110 / 162
氷の華を溶かしたら
109話
しおりを挟む
深夜になり、オセニア軍の陣営は、言葉に出来ない緊張感と怒り、そして押し潰される程の焦燥に包まれていた。
武勇を誇る王太子シェルビーが、敵の襲撃により毒に倒れた。
皇女の毒針は、キャニスを狙い放たれたものだったが、王太子は身を挺し、愛しい恋人を守ったのだ。
あの王太子殿下が遅れを取るとは。と知らせを聞いた誰しもが耳を疑ったが、折悪しく、前日の戦闘で王太子は負傷しており、それが原因で発熱までしていた。
普段通りの健康な状態であれば、王太子は一刀のもとに、皇女を斬り伏せていた事だろう。
庇われたキャニスは、自身も毒に侵される危険を顧みず、その口で毒を吸い出し、王太子の命を繫ぎ止めたのだ。
しかし、王太子の受けた毒は、たった一滴でも死に至る猛毒だった。
医者にシェルビーを任せたキャニスはその足で、皇女が捕えられている天幕へと出向き、皇女に対し何らかの報復をしたらしいのだが、皇女の天幕から出て来たキャニスは、その場で吐血し倒れてしまった。
猛毒をシェルビーの血と共に、口で吸い出したキャニスは、それを飲み込むことは無かったが、口内の粘膜から毒が体内に吸収されてしまったのだ。
医者の手当てが速かった事も有り、直ぐに意識を取り戻したキャニスは、制止する医師の言葉も聞かず、床を離れると、解毒剤を飲みながら、シェルビーの看病を始めた。
そして今もキャニスは、王太子の快癒を願い、付きっきりで王太子の看病に当たっている。
騎士達は、シェルビーとキャニスの絆の深さに涙し、凍てついた地面に膝を付き、二人を助けてくれと、幸多かれと祈るのだった。
そして、皇女に何をしたのか。
キャニスが口を開くことは無く。
全ては闇の中だ。
「う・・・うう・・・」
「殿下?殿下!気が付かれましたか?」
「・・キャス・・どぅ・・・した?」
「殿下。しっかりなさって下さい!」
「ま・・た。雛・・が・・・落ちた・・・のか?」
「殿下・・・・・?」
「・・・すぐ・・・・かえし・・て・・・や・・・」
鳥の雛くらい
何度だって俺が巣に帰してやるから。
だから、泣くなよ。
俺はお前の笑顔が見たいんだ。
雛を巣に帰したら、また俺に笑いかけてくるか?
大好きだ、愛しているよ。
俺の妖精。
可愛いキャニス。
「殿下! シエル!」
「キャニス様。ただの譫言です。殿下は夢を見て居られるのです」
「夢?・・・私は・・・私はどうすればいい?どうすれば、殿下はお目覚めになられる?」
「人の手で出来る処置は、全て行っております。あとは殿下ご自身の生きる力で、乗り切って頂く以外ないのです」
この藪医者め!!
「私に出来る事は、何も無い・・・と?」
濃い隈の浮かんだ顔で見上げられた医者は、静かに首を振った。
「キャニス様は、既に多くの事をなさっておいでです。ご自身の危険も顧みず、殿下のお身体から毒を取り除き、今もこうして、付きっ切りで看病をなさっているではありませんか」
「看病など・・・私は殿下に命を救われた。その殿下は今も苦しまれているのに、私はなんの役にも立たない」
両手で顔を覆い、吐き出した嘆きと共に、がっくりと肩を落としたキャニスの姿に、医者たちは深い溜息を吐いた。
「そんな事は在りません」
「そうですよ。殿下は夢の中でもキャニス様の名を呼んでおられる。それだけ強くキャニス様を思って居られるからでしょう」
「その通りです。こうしてキャニス様がお傍について居られる事が、殿下の力となって居るのです。それにお目覚めにならないのは、殿下のお身体が毒と戦って居る為です」
「でも。殿下が毒を受けてからもう6日だ。その間お食事も一切取られていない。いくら薬湯を飲ませていても、このままでは、毒に打ち勝つどころか、衰弱してしまう」
「だからこそ、キャニス様の励ましが、殿下には必要なのです。キャニス様の励ましが、殿下の意識を呼び戻す力となるのです」
「・・・・明日もお目覚めになられなければ、王都へお連れした方が、良いのではないか?」
「それはいけません!!」
「何故?こんな荒野のど真ん中に居るよりは、ましだと思うけど」
「キャニス様。お気持ちは分かりますが、それだけは駄目です」
「だから何故?!」
「普通の負傷でも移動する事で、体に負担がかかります。ましてや殿下のお身体は、毒に侵されて居るのです。今の殿下のお身体では、移動でかかる負担に耐えられないのです」
「・・・・分かった。もういいよ。あなた達も疲れているだろう?今日はもう休みなさい」
「いや。しかし、キャニス様の方こそお休みになられないと!」
「僕の事は良いよ。あなた達が残っていても、何もできないと言うなら、少しでも役に立ちそうな僕が残るべきでしょ?」
嫌味でもなんでもなく、キャニスは事実を述べただけだったが、己の無力さを痛感させられた医者達は、悄然と項垂れて、天幕を去るより他なかった。
