島の少女(海女編)

きさらぎ ゆき

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6)身体検査(3)

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6)身体検査(3)

さなは… 11歳の少女は、今、とても混乱していた。

最初は、海女用の丈の短い着物でも全然恥ずかしくは無かった。そして、いつもの縄1本だけを腰に巻いた姿でも全然恥ずかしいとは思わなかった。
でも、その後から、せんせいの視線を気にし始めてから、自分が全裸で男性の前に居る事に気が付いてから、急に恥ずかしくてたまらなくなっていた。
でも、この格好はいつもの海女姿のはずだから、本当は恥ずかしく感じるのはいけない事だった。
それに、お母さんと組合長さんからも『海女の代表』として難しい事でも頑張る様に言われているし、自分でもそうすると心で誓っていた。わたしみたいな見習いの見習いが組合の役に立てる事は、ここ海女エリアで暮らしている事が心の負担に感じている少女にとっては、とても誇らしい事だったのだ。

そう… だから、自分が恥ずかしいと感じている事は間違いだと分かっているから、ここまで頑張ってきている。
でも、ただの簡単な身体計測すら、ここまで満足に出来ていない自覚がある。せんせいが測ってくれている途中で勝手に動いてしまって、すごく邪魔をしているのだから。
しかも、胸の先の、とても形が変わってしまって自分でもどうなっているのか分からない部分に、自分は勝手に乳首を隠していたみたいだった。それを見える様にする事すら、せんせいにお世話を掛けてしまった。そして更に、また何回も動いてしまったり、倒れてしまった記憶もあった。

そして今、せんせいに言われて、初めて自分の格好に気が付いた。
わたしは、自分が勝手に隠してしまった乳首を、わざわざ、せんせいが表に出して下さってる間に、何でか分からないけど、せんせいの目の前でガニ股に開いていた…

「 せんせいの… 男の人の前で、わたし、丸裸で、お股を… 大事なとこを… ガニ股で開いてるの…? 」

少女の頭の中に、小学校6年生の女の子として当たり前の理性が さっ と戻ってくる。

乳首を探してもらってる時の感触とか息苦しさとかも…
ここまで、何をしてきて、今どうなっているのかとかも…
『海女の代表』として取材を受けている事とかも…

一瞬で全部吹き飛んで、たった1つだけの、女の子の当たり前の気持ちが頭から溢れてきて…

今まで左右に大きく拡げてレジャーシートをつかんでいた両手が、反射的に、ガニ股に開いたままの少女の股間を覆う。
乳首を勃起させている2つの胸はそのままで、女の子の本能が股間だけを必死に隠していた。
右手でスジを押さえ、左手をその上に重ねる。無意識だけど、たぶん、利き手で直接押さえる様に、身体が勝手に動いたのだろう。
押さえた途端に、また、呼吸が荒れている事に気が付く。隠せて ほっ としたのかもしれない。ガニ股のまま、その真ん中を両手で押さえたまま、そしてもちろん全裸のまま、胸を上下させながら大きく息を吸って吐いている。

そして数秒後、さなと雄一の視線が繋がって、少女は、また自分の失敗に気がついた。
自分は、海女の取材で、海女の格好で、せんせいに身体を測ってもらっていたところだった…
そして、海女の格好で見えるところの長さを、せんせいが測ろうとしていた…

そして、わたしは、今、そこを隠してしまった…

今度は、小6の女の子の理性が、『海女の代表』の責任感に吹き飛ばされる。
恥ずかしさも頭から消し飛んで、股間をガニ股に拡げたまま、少女の両手は元の位置に戻った。
そして、もう1度、さなの視線が雄一と合わさる。

「 さな、何回も言ってるけど、そういう取材を邪魔する動きはいけない事だよ。 まあ、分かってるみたいだし、反省しているのは分かるけど… 本当に困るなあ… 本当に協力する気あるの? 」
「 本当にすみません! 気を付けてて… あの、勝手に動いて… 手が勝手に… すみません! もっと測りやすくします… 許して下さい… 」

そう言いながら、さなの両膝がガニ股を更に開こうとして ぐっ… と動いた。
左右の膝が、それぞれ外側に拡がって、両脚の描く形が『ガニ股』から『M字』へと変化していく。

そこへ、雄一が更に注文を付ける。
「 さな、 そのまま、手で膝の裏側を持って… そうそう… さあ、そこから、もう少し外側に開きながら、上に上げて… 」

少女の腕が、自分の太ももを左右に大きく開きながら、手前に引き付ける。その動きに引っ張られて、お尻がオムツを替える時の様に少し持ち上がっていく。
そして、今まではお尻の谷間に隠れていた11歳の少女の肛門が、左右に引っ張られて完全に雄一の目の前に現れた。
先程まで、身長を測る時には、谷間の中へ指を送り込んでくすぐっただけだったが、今は谷間が開かれて丸見えだ。全身が薄っすらと小麦色に焼けている肉体の中で、唯一お日様にさらされていなかったみたいで、ここだけが少し白い。肛門の色も周りと同じ、日焼けしていない色白な肌色である。

