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ヴィクトルサイド3
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妥協をして受け入れていれば、気遣ってやれば、彼女は死なずに済んだのもしれない。
元婚約者であるミーティアの墓の前でそんなことを考えているとふとユミルと目が合った。周囲の人々は涙を流し、嗚咽を漏らしながらその場を囲んでいた。
しかしユミルはただ黙って俯いているだけだった。顔には暗い影が落ち、心の中の痛みが表情ににじみ出ているのは確かだが涙は一滴も流れていない。
何故だか姉の死に妹が涙一つ流さずにその墓を見つめている光景に俺の心にはわずかな怒りが湧き上がった。
姉が死んだのに泣けもしないのか?
そんな思いが頭をよぎる。少なくともあの瞬間のユミルに対して、俺は疑問を抱かずにはいられなかった。
葬儀が終わると次に待っていたのはマーシャル家との話し合いだった。ミーティアの死に伴い、婚約者の変更が提案され、俺の婚約者は次女のエレノアに替わることを提案される。しかし、俺はその提案に異を唱えた。
「ユミルリアでいい」
マーシャル子爵は一瞬言葉を失った後、顔を顰めて口を開いた。
「ですがユミルリアは正直、何の役にも立ちません。領地経営もできない、社交性も足りない、教養もダンスも出来ません」
確かにユミルにはそのようなものが欠けていた。それは重々承知していた。しかし、俺にとってそんなことは些細な問題に過ぎなかった。
最初からユミルを選ぶつもりだった所にミーティアが割り込んできたことで事態がこんな風に拗れたのだ。
「俺が選んだのはユミルリアだ。俺の決定に口を挟むな」
マーシャル家の人間がどんなに反対しようと今度こそは俺の決意は揺るがなかった。だがその時、エレノアが仏頂面を崩して焦った様子で止めに入った。
「ユミルリアでは荷が重すぎます。もう一度、よくお考えくださいませんか?」
あの女、今まで俺に対して一切興味を示さなかったくせに今になって何を急に……そんな疑問が胸に浮かぶ。
「それに私が嫁げばマーシャル家との繋がりが強くなり、レーゲンブルク家は更に安泰となると思いますよ?」
エレノアは冷静な口調で説得を始めた。その言葉には賢さが滲んでいて、エレノアが妻になれば、確かにレーゲンブルク家は栄えるだろう。しかし、それでも俺の心は揺らがなかった。
「俺が良いと言っているんだ。もう何も言うな」
「…………どうして」
俺の言葉が冷たく響くとエレノアは顔を青くして黙り込んだが、今度はマーシャル夫人が必死に反論しようとする。
「そんなことはございません!ユミルリアではなくエレノアなら、きっと貴方様にお喜びいただける立派な妻になります!」
その言葉に俺はただ一言、冷たく返した。
「こことの婚約を取り消しても構わない」
その一言で、マーシャル夫人は完全に迷い、しばらくの沈黙が訪れた。その後、渋々といった様子を見せてから了承の言葉が口をついた。
最初からこの意志が俺にあれば話はこんなに拗れなかった。ミーティアが死なずに済んだかもしれない。そう考えれば考えるほど、ユミルに執着する自分に腹立たしさを感じていた。
◆
ミーティアの死の余韻が深く残る中、俺とユミルの結婚式はひっそりと執り行われた。
予定よりも減った参列者は数えるほどで、その静かな空気は一層、結婚という儀式の重みを感じさせた。
花嫁姿のユミルはどこか儚げで普通なら華やかで美しいが、その目はどこか遠くを見つめ、まるで現実から逃げるようにその場に佇んでいた。
俺が手に入れたかったもの、それが今ここにあるのに心には満たされない空虚感が広がっていた。
どんなに周りが祝福しても何かが欠けているようで、まるで胸に深い穴が開いているかのような感じがした。
誓いの言葉は少しの躊躇もなく、ただ淡々とその一言を告げた。何もかもが空虚に響いた。
誓いの後、俺はユミルの唇を静かに奪った。その瞬間、彼女の身体が少し震えた気がしたが俺はその微細な反応にさえ気づかず、ただ唇を重ねる。ユミルの唇は柔らかく、冷たく、どこか遠くにいるような感覚だった。
