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海のほの暗い闇

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清水寺財閥である『清水寺海(きよみずてらうみ)』は『典型的な悪役令嬢』である。
彼女は己の憂さ晴らしの為に教師の男を誘って破滅をさせたり、クラスメイトの女子高生を捕まえて無理矢理『異種交配』を行ったり、自分の取り巻きを奴隷のように扱ったりと、やりたい放題に暴れまくっていた。
なので彼女を嫌う者が多かった。

、、けれど今は、、、、、、、、。

「はあん、、ああああ、、、あん、、ああ、、、さ、、『早苗(さなえ)』、、!」
海は名門女子学校で有名なドM変態女、、、、『黒崎早苗』に抱かれていた、、、。
早苗は大きな二つの男根のうち一つで海の子宮の壁まで届き、蹂躙に相応しいほどの快感を与える、、、。
そしてもう片方の男根は海の男根と早苗の男根でくっつけた状態で一緒に握り込まれており、お互いの爬虫類のペニスが擦り合う快感に海は翻弄されていた、、。
「ふふふ、、、、可愛い『妹』ですね、、、」
早苗は蛇の舌で海の頬を舐める、、。
その感触にもゾクゾクした感覚を覚える、、。
ぐっぐっぐっぐっぐっ、、、、、。
早苗の男根で串刺しにされながら、、手の中でビクビク震える海のモノと一緒に扱かれる、、。
「はああ!あん!あああ!ああ!あん!はあん!」
海は首を振って悶える、、。
早苗はその姿を見て舌なめずりをする、、。
そして、、激しく腰を動かし始める、、。
ズン!!
「ああああ!?」
ズン!!
「ああああん!!」
ズン!!
「あああんんんん!!!」
ズン!!!
「あああああああんんんんん!!!!」
早苗が激しく動く度に、、海の体が宙に浮きそうになる、、。
その度に海の体に力が入るので、余計に二人の男根への刺激が強くなってしまう、、。
海は涙目になりながら早苗の顔を見る。
早苗の瞳は金色に輝き、獣の目になっていた、、。
「ふふふ、、そんなに欲しいのですか?」
「ち、、違う、、ああ、、そんなんじゃ、、あうん!?」
ズンッ!!
「ああっっ!!!」
早苗は更に深く突き刺す、、。
「遠慮しなくていいですよ、、、、貴女は『龍蛇』ですから、これくらいの『蛇淫』に慣れないといけませんからね、、」
「い、、いや、、あああんんんっっ!!!」
ズンズンズンズンズンズンズンッッ!!!!
「ああああんんっっっ!!!!」
ビュルッビュルルルーー!!!
海が射精すると、早苗の舌が伸びてぺろぺろと精液を舐める、、。
「ふふっ、、甘いですね、、もっと飲ませてくださいね、、私の可愛い海さん、、」
「うう、、あう、、ううっ、、」
海は恥ずかしくて涙が出てしまう、、。
けれど、海は早苗に逆らう事なんで出来なかった、、、、。
何故なら、海は早苗にとって大事な親友であり、唯一の血の繋がった双子の姉だった。
そして、、何よりも、、二人はお互いを愛し合っていたのだから、、。
「さあ、、続きをしましょうね、、」
「ま、、待って、、もう、、許して、、お願い、、」
「駄目です♪」
早苗は再び腰を振り始める、、。
ズブブッ!
「ひいいいいっ!?あああんんんっっ!!!」
ズブッズブズブズブズブッ!!!
「あああああんんっっっ!!!!」
ズブズブズブズブズブッ!!
「ひいいっっ!や、、やめ、、あああんんんっっ!!」
「ふふ、、まだ始まったばかりですよ、、頑張って下さいね、、」
早苗はニヤリと笑いながら海を責め続けた。