ただ医者としての使命感から、去り際に、キャニスへ薬を飲むように告げる事だけは、忘れなかった。
「坊ちゃん。お薬です」
小さな瓶に詰められた薬は、見た目は遠い昔にゲームの中で見た、エリクサーに酷似していた。
これが本物のエリクサーなら、HP/MP全回復に、シリーズ作品によっては、バッドステータスの治療も付いて居た記憶がある。
正に、シェルビーに必要な薬だ。
しかし差し出された瓶の中身は、鼻が曲がるほどの悪臭を放ち、これこそが毒なのではないか?と思わせるほどの酷い味がする。あまりの不味さに、生理的な涙が出て来るほどだ。
そして飲み終わった後の息が、緑色に見えるのは、単なる気のせいと言えない所が辛い。
一息で薬を飲み干し、緑色に染まった溜息を吐くキャニスに、パトリックが蜂蜜入りの茶を差し出した。
余り水分を取り過ぎると、お腹がちゃぽちゃぽになってしまうが、キャニス自身も体内に取り込んでしまった毒を、排出しなければならない。
少しの間パトリックにシェルビーを任せ、用を足しに天幕の外へ出たキャニスは、その帰りに、物見櫓の上で跪き、月明かりに照らされながら、一心に祈る人影に気付いた。
「アントワーヌ」
「はい、坊っちゃん」
「あとでキャピレット卿に、暖かい飲み物を持って行ってあげて」
「承りました。それと先程伝書鳥が到着しました」
「なんて言って来たの?」
「知らせによると、皇女とナリウスはギャリコ運河への到着前に、皇都から派遣されたレーモネ伯旗下の騎士へ、引き渡されたそうです」
「そう。随分早かったね」
「それだけ帝国側も本気だという、証拠ではないですか?」
「そうかもね」
「坊ちゃん。あの二人を、帝国に引き渡して良かったのですか?」
興味なさそうに答え、踵を返したキャニスに、アントワーヌは、抱えていた疑問を口にした。
「構わない。僕なりの復讐は果たした」
「ですが、2人とも生きています」
アントワーヌは、何故息の根を止めなかったのか、と聞きたいのだろう。
「僕はね、みんなが思って居る程、心が広くは無いんだ。あの二人は、簡単には死なせない。そんな楽をさせてなんか遣らないよ。特に皇女には、生き地獄を味わってもらわないとね」
6日経っても、キャニスの怒りは収まる事を知らず、溢れ出した魔力が、ザワザワと髪を蠢かせている。
普段穏やかで、感情を現わさない坊ちゃんが、これ程お怒りになるとは。
シェルビー殿下は、坊ちゃんにとって本当に大切な人になったんだな。
俺は嫉妬深い男なんて、お勧めしたくねぇけど、坊ちゃんが幸せを感じられるなら、なんだっていいや。
少しふらつきながら天幕に戻って行くキャニスの背中に、幸多かれと祈るアントワーヌだった。
武勇を誇る王太子シェルビーが、敵の襲撃により毒に倒れた。
皇女の毒針は、キャニスを狙い放たれたものだったが、王太子は身を挺し、愛しい恋人を守ったのだ。
あの王太子殿下が遅れを取るとは。と知らせを聞いた誰しもが耳を疑ったが、折悪しく、前日の戦闘で王太子は負傷しており、それが原因で発熱までしていた。
普段通りの健康な状態であれば、王太子は一刀のもとに、皇女を斬り伏せていた事だろう。
庇われたキャニスは、自身も毒に侵される危険を顧みず、その口で毒を吸い出し、王太子の命を繫ぎ止めたのだ。
しかし、王太子の受けた毒は、たった一滴でも死に至る猛毒だった。
医者にシェルビーを任せたキャニスはその足で、皇女が捕えられている天幕へと出向き、皇女に対し何らかの報復をしたらしいのだが、皇女の天幕から出て来たキャニスは、その場で吐血し倒れてしまった。
猛毒をシェルビーの血と共に、口で吸い出したキャニスは、それを飲み込むことは無かったが、口内の粘膜から毒が体内に吸収されてしまったのだ。
医者の手当てが速かった事も有り、直ぐに意識を取り戻したキャニスは、制止する医師の言葉も聞かず、床を離れると、解毒剤を飲みながら、シェルビーの看病を始めた。
そして今もキャニスは、王太子の快癒を願い、付きっきりで王太子の看病に当たっている。
騎士達は、シェルビーとキャニスの絆の深さに涙し、凍てついた地面に膝を付き、二人を助けてくれと、幸多かれと祈るのだった。
そして、皇女に何をしたのか。
キャニスが口を開くことは無く。
全ては闇の中だ。
「う・・・うう・・・」
「殿下?殿下!気が付かれましたか?」
「・・キャス・・どぅ・・・した?」
「殿下。しっかりなさって下さい!」
「ま・・た。雛・・が・・・落ちた・・・のか?」
「殿下・・・・・?」
「・・・すぐ・・・・かえし・・て・・・や・・・」
鳥の雛くらい
何度だって俺が巣に帰してやるから。
だから、泣くなよ。
俺はお前の笑顔が見たいんだ。
雛を巣に帰したら、また俺に笑いかけてくるか?