◆
その日の夜に妻となったユミルと初夜を迎えることになるがユミルそんな気分になれるような姉不幸な女ではない。今夜はミーティアの死でも分かち合ってから、いつか抱こう。
それなのにユミルは薄い男を誘うようなネグリジェを着て部屋で待っていた。俺に抱かれるのを心待ちにして期待をして待っていた。姉が死んだばかりだというのにまるで娼婦のように待っていた。
ミーティアが死んだ時のあの時の苦しみや怒りを思い出し、そして思ったのだ。この憎たらしいほどに愛らしい顔を絶望に染め上げて、その瞳から光が消えてしまえばいいのにと。
「お前が死ねばよかった」
その瞬間、ユミルの顔が絶望に染まるのを見た時、胸の奥で何かがざわめいた。ユミルの目からは光が失われ、俺の言葉が心に深く刻まれていることがわかって、ふとそれを見て思ってしまった。
その顔が見たかった。
心はすぐに重く沈んだ。ユミルの表情を、あまりにも強く、深く見てしまったからだ。恐れや悲しみ、そして裏切りに似た感情が混ざり合って、どこか心地よさを感じてしまっていた。
それから急速に後悔が押し寄せる。自分が何を考えていたのか理解できなかった。ユミルが絶望しているその瞬間を、なぜかその感情を求めてしまっていた。彼女が痛む姿を心のどこかで求めていたのだろうか。それがどれほどの愚かな欲望であるかに気づき、息を呑んだ。
俺は一言だけ取り付くように謝罪をしてからユミルの部屋を後にした。どれだけ謝っても、もう取り返しがつかないことを知っている。ユミルの絶望的な表情を見た時、俺は何もかもを失ったような気がした。俺が本当に望んでいたものはきっと別の何かだったはずだ。
死ねばいいと言われた心の弱いユミルは本当に死ぬはずだ。ミーティアの様に自害をするのかもしれない。
刃物の持ち込みは許可をしていなかったが、ショックでバルコニーから飛び降りるのかもしれないと予測をしてユミルの部屋の下で待っていた。バルコニーに続く扉を開ける音はしたがユミルは落ちては来ない。
臆病な方が死への恐怖は強いのだろうか。バルコニーの柵にしがみつき、小刻みに震えるユミルを見て怖気づいたのだとそう考えた。念の為にバルコニーには外に鍵を掛けておくことにした。
元婚約者であるミーティアの墓の前でそんなことを考えているとふとユミルと目が合った。周囲の人々は涙を流し、嗚咽を漏らしながらその場を囲んでいた。
しかしユミルはただ黙って俯いているだけだった。顔には暗い影が落ち、心の中の痛みが表情ににじみ出ているのは確かだが涙は一滴も流れていない。
何故だか姉の死に妹が涙一つ流さずにその墓を見つめている光景に俺の心にはわずかな怒りが湧き上がった。
姉が死んだのに泣けもしないのか?
そんな思いが頭をよぎる。少なくともあの瞬間のユミルに対して、俺は疑問を抱かずにはいられなかった。
葬儀が終わると次に待っていたのはマーシャル家との話し合いだった。ミーティアの死に伴い、婚約者の変更が提案され、俺の婚約者は次女のエレノアに替わることを提案される。しかし、俺はその提案に異を唱えた。
「ユミルリアでいい」
マーシャル子爵は一瞬言葉を失った後、顔を顰めて口を開いた。
「ですがユミルリアは正直、何の役にも立ちません。領地経営もできない、社交性も足りない、教養もダンスも出来ません」
確かにユミルにはそのようなものが欠けていた。それは重々承知していた。しかし、俺にとってそんなことは些細な問題に過ぎなかった。
最初からユミルを選ぶつもりだった所にミーティアが割り込んできたことで事態がこんな風に拗れたのだ。
「俺が選んだのはユミルリアだ。俺の決定に口を挟むな」
マーシャル家の人間がどんなに反対しようと今度こそは俺の決意は揺るがなかった。だがその時、エレノアが仏頂面を崩して焦った様子で止めに入った。
「ユミルリアでは荷が重すぎます。もう一度、よくお考えくださいませんか?」
あの女、今まで俺に対して一切興味を示さなかったくせに今になって何を急に……そんな疑問が胸に浮かぶ。
「それに私が嫁げばマーシャル家との繋がりが強くなり、レーゲンブルク家は更に安泰となると思いますよ?」