海は家に帰り、風呂に入ってシャワーを浴びていた。
「、、、、、、、、、」
(く、、、、、、!)
「んあ、、、、、はあ、、、!」
海は荒れ狂う媚薬の血のせいで火照った体を鎮めるために自慰をしていた。
しかし、いくらやっても体の熱は治らない。
それどころかどんどん熱くなるばかりだ。
「はあ、、、はあ、、、」
ふと、海は目の前の鏡を見た。
「、、、、、、、、、、」
海は力を込めるとみきみきと身体を変化させた。
白銀の髪に龍の角、金の瞳、魚のヒレに似た耳、手足と背中は水色の鱗、手のひらは水かき、腰には蹴爪、太くて逞しい水色の蛇の尻尾、、、、、。
これが海の本当の姿、、、、『龍蛇』だ。
海の父親は龍蛇神社の祠で見つけた二つうち一つの卵を無断で持って帰り、卵を孵化し、海を誕生させた。
その卵はもともとはタイムカプセルであり、人間から逃げるために、神通力で卵に転生して隠れていたのだが、、。
父親が無理矢理孵化させたせいで、海の昔の記憶がない、、、、。
だから海には龍蛇である早苗と過ごした妖怪の思い出がないのだ。
海はシャワーを止めると風呂場から出て体を拭き、そのまま海の部屋へ行った。
海の部屋には一匹の大きなドーベルマンがいた。
このドーベルマンはキメラで、気に入らない女達を使って犯すための道具として使っていたのだ。
だが今は、、、、、、、。
海は荒れ狂う快楽を鎮めるために、ドーベルマンのあそこを撫で始めた。
「グルルルル!!」
犬のように唸る化け物を見て興奮する海。
やがて犬のペニスが生えると海はしゃぶった。
「ガフッ!!ガウウウッッ!!」
ドピュッビュルルルーー!!
「ングゥッ!?」
あまりの量の多さに驚いて口を離すが、少し飲み込んでしまう。
「ゲホッ!ゴホォッ!」
咳き込む海。
やがて海は犬に背を向けて蛇の尻尾を横にずらし尻を高くあげた。
そこはひくついていて、中ではピンク色の肉壁が見え隠れしていた。
そしてそこから透明な液が流れ出ている。
それは雌の匂いを発しながら床を濡らしていく。
「グウウン、、」
犬の生殖器が再び硬くなるのを見て微笑む海。
そして自分の穴を指で広げながら言った。
「来ていいよ、、私をめちゃくちゃにして?」
その瞬間、犬が飛びかかるようにして挿入してきた。
ズブブッ!!
「ふああっっ!!」
ビクビクンッ!! 
激しい快感に震える海に構わずピストン運動を始める犬。
パンッパンッという音が部屋中に響き渡る。
「あっ!あん!ああん!すごぉい!すごいよお!!」
海の瞳は金色に輝き、口からは唾液を垂らしている。
その顔は完全に発情したメスの顔になっていた。
(ああ、、、、、まさか犬を使って自辱をするなんて、、でも気持ちいいよぉ!)
心の中で叫ぶ海だったが次第に快感が強くなっていくにつれて頭の中が真っ白になり何も考えられなくなる。
もう何も考えられないほど気持ちよくなりたかった。
(もうどうでもいいやぁ、、私は人間じゃないから、、、、)
そう思いながら海は性的興奮で生えた男根を激しく扱きながら腰を振る。
その姿はまるで発情期を迎えた獣のようであった。
「ああああん!イクぅ!イッちゃうううう!!」
ドピュッドピュービュールルルーー!! 海は盛大に射精する。
それでもまだ足りないとばかりに腰を動かし続ける。
「ああん!もっと!もっとちょうだい!」
海は牙を剥き出して笑う。
そして、、、、、。
ドピュッビュルルルーー!! 
犬の精液が子宮の中を満たした瞬間、海もまた絶頂に達した。
「ひゃうんんんんんっっっっ!!!」
ビクンッビグンッッ!! 海の男根から大量の精子と潮を吹き出す。
「はあ、、、はあ、、、」
むく、、、、、。
「あう!?」
犬の根元が膨らみ、亀頭球が形成されて抜けなくなる。
そして再び交尾が始まる。
「あひぃぃっっ!!しゅごいいぃぃっっ!!」
パンパンパンパンパアンッ!!
「あへぇぇっっ!!らめぇぇっっ!!」
ビクビクビクンッッ!! 
海はあまりの激しさに白目を剥き舌を出して痙攣している。
それから数時間後、ようやく解放された時には既に朝になっていた。
海は裸のまま床に寝転びぼんやりと天井を見つめる。
海は涙を流す。
自分が何者なのか分からなくなったからだ。
自分はただの獣なのだろうか?
 それとも人間の心を持った妖怪なんだろうか? 分からない。
ただ一つだけ言えることは、、 自分はもう元の自分には戻れないということだ。
海の心に深い闇が生まれる。
それが何かは分からない。
けれど、きっとよくないことだということは分かる。
何故なら、海の心がざわついているからだ。
海はむくりと起きた、、、、。
ー父親を殺そうー
海は育ててくれた恩があるし、大切な人だ。
けれど、父は海を今だに道具を見ていない、、いや見下しているのだ。
そんな奴に情けをかける必要はないだろう。
それに、、今は憎しみすら感じている。
海はスマホで早苗に電話をかける。
「早苗、、話があるんだけど、、」
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