。ポーション造りは、一時命の危険を感じた瞬間もあったが、まず命が脅かされることはない。なんせキリギリ草をすり潰して、抽出した魔力成分を貯める地道な作業だったからな。
しかしだ。今回はそう簡単にはいかないないだろう。なぜなら、まず第一に鍛冶では基本火を使う。鍛冶は火と共に生きているも同然だからな。
そして、その火たるものがあるからこそ俺は心配なのである。なんせコイツがいるんだぞ、何が起きるか知ったこっちゃない。
暖炉が爆発? 飛び散った火花で引火して大火事? ありえないだろ、そう思った奴は間違いだ。コイツはありえないような事を起こす、だからこそ俺も困っている。
はぁ、鍛冶屋の人に迷惑がかからなければいいのだが……人手足りなくて俺達雇ったのに俺達が問題を起こしてしまったら本末転倒だからな。
俺は心配になりカルラを見る。もし昨日のように勇者らしい振る舞いをするのであれば全くもって不安にはならなかっただろう。
だがカルラはいつも通りに戻っていた。カルラは右手の袖を捲り上げ、勇者とは思えない貧弱な力拳を俺に見せつける。
「鍛冶屋かぁ。職人の腕がなるぜぇ。見てろよクラーク。俺が物凄い賜物を作ってやらぁ」
あぁ。フラグにしか聞こえない。
コイツが剣を打つ? ありえない、俺と鍛冶士を殺す気か?
職人の腕ってお前は問題を引き起こす職人だろうがよ。腕がなったら駄目だろうがよ!
俺はどうしようかなと頭を掻く。
鍛冶屋の人に迷惑をかけないようにするには……そうだよな、俺がコイツの面倒を見るしかないよな。クソぉ、どうしていつも俺はこういう役目なんだよ!
「あまり問題を起こしてくれるなよ」
カルラを野放しにすれば危険もいいとこなので一応、一応だが釘を刺しておく。まぁこいつに何を言っても右から左へと抜けて三歩歩いたら忘れてるなんてことは前々から知っている事なのでこの忠告がカルラに効果を与えることは初めから期待していない。むしろ効果を発揮しない事に確信しているまである。
「へいへい。んで、クラークはどんな武器がいいと思う? やっぱり剣か? 剣はいいよなぁ、かっこいいし」
ほらな。俺の忠告なんて聞いちゃいねぇ。
まぁ分かっていた事だ。適当に返事をして合わせておこう。
「てか俺達もそろそろまともな武器欲しいよなぁ。いつまでも補給品の武器じゃかっこ悪いぜ。あ、もしかしてモンスターを倒せないのも――」
「全てお前のせいだよアホ。勝手に武器のせいにしてんじゃねえ!」
クエストに成功しない事を合理化しようとし始めたカルラを引っ叩く。こんな事をしていてはいつまで経っても成長しないからな。で、いつ成長してくれるんだろうなぁ?
◆◇◆
そうこうしている内に鍛冶屋へとやって来た。今は外にいるのだは金槌が振るわれ金属が叩かれている音がはっきりと聞き取れる。
ここは街の中でも人数の少ない裏路地を抜けた更に先にある工業地帯。周りに人は殆ど見当たらない。ここにいる人なんてここで働いている人か、製品を受け取りに来た人くらいなものだろう。だから、これだけの騒音でも迷惑にはならないし、鍛冶師だって気にせずに武器を打てるってものだ。
「えーと、確かここで合ってたはずだ。というよりここ以外に鍛冶屋は見当たらないな」
全く違うところに尋ねても困るので一応周りを見渡し確認をしておく。だが、ここ以外に鍛冶屋は見当たらなかったので俺達が手伝いとして雇われたのはここの鍛冶屋で間違いないだろう。
「失礼しまーす。手伝いに来ました勇者のカルラです! 今日は剣を打ちたいと思っておりまぁーす!」
堂々と入室しやがった、このアホぉ。もし向こうの人が礼儀正しい人じゃないと無理とか言って来たらどうするつもりなんだよ。
…………
あれ、返事がないな。
入室をしたカルラは入り口で呆然と立ち止まり、静かな空間に甲高い金属音が鳴り響く。
え? 何、なんなのこの時間。
…………
「うっひょぉー、すげぇ。本物の武器だ、ひゃっほーい」
返事が無かったことを水に流して勝手に行きやがった!