雄一は、最近セックスの相手をしてあげているアラフォーおばさん… ローションを付けて舐め合ってるおばさんの事であるが… の肛門の色とはかなり違う事に気が付いた。
おばさんの肛門の色は、周りの肌の色よりは少し濃い。色素が沈着しているみたいだった。それでも汚いとは思わなかったし、肛門を舐め合う気持ち良さも最高であった。
しかし、この11歳の… 小学生の少女の肛門の色は、肌と同じ色である。強いて言うなら、かすかにピンク掛かっているくらいの違いだ。正直に言って、こんなにきれいな肛門を見るのは初めてである。

そして、その肛門の少し上から、1本のスジが真っ直ぐ上に伸びていた。やはり、こんなに股間を拡げていても内側は見えていない。ぴったりと閉じている。
但し、長さを測るのだから、この方がやり易そうだ。

「 よーし、 これでやっと おまんこ の線の長さを測れそうだ。 ここは、海女のデータの中でもすごく重要なところだから、このままの姿勢をキープしてね。 分かった、さな? 」
「 はいっ! 頑張りますっ! 動かぬように努力しますっ! お願いしますっ! 」
さなが、少し古風な用語を入れて返事をする。

この姿勢は腹筋も使うし柔軟性も必要なはずだ。そして、両手で拡げてるとは言え、太もも自体の筋肉も股を拡げ続けるには必要だった。
雄一としても、これはキツイ、と言うのは分かっているが、ここは敢えて厳しく指示を出す。
そして、今度は、左右両方の人差し指にローションを付けてから、目の前で持ち上げながら大きく開かれている11歳の少女の股間に近づけていった。

まず、両方の指先を同時に、肛門とスジの間… 蟻の門渡り に這わせる。

うずっ!

さなの頭の中に、初めての感触… もどかしいくすぐったさが粘る様に侵入してくる。

びくっ!

さなの両脚の付け根と、太ももを抱えている両手に力が入る。でも、何とか脚を開き続ける事は死守する。

「 う~ん、 どこのポイントが、こっち側の出発点かなあ… 」
もっともらしい事を言いながら、2本の人差し指の先が、肛門とスジの間の緊張している肌をくすぐる。

「 あっ… ここかな… 」
そう言いながら、雄一の左の指先が、わざと肛門の窄まりを捉える。

「 ひっ! 」

もう既に、身長測定の時に散々くすぐられて敏感になっている肛門が、ローション越しの刺激を初めて受けて緊張する。同時に、少女の喉が息を鋭く吸い込んで小さな悲鳴を漏らす。

「 うん、 ここが出発地点のようだな… さな、ここが大切だから動かないでね… 」
雄一が念を押すが、先ほど息を吸い込んだまま両手で太ももを引き付けて力んでいる少女は返事が出来ない。

雄一は、そのまま、ローションの付いた人差し指の先に、少しだけ力を入れる…
すると、

つぷっ…

爪の長さの半分… 指先の5ミリぐらいが、さなの窄まりの中心に潜り込んだ。

「 ひいいいっ! 」

少女の肛門が きゅうっ と雄一の指先を締め付けながら、同時に両脚が ぶるんっ! と力む。それを、華奢な両手がしっかりとつかんで堪えて、股を必死に開き続ける。

指先がたったの5ミリだけ窄まりに潜る…
これは、少女の肉体にとってはキツイ行為ではない。5ミリなら、せいぜい、肛門の入り口の分厚さより少しだけ深い程度だ。直腸までは全く侵入していない。解りやすく言うなら、浣腸よりも遥かに浅い潜りである。
しかし、反対に腸は感覚が鈍く、肛門の入り口は刺激だけでなく性感も鋭い所だ。
先ほどまでの、しつこいくすぐりによって、少女の肛門は既に開花しつつある。

そこへ、ローションを付けた指先が、浅く、しかし鋭く侵入してきたのだ。
11歳の少女にとっては、まるで全身を貫かれたような刺激と痺れだった。
それでも、「ここが大切だから動かないで」という雄一の言葉はしっかりと頭にある。一生の頑張りを全部使い切るつもりで耐える。

それを分かっているかのように、雄一の指先が意地悪く蠢く。
「 よ~し、 しっかりと確認しよう… 」
と言いながら、数ミリの幅で、ローションの付いた指先が抜き差しされる。

「 ひっ! ひっ! ひっ! ひっ!… 」

さなは全身を力ませて、僅か数ミリの動きに何度も全身を貫かれながら吐息を漏らして耐え続ける。
それでも、雄一の思惑通り、少女の受ける刺激の中には、少しずつ疼く様な感触が混ざってきていた。
そして、その事を、雄一の敏感な指先は肛門の入り口の締め付け具合の変化から感じ取っていく。この感覚はアラフォーおばさんとの肛門の弄り合いを通して熟知しているのだ。

