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所有物※
しおりを挟む「足を開け」
「えっ……あ、何をっ……」
寝ていた体制から机の上に座らせるとヴィクトル様は強引に私の足を開かせ、小さなナイフを取り出すと下着を切り裂いて秘所を露出させる。
そこはもう蜜で溢れかえっていて私は恥ずかしくなり、閉じようとするが、すぐにヴィクトル様がその手を払いのけてかた手首を掴むと私の目を見て言った。
「お前は何の為にいるんだ」
そこで私は自分の立場を改めて思い知らされる。私は子を孕む為にヴィクトル様の妻になった。
衣食住を安定して提供してもらい、あの人の妻という地位を手に入れて生きていけるのもレーゲンブルクの次期当主を産むためである。
最近の私は浮かれていた。ミーティアお姉様の代わりに嫁いできたのに、そこから逃げるようにリディア姫のことばかり考えていた。
私はヴィクトル様の所有物なんだ。あの人の妻になったからには本来なら彼の望むような生活をしないといけない。妻としての役目を果たさなくてはいけないんだ。
「ご、ごめん、なさい……」
「謝罪ではなく答えを言え。何の為にいるんだ?」
「……子供を産ませてもらうためです……」
私がしどろもどろにそう答えるとヴィクトル様はまた笑う。そして指で秘部を広げるように開くとそこから垂れている蜜を指に絡めてたっぷりと濡れた指先を穴に沈めるようにして入れてきた。
「なら、どうしてほしいのか言ってみろ。ちゃんと説明をしろ」
「は、はい……私のここに……入れさせて下さい……んんっ」
そう言うとヴィクトル様は指を根元まで入れて出し入れする動きを始めた。それが嫌で私は目を背ける。
「誰の何をどこに入れるんだ?ちゃんと俺の目を見て言え」
私は言われた通りにヴィクトル様の目を見ながら震える声で言った。
「あっ、私の、ここ……ヴィクトル様の……入れて、ください……お、お願いします……」
ヴィクトル様は満足そうに笑う。そして指を引き抜くとベルトを外して、それから、大きくなったそれはお腹に付きそうなほど反り返っていて、私は怖くなった。
あれが……今から私の中に……そう思うと嫌でも下半身が疼くように熱くなってくる。あの大きいので奥を思いっきり突かれてしまう。
「はしたない女だな」
そう言うとヴィクトル様は私の腰を掴んで自分の方に引き寄せた。そして秘部の入り口に彼の固くなった男性器を擦り付けてくる。
その感覚にまたお腹の下が疼くような感じがして私は嫌なのに、待ちきれなくなって、早く……奥まで、あの固いので埋めてほしい……今はもう、それしか考えられない。
「あっ……んっ……ヴィクトル様……」
先っぽが私の芽に当たると強い快感が全身に走った。そして何度もそこを重点的に攻められる。早く気持ちよくなりたいと疼く体をどうにか落ち着けたくてヴィクトル様の首の後ろに腕を回して抱きつく。
「お前は俺の所有物だ」
「は、はい……私は貴方の物です……」
ヴィクトル様の望み通り。ヴィクトル様の言うことをきく妻。
私は彼の所有物。そして彼を気持ちよくさせながら子供を産む為の道具。だからヴィクトル様が気持ち良ければそれでいいだ。それが私の存在意義で、生きる理由。
「なら受け入れろ」
そう言ってヴィクトル様は自分の腰をぐっと私に押し付ける。
その瞬間、体の中に熱くて太いものが入ってくるのを感じた。奥まで一気に貫くように入れられて気持ちよくて体が痙攣したように震える。
「あうっ……ああっ……」
指とは全然違う、太くて長くて固いものが私の中に入っている。あの大きなものが入っただけで私はまた軽くイってしまいそうになるくらい気持ちよくなった。
「捕まっていろ」
そう言ってヴィクトル様は腰を動かし始める。最初はゆっくりだった動きも次第に激しくなり、肌がぶつかる音と水音が混ざり合ったような音が部屋に響き始めた。
まだ数回しか体を重ねていないから全然慣れてなくて苦しいはずなのにそれより強い快感が全身を支配して喘ぐ声が止まらない。
「あっ……あぅ……んっ……」
「そんなに締め付けるな」
無意識に中を締め付けてしまったようでヴィクトル様は少し苦しそうな顔をしている。だけどそれはすぐに消えてまたいつもの余裕のある表情に戻った。
私の方は必死にヴィクトル様の肩を掴むので精一杯で意識を飛ばさないようにするのがやっとだ。
「見ろ、お前のここははしたなく俺の物を咥え込んでいる」
そう言ってヴィクトル様は繋がっている部分が見えるように私の足を更に広げて角度を変えてまた奥深くまで突いてくる。
「あ、やぁっ……」
下を見るとヴィクトル様のそれが私の中にぐぽっぐぽっと音を立てて出たり入ったりしているのが見えてグロテスクな光景なのに、気持ち悪いのに、それがとてもいやらしく見える。
私の中はヴィクトル様のを離すまいと必死に締め付けているようで彼の形や大きさがはっきりとわかる。そしてそれは更に大きくなっているように感じた。
こんな私で妥協して気持ちよくなってくれてる。本当に好きなのはミーティアお姉様なのに使えない私をただの性欲処理の道具として見てくれる。
私はミーティアお姉様の代わりにここにいるんだ。
「んっ……あっ……」
ヴィクトル様の腰が動く度に私の体は揺れる。奥まで突かれて気持ち良くて体が跳ねるように震えた。
「勝手によがってどうしようもない」
「はひっ……ご、ごめんなさっ……」
ヴィクトル様は腰を動かしながら私の耳元で意地悪なことを言って責め立ててくる。
「お前は俺に従うしかないんだ。わかったな?」
「は、い……私はヴィクトル様に……従うだけです……」
「そうだ。それでいい」
何度も何度もしつこく言われ続けるとその言葉が頭に刻み込まれるように感じる。そして段々と本当にそうなのかもしれないと思えてくるのだ。
今、こうして抱かれるのがミーティアお姉様なら、エレノアお姉様だったら……そっちの方が嫌だから。
「ん……あ、あっ……」
奥をたくさん突かれると気持ち良くて頭が真っ白になって何も考えられなくなってしまう。私は快楽に身を任せることしか出来なくなって絶頂が近付くき、動きがまた速くなっていき、先に私の方が限界を迎えてしまい、腰を跳ねさせて達した。
「あ……ぅ……っ……」
大きな背中にしがみつきながらびくびくと体を震わせていると柔らかくなったヴィクトル様のものが中から引き抜かれる。解放されたのに寂しかった。体がまだふわふわしているような気がする。
ヴィクトル様は私で気持ちよくなれたのかな……
そう思いながらヴィクトル様を見るとなんだか辛そうな、悲しそうな顔をしていた。
「ヴィクトル様……?」
何か気に障ることでもしてしまったのだろうか?不安になって名前を呼ぶと目の前の人は小さく呟いた。
「……ミーティア……」
「……!」
ヴィクトル様の口から出てきた名前はミーティアお姉様の名前だった。私を抱いているのに今はミーティアお姉様の名前を呼んでいる。
きっとこの人にとっての愛する人は過去も今も未来も今もミーティア様だけだ。やはり私はどんなに体を重ねてもその代用にすらなれない。
それでも良いと納得をしたはずなのに。早く、受け入れないと……
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