エレノアは冷静な口調で説得を始めた。その言葉には賢さが滲んでいて、エレノアが妻になれば、確かにレーゲンブルク家は栄えるだろう。しかし、それでも俺の心は揺らがなかった。
「俺が良いと言っているんだ。もう何も言うな」
「…………どうして」
俺の言葉が冷たく響くとエレノアは顔を青くして黙り込んだが、今度はマーシャル夫人が必死に反論しようとする。
「そんなことはございません!ユミルリアではなくエレノアなら、きっと貴方様にお喜びいただける立派な妻になります!」
その言葉に俺はただ一言、冷たく返した。
「こことの婚約を取り消しても構わない」
その一言で、マーシャル夫人は完全に迷い、しばらくの沈黙が訪れた。その後、渋々といった様子を見せてから了承の言葉が口をついた。
最初からこの意志が俺にあれば話はこんなに拗れなかった。ミーティアが死なずに済んだかもしれない。そう考えれば考えるほど、ユミルに執着する自分に腹立たしさを感じていた。
◆
ミーティアの死の余韻が深く残る中、俺とユミルの結婚式はひっそりと執り行われた。
予定よりも減った参列者は数えるほどで、その静かな空気は一層、結婚という儀式の重みを感じさせた。
花嫁姿のユミルはどこか儚げで普通なら華やかで美しいが、その目はどこか遠くを見つめ、まるで現実から逃げるようにその場に佇んでいた。
俺が手に入れたかったもの、それが今ここにあるのに心には満たされない空虚感が広がっていた。
どんなに周りが祝福しても何かが欠けているようで、まるで胸に深い穴が開いているかのような感じがした。
誓いの言葉は少しの躊躇もなく、ただ淡々とその一言を告げた。何もかもが空虚に響いた。
誓いの後、俺はユミルの唇を静かに奪った。その瞬間、彼女の身体が少し震えた気がしたが俺はその微細な反応にさえ気づかず、ただ唇を重ねる。ユミルの唇は柔らかく、冷たく、どこか遠くにいるような感覚だった。
◆
その日の夜に妻となったユミルと初夜を迎えることになるがユミルそんな気分になれるような姉不幸な女ではない。今夜はミーティアの死でも分かち合ってから、いつか抱こう。
それなのにユミルは薄い男を誘うようなネグリジェを着て部屋で待っていた。俺に抱かれるのを心待ちにして期待をして待っていた。姉が死んだばかりだというのにまるで娼婦のように待っていた。
ミーティアが死んだ時のあの時の苦しみや怒りを思い出し、そして思ったのだ。この憎たらしいほどに愛らしい顔を絶望に染め上げて、その瞳から光が消えてしまえばいいのにと。
「お前が死ねばよかった」
その瞬間、ユミルの顔が絶望に染まるのを見た時、胸の奥で何かがざわめいた。ユミルの目からは光が失われ、俺の言葉が心に深く刻まれていることがわかって、ふとそれを見て思ってしまった。
その顔が見たかった。
心はすぐに重く沈んだ。ユミルの表情を、あまりにも強く、深く見てしまったからだ。恐れや悲しみ、そして裏切りに似た感情が混ざり合って、どこか心地よさを感じてしまっていた。
それから急速に後悔が押し寄せる。自分が何を考えていたのか理解できなかった。ユミルが絶望しているその瞬間を、なぜかその感情を求めてしまっていた。彼女が痛む姿を心のどこかで求めていたのだろうか。それがどれほどの愚かな欲望であるかに気づき、息を呑んだ。
俺は一言だけ取り付くように謝罪をしてからユミルの部屋を後にした。どれだけ謝っても、もう取り返しがつかないことを知っている。ユミルの絶望的な表情を見た時、俺は何もかもを失ったような気がした。俺が本当に望んでいたものはきっと別の何かだったはずだ。
死ねばいいと言われた心の弱いユミルは本当に死ぬはずだ。ミーティアの様に自害をするのかもしれない。
刃物の持ち込みは許可をしていなかったが、ショックでバルコニーから飛び降りるのかもしれないと予測をしてユミルの部屋の下で待っていた。バルコニーに続く扉を開ける音はしたがユミルは落ちては来ない。
臆病な方が死への恐怖は強いのだろうか。バルコニーの柵にしがみつき、小刻みに震えるユミルを見て怖気づいたのだとそう考えた。念の為にバルコニーには外に鍵を掛けておくことにした。
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