雄一は、さなの肛門が、刺激を性感と感じる様な反応をし始めたのを確信してから、右指を動かし始めた。

「 うん、これで出発点が決まったね。 それじゃあ、ここから長さを測るよ~。 動かないでね~ 」
メジャーも持たずに雄一は声を掛けるが、もちろん、力み続けている少女は返事が出来ない。
それでも、右の人差し指は容赦なく動く。

左の指先が刺さっている肛門の横に指先を当てると、そこからゆっくりと、おまんこのスジをなぞり上げていく。

ぬぷ… ぬうーーーーーーーーー…

雄一が感覚的に予想していた通り、小学生ではあるが、スジの内側は粘液が溜まっていた。
そして、11歳の少女の、おまんこのミゾの内側の粘膜が、生まれて初めて、誰かの指になぞり上げられていく。
実は、さなはまだ、オナニーをした事がない。
だから、これが正真正銘の、生まれて初めて粘膜をなぞられていく瞬間だった。

ぬうーーーーーーーーー…

生まれて初めての疼く様なむず痒い感触が、股間を這い上ってくる…
その時、

ぞくぞくぞくぞく…………

股間の疼きが痺れに変化しながら、さなの背骨を這いあがってくる。そして、その感触のせいで、少女の背筋が仰け反っていく。
それに負けない様に、一生懸命に両手で自分の太ももを抱きしめて耐えるけれど、上半身は勝手に仰け反ってブリッジをする。
両足の指を、まるで何かを捕まえる様に握りしめる。

何しろ、生まれて初めて、女の身体の中で一番の敏感なところ… おまんこのスジを指によって、なぞり上げられているのだ。
その経験は、ほとんどの少女にとっては、自分の指によるオナニーだろう。
しかし、さなの場合は、わずか11歳の年齢で、男性の指によって、今、なぞり上げられている。
しかも、その指は、表向きは18歳の(実際は23歳)若者ではあるが、既に女の身体を隅から隅まで知り尽くしている指だった。

やがて、その指が、ミゾの終点の手前でわざと速度を落とすと、ミゾを引き返して肛門の方へ戻っていった。
まだオナニーも知らない少女の身体ではあるが、終点で包皮に包まれている突起にとっては、もどかしい切なさが残ってしまう。

「 う~ん、難しいなあ… もう1回、測り直さないと… 」
雄一が呟きながら、再度、右の指先を肛門の側からミゾに沈めると、頂点に向かって、なぞり上げる。

「 んんーーーーーー 」

さなが、今度は息を発しながら、前以上に力みながら自分の太ももにしがみつく。
独特の疼きと痺れが、また、背筋を這いあがってくる。両脚が震えて、裸足の指を握りしめる。

雄一の指が一旦、ミゾの切れ目の手前で止まりかけてから、終点までは直接なぞらないで、皮の上から、

つんっ!

と、突っついた。

びくんっ!

皮に包まれたまま、乳首と同じ様に 勃起 をしてしまっている11歳の少女の 突起 に、皮越しの衝撃波が間接的に伝わってきて、無意識で腰を弾く。
でも、脚と腰は自分の両腕で抱えて動かない様にしているので、全身をビクつかせただけだ。
雄一の指が、もう1度、下から上へなぞり上がってきて、突起に衝撃を送る。
そして、もう1度… また、もう1度… もう1度…

繰り返される初めての感触で、さなの自意識は跳びそうになっていく。
やがて、雄一の手が、さなが抱えている太腿を左右にもっと開く様に誘導すると、少女の両手が、左右の太ももをそれぞれ外側に引き離していって、大きく M字 に開いていった。
それの動きに合わせて、全く毛の生えていないおまんこのミゾも左右に引っ張られていくが、それでもまだ開かない。1本のスジのままである。

しかし…
それでも引っ張られた弾みだろうか、ミゾの下の切れ目から肛門に向かって、透明な液体が垂れてくるのが見えた。
小学生とは言え、もう、胸も尖がって腰も張り始めるくらいの発育を見せている身体だ。
しかも、先ほどから肛門を撫でられ、乳暈と乳首を弄られ、更に包皮の上から突起にも振動を加えられてきている。
幼くても愛液を溜めてしまうのは当然であろう。

雄一の左の指先が、その愛液を付け直してから、もう1度、さなの肛門を浅く突き刺すと、M字の両端の少女の裸足の指と足裏が跳ね上がる。
愛液があふれそうなミゾを、右の指先がゆっくりと、少し蛇行しながらなぞり上がって行く。
M字の形のまま、太ももが力んで震える。

右指はミゾの頂点まで来ると、今度は親指も一緒に、2本の指先で包皮の上から中身も一緒に、そっと摘まむ…

びくんっ!

今までの衝撃とは全然違う、柔らかいのに全身をつかまれたような… 新しい感覚に、少女の頭と身体が弾け跳んだ…
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