「お、いいなぁ、この剣。俺も使いたいなぁ。これでドラゴンをズバァッと斬って、いやぁ夢が膨らむねぇ」
と、そこでようやく鍛冶師は俺達に気づいたのか振るっていた金槌を止めた。
「おぉ、お前さんらがわしの手伝いをしに来てくれるという。いやはや、こんな若い者が来てくれるとは嬉しいのぉ」
目を守るために付けていたゴーグルを外し、真っ白な髭を摩りながらこちらへと歩み寄って来た。
「わしはガルフ、ここで30年鍛冶をやっている者だ。よろしくな」
カルラに手を差し伸べるガルフ。
「おうよ、俺は勇者のカルラだ、よろしくな、じいさん」
カルラはその手を取り、しっかりと握りしめる。
俺は遅れて入室をし、
「クラークです、よろしくお願いします」
「なんと! 商業ギルドきっての英雄ではないか。まさかここまで商業に尽くしてくれるとは、お主は本当に寛大な者じゃの」
どうやらここでも俺の名は知れ渡っているようだ。商業ギルドの英雄。ここまで名高いとは……
「それで今日の手伝いとは何をしたらいいのでしょうか?」
「うむ。そうじゃの、最近は『素材集め』のクエストを全くと言っていいほど請け負ってくれないからのぉ、武器作成に必要な鉱石などがもう底をつきかけておるんじゃ。での、緊急ですまぬが手伝いとは別に『素材集め』をして来てはくれんかの? 金はきちんと出すのでのぉ」
「なるほど、雇い主の意見に逆らうことは出来ませんし、承りましょう。それで何を採掘してこればよいのですか?」
「うむ。鉄鉱石くらいかのぉ、欲を言えば魔石のガジス石やティリス石が欲しいが……流石に魔石の出来るところとなると魔素も高まる、モンスターが凶暴になるのは確実だからの。流石にそこまでの欲は――」
ガルフさんが魔石はいいと言う直前、目の前を遮るかのようにカルラが現れた。カルラはそっとガルフさんの肩に手を置く。
まさか、こいつ!
「大丈夫です、任せてくださいよ、俺達は英雄ですよ。モンスターだって倒してみせます。だから――」
「アホかぁ! 俺達の実力じゃ無理だ! てか何がモンスターだって倒してみせますだ、まだ一度たりともモンスター倒したことの無いやつが勝手に期待させるようなこと言うんじゃねェ!」
しかもこいつさり気なく自分も英雄にしやがったぞ。何の役にもたったことのない、コイツが。
「ははは、仲が良いのぉ。うむ、鉄鉱石だけで十分じゃわい。魔石は……なんとかするしかないのぉ」
ガルフさんは少し残念そうだったが鉄鉱石だけでも採掘して来て欲しいと、俺達を送り出した。
因みに採掘道具と武器に関してはガルフさんが提供してくれたので何の問題もない。
では行くとしますか。
あれ? 俺ってこういう人生を送りたかったんだっけ。借金塗れの人生を送るのが夢だったけ?
てか、勇者とかとんでもない奴が側にいながら借金塗れってどういう事だよ。
てか、借金ってほとんどがその勇者のせいな気がするが?
あれ? 俺ってなんなの?
◆◇◆
「今日は鍛冶屋の手伝いだ。なんでも武器作成に人手が足りないとかで」
その人手不足解消に献上されたのは俺達。大丈夫かよ、本当。ポーション造りは、一時命の危険を感じた瞬間もあったが、まず命が脅かされることはない。なんせキリギリ草をすり潰して、抽出した魔力成分を貯める地道な作業だったからな。
しかしだ。今回はそう簡単にはいかないないだろう。なぜなら、まず第一に鍛冶では基本火を使う。鍛冶は火と共に生きているも同然だからな。
そして、その火たるものがあるからこそ俺は心配なのである。なんせコイツがいるんだぞ、何が起きるか知ったこっちゃない。
暖炉が爆発? 飛び散った火花で引火して大火事? ありえないだろ、そう思った奴は間違いだ。コイツはありえないような事を起こす、だからこそ俺も困っている。
はぁ、鍛冶屋の人に迷惑がかからなければいいのだが……人手足りなくて俺達雇ったのに俺達が問題を起こしてしまったら本末転倒だからな。
俺は心配になりカルラを見る。もし昨日のように勇者らしい振る舞いをするのであれば全くもって不安にはならなかっただろう。
だがカルラはいつも通りに戻っていた。カルラは右手の袖を捲り上げ、勇者とは思えない貧弱な力拳を俺に見せつける。
「鍛冶屋かぁ。職人の腕がなるぜぇ。見てろよクラーク。俺が物凄い賜物を作ってやらぁ」
あぁ。フラグにしか聞こえない。
コイツが剣を打つ? ありえない、俺と鍛冶士を殺す気か?
職人の腕ってお前は問題を引き起こす職人だろうがよ。腕がなったら駄目だろうがよ!
俺はどうしようかなと頭を掻く。
鍛冶屋の人に迷惑をかけないようにするには……そうだよな、俺がコイツの面倒を見るしかないよな。クソぉ、どうしていつも俺はこういう役目なんだよ!