大好きだ、愛しているよ。
俺の妖精。
可愛いキャニス。
「殿下! シエル!」
「キャニス様。ただの譫言です。殿下は夢を見て居られるのです」
「夢?・・・私は・・・私はどうすればいい?どうすれば、殿下はお目覚めになられる?」
「人の手で出来る処置は、全て行っております。あとは殿下ご自身の生きる力で、乗り切って頂く以外ないのです」
この藪医者め!!
「私に出来る事は、何も無い・・・と?」
濃い隈の浮かんだ顔で見上げられた医者は、静かに首を振った。
「キャニス様は、既に多くの事をなさっておいでです。ご自身の危険も顧みず、殿下のお身体から毒を取り除き、今もこうして、付きっ切りで看病をなさっているではありませんか」
「看病など・・・私は殿下に命を救われた。その殿下は今も苦しまれているのに、私はなんの役にも立たない」
両手で顔を覆い、吐き出した嘆きと共に、がっくりと肩を落としたキャニスの姿に、医者たちは深い溜息を吐いた。
「そんな事は在りません」
「そうですよ。殿下は夢の中でもキャニス様の名を呼んでおられる。それだけ強くキャニス様を思って居られるからでしょう」
「その通りです。こうしてキャニス様がお傍について居られる事が、殿下の力となって居るのです。それにお目覚めにならないのは、殿下のお身体が毒と戦って居る為です」
「でも。殿下が毒を受けてからもう6日だ。その間お食事も一切取られていない。いくら薬湯を飲ませていても、このままでは、毒に打ち勝つどころか、衰弱してしまう」
「だからこそ、キャニス様の励ましが、殿下には必要なのです。キャニス様の励ましが、殿下の意識を呼び戻す力となるのです」
「・・・・明日もお目覚めになられなければ、王都へお連れした方が、良いのではないか?」
「それはいけません!!」
「何故?こんな荒野のど真ん中に居るよりは、ましだと思うけど」
「キャニス様。お気持ちは分かりますが、それだけは駄目です」
「だから何故?!」
「普通の負傷でも移動する事で、体に負担がかかります。ましてや殿下のお身体は、毒に侵されて居るのです。今の殿下のお身体では、移動でかかる負担に耐えられないのです」
「・・・・分かった。もういいよ。あなた達も疲れているだろう?今日はもう休みなさい」
「いや。しかし、キャニス様の方こそお休みになられないと!」
「僕の事は良いよ。あなた達が残っていても、何もできないと言うなら、少しでも役に立ちそうな僕が残るべきでしょ?」
嫌味でもなんでもなく、キャニスは事実を述べただけだったが、己の無力さを痛感させられた医者達は、悄然と項垂れて、天幕を去るより他なかった。
ただ医者としての使命感から、去り際に、キャニスへ薬を飲むように告げる事だけは、忘れなかった。
「坊ちゃん。お薬です」
小さな瓶に詰められた薬は、見た目は遠い昔にゲームの中で見た、エリクサーに酷似していた。
これが本物のエリクサーなら、HP/MP全回復に、シリーズ作品によっては、バッドステータスの治療も付いて居た記憶がある。
正に、シェルビーに必要な薬だ。
しかし差し出された瓶の中身は、鼻が曲がるほどの悪臭を放ち、これこそが毒なのではないか?と思わせるほどの酷い味がする。あまりの不味さに、生理的な涙が出て来るほどだ。
そして飲み終わった後の息が、緑色に見えるのは、単なる気のせいと言えない所が辛い。
一息で薬を飲み干し、緑色に染まった溜息を吐くキャニスに、パトリックが蜂蜜入りの茶を差し出した。
余り水分を取り過ぎると、お腹がちゃぽちゃぽになってしまうが、キャニス自身も体内に取り込んでしまった毒を、排出しなければならない。
少しの間パトリックにシェルビーを任せ、用を足しに天幕の外へ出たキャニスは、その帰りに、物見櫓の上で跪き、月明かりに照らされながら、一心に祈る人影に気付いた。
「アントワーヌ」
「はい、坊っちゃん」
