神様、転生するのは嬉しいですけどこの世界は作らないで欲しい

nero

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神様に貰う特典は、なぜこうも不公平なんだ!

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アテナの言葉に、俺はその黒い箱を受け取る。
なるほど、この中から持って行く能力か装備を選べって事か。
これは、凄い能力か装備を欲しいな。
悩み続け、俺は黒い箱に手を入れ紙をガザガザしながらどれを引くか迷い
「俺が異世界に持って行くのはこれだー!」
そう言いながら、黒い箱から手を抜き一枚の紙を取る。
その紙に書いている内容はこうだった。

厄幸運……と!
「………厄幸運?」
俺はアテナの方に顔を向け
「あっ、あぁそれは厄幸運ね。
それじゃ貴方にこの特典を差し上げましょう」
言いながら、アテナは俺から黒い箱と紙を取り上げ机に置く。
「ちょ、ちょっと待って。
これってどんな能力なんだ?装備じゃないと思うから多分能力と思うけど」
「えぇとね、それは厄幸運って言ってね厄災も降り、幸運も宿るって事よ。
それだけだよ」
えっ、なにそれ超要らない能力じゃん。もっと凄い能力が手に入れたと思ったのに。


こんな能力、普段俺たちが持ってる能力と同じじゃないかよ!

「それでは、説明が終わりましたので動かないでね」
「……えっ?ちょ、ちょっと待って!まだ聞きたい事が」
まだ聞きたい事があるのに、俺の足の下に、輝く光る魔法陣が現れた。
ま、まじかよ!
まだ聞きたい事があるのにもう異世界に行くのか?
そう言うとアテナが
「聞きたい事があるのでしたら、異世界に移住してる神様に頼みなさい。
ちなみに、神様と仲間になれば、一つ能力が貰えますので。
それでは、五十嵐悠馬さん無事魔王を倒して祈っております。
無事魔王を倒しましたら、一つ願いを叶えてあげますので」
告げたアテナは、俺の足元に光る魔法陣が俺を光に包まれた。
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