「あまり問題を起こしてくれるなよ」
カルラを野放しにすれば危険もいいとこなので一応、一応だが釘を刺しておく。まぁこいつに何を言っても右から左へと抜けて三歩歩いたら忘れてるなんてことは前々から知っている事なのでこの忠告がカルラに効果を与えることは初めから期待していない。むしろ効果を発揮しない事に確信しているまである。
「へいへい。んで、クラークはどんな武器がいいと思う? やっぱり剣か? 剣はいいよなぁ、かっこいいし」
ほらな。俺の忠告なんて聞いちゃいねぇ。
まぁ分かっていた事だ。適当に返事をして合わせておこう。
「てか俺達もそろそろまともな武器欲しいよなぁ。いつまでも補給品の武器じゃかっこ悪いぜ。あ、もしかしてモンスターを倒せないのも――」
「全てお前のせいだよアホ。勝手に武器のせいにしてんじゃねえ!」
クエストに成功しない事を合理化しようとし始めたカルラを引っ叩く。こんな事をしていてはいつまで経っても成長しないからな。で、いつ成長してくれるんだろうなぁ?
◆◇◆
そうこうしている内に鍛冶屋へとやって来た。今は外にいるのだは金槌が振るわれ金属が叩かれている音がはっきりと聞き取れる。
ここは街の中でも人数の少ない裏路地を抜けた更に先にある工業地帯。周りに人は殆ど見当たらない。ここにいる人なんてここで働いている人か、製品を受け取りに来た人くらいなものだろう。だから、これだけの騒音でも迷惑にはならないし、鍛冶師だって気にせずに武器を打てるってものだ。
「えーと、確かここで合ってたはずだ。というよりここ以外に鍛冶屋は見当たらないな」
全く違うところに尋ねても困るので一応周りを見渡し確認をしておく。だが、ここ以外に鍛冶屋は見当たらなかったので俺達が手伝いとして雇われたのはここの鍛冶屋で間違いないだろう。
「失礼しまーす。手伝いに来ました勇者のカルラです! 今日は剣を打ちたいと思っておりまぁーす!」
堂々と入室しやがった、このアホぉ。もし向こうの人が礼儀正しい人じゃないと無理とか言って来たらどうするつもりなんだよ。
…………
あれ、返事がないな。
入室をしたカルラは入り口で呆然と立ち止まり、静かな空間に甲高い金属音が鳴り響く。
え? 何、なんなのこの時間。
…………
「うっひょぉー、すげぇ。本物の武器だ、ひゃっほーい」
返事が無かったことを水に流して勝手に行きやがった!
「お、いいなぁ、この剣。俺も使いたいなぁ。これでドラゴンをズバァッと斬って、いやぁ夢が膨らむねぇ」
と、そこでようやく鍛冶師は俺達に気づいたのか振るっていた金槌を止めた。
「おぉ、お前さんらがわしの手伝いをしに来てくれるという。いやはや、こんな若い者が来てくれるとは嬉しいのぉ」
目を守るために付けていたゴーグルを外し、真っ白な髭を摩りながらこちらへと歩み寄って来た。
「わしはガルフ、ここで30年鍛冶をやっている者だ。よろしくな」
カルラに手を差し伸べるガルフ。
「おうよ、俺は勇者のカルラだ、よろしくな、じいさん」
カルラはその手を取り、しっかりと握りしめる。
俺は遅れて入室をし、
「クラークです、よろしくお願いします」
「なんと! 商業ギルドきっての英雄ではないか。まさかここまで商業に尽くしてくれるとは、お主は本当に寛大な者じゃの」
どうやらここでも俺の名は知れ渡っているようだ。商業ギルドの英雄。ここまで名高いとは……
「それで今日の手伝いとは何をしたらいいのでしょうか?」
「うむ。そうじゃの、最近は『素材集め』のクエストを全くと言っていいほど請け負ってくれないからのぉ、武器作成に必要な鉱石などがもう底をつきかけておるんじゃ。での、緊急ですまぬが手伝いとは別に『素材集め』をして来てはくれんかの? 金はきちんと出すのでのぉ」
「なるほど、雇い主の意見に逆らうことは出来ませんし、承りましょう。それで何を採掘してこればよいのですか?」
「うむ。鉄鉱石くらいかのぉ、欲を言えば魔石のガジス石やティリス石が欲しいが……流石に魔石の出来るところとなると魔素も高まる、モンスターが凶暴になるのは確実だからの。流石にそこまでの欲は――」
ガルフさんが魔石はいいと言う直前、目の前を遮るかのようにカルラが現れた。カルラはそっとガルフさんの肩に手を置く。
まさか、こいつ!
「大丈夫です、任せてくださいよ、俺達は英雄ですよ。モンスターだって倒してみせます。だから――」
「アホかぁ! 俺達の実力じゃ無理だ! てか何がモンスターだって倒してみせますだ、まだ一度たりともモンスター倒したことの無いやつが勝手に期待させるようなこと言うんじゃねェ!」
しかもこいつさり気なく自分も英雄にしやがったぞ。何の役にもたったことのない、コイツが。
「ははは、仲が良いのぉ。うむ、鉄鉱石だけで十分じゃわい。魔石は……なんとかするしかないのぉ」
ガルフさんは少し残念そうだったが鉄鉱石だけでも採掘して来て欲しいと、俺達を送り出した。
因みに採掘道具と武器に関してはガルフさんが提供してくれたので何の問題もない。
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