「あとでキャピレット卿に、暖かい飲み物を持って行ってあげて」
「承りました。それと先程伝書鳥が到着しました」
「なんて言って来たの?」
「知らせによると、皇女とナリウスはギャリコ運河への到着前に、皇都から派遣されたレーモネ伯旗下の騎士へ、引き渡されたそうです」
「そう。随分早かったね」
「それだけ帝国側も本気だという、証拠ではないですか?」
「そうかもね」
「坊ちゃん。あの二人を、帝国に引き渡して良かったのですか?」
興味なさそうに答え、踵を返したキャニスに、アントワーヌは、抱えていた疑問を口にした。
「構わない。僕なりの復讐は果たした」
「ですが、2人とも生きています」
アントワーヌは、何故息の根を止めなかったのか、と聞きたいのだろう。
「僕はね、みんなが思って居る程、心が広くは無いんだ。あの二人は、簡単には死なせない。そんな楽をさせてなんか遣らないよ。特に皇女には、生き地獄を味わってもらわないとね」
6日経っても、キャニスの怒りは収まる事を知らず、溢れ出した魔力が、ザワザワと髪を蠢かせている。
普段穏やかで、感情を現わさない坊ちゃんが、これ程お怒りになるとは。
シェルビー殿下は、坊ちゃんにとって本当に大切な人になったんだな。
俺は嫉妬深い男なんて、お勧めしたくねぇけど、坊ちゃんが幸せを感じられるなら、なんだっていいや。
少しふらつきながら天幕に戻って行くキャニスの背中に、幸多かれと祈るアントワーヌだった。
83
あなたにおすすめの小説
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
悪役令息の僕とツレない従者の、愛しい世界の歩き方
ばつ森⚡️8/22新刊
BL
【だって、だって、ずぎだっだんだよおおおおおお】
公爵令息のエマニュエルは、異世界から現れた『神子』であるマシロと恋仲になった第一王子・アルフレッドから『婚約破棄』を言い渡されてしまった。冷酷に伝えられた沙汰は、まさかの『身ぐるみはがれて国外追放』!?「今の今まで貴族だった僕が、一人で生きて行かれるわけがない!」だけど、エマニュエルには、頼りになる従者・ケイトがいて、二人の国外追放生活がはじまる。二人の旅は楽しく、おだやかで、順調に見えたけど、背後には、再び、神子たちの手がせまっていた。
「してみてもいいですか、――『恋人の好き』」
世界を旅する二人の恋。そして驚愕の結末へ!!!
【謎多き従者×憎めない悪役】
4/16 続編『リスティアーナ女王国編』完結しました。
原題:転んだ悪役令息の僕と、走る従者の冒険のはなし
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
王家の影一族に転生した僕にはどうやら才能があるらしい。(完結)
薄明 喰
BL
アーバスノイヤー公爵家の次男として生誕した僕、ルナイス・アーバスノイヤーは日本という異世界で生きていた記憶を持って生まれてきた。
アーバスノイヤー公爵家は表向きは代々王家に仕える近衛騎士として名を挙げている一族であるが、実は陰で王家に牙を向ける者達の処分や面倒ごとを片付ける暗躍一族なのだ。
そんな公爵家に生まれた僕も将来は家業を熟さないといけないのだけど…前世でなんの才もなくぼんやりと生きてきた僕には無理ですよ!!
え?
僕には暗躍一族としての才能に恵まれている!?
※すべてフィクションであり実在する物、人、言語とは異なることをご了承ください。
色んな国の言葉をMIXさせています。
本作は皆様の暖かな支援のおかげで第13回BL大賞にて学園BL賞を受賞いたしました!
心よりお礼申し上げます。
ただ今、感謝の番外編を少しずつ更新中です。
よければお時間のある時にお楽しみくださいませ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる