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理来と正式に付き合うことになってやっと気持ちにゆとりが生まれるかと思った昼休み、いつも通り春原と食事に出かけた理来はゆっくりいつも通りの時間に課へ戻ってきた。
…いや、別に良いんだけど、付き合いたての彼氏を放って女友達と食事に行くか?…俺が、こんなにソワソワと待っているのに?…束縛しすぎて嫌われたくないから本人には言えないけど…。
「理来、遅かったな」と思わず本音が漏れると驚いた顔をされた。…拙いコト言ったか?
「すみません。税務の春原さんとばったり会って少し立ち話をしたもので」
理来の言葉に思わず『あいつか…』と声が出てしまった。
俺が春原を苦手に思っていることは理来にも伝わっているようで一生懸命友達をフォローする彼女は可愛い。
「でも、はるかちゃんてすっごく良い娘なんですよ?北条さんが私を困らせているって思ったから先輩には言い辛いことでもきちんと意見してくれたし…顔も可愛くって優しいし、料理も上手なんですよ。この間一緒に遊びに行った時にも…」
でも延々と興味も無い、もとい苦手な女の話とかされるのは嫌だ。それに連動してあいつの兄貴の顔が浮かぶのはもっと嫌だ。
俺は話し続ける理来を抱きしめた。
「お前がはるかちゃん大好きなのは判ったから、もう黙れよ」
そう言って、いつもよりも激しく口づける。何回しても理来とのキスは気持ちいい…もっともっとと貪っているうちに彼女は抵抗する気力を無くしたように、俺に体を預けてきた。
「…大人しくなったな?」
顔を真っ赤にして蕩けるような表情の理来を揶揄うと、腕を突っ張ってムッとしたように告げられる。
「…今度、職場でこういうことをしたら、1週間お触り禁止、口もききませんから‼」
ええ…?それはキツイな…。
「大体、私が話している途中でこういうことをするのって良くないですよ⁈」
「…だって、理来があんまり春原のことを褒めるから、あいつの兄貴の顔が浮かんできてなんか…妬けた」
素直に謝る。これで許してくれないかな~なんて思って。
「北条さんはスキンシップ過剰ですよ‼あと、人の話は最後まで聞くこと‼」
理来から母親みたいに怒られるのも嬉しいとか俺はもしかしたらMっ気があるのかもしれない。
「…じゃあ、職場では過剰なスキンシップをしない。…その代わりにご褒美は?」
理来は意外と押しに弱い。そう前回悟ったので、試しにおねだりしてみる。
「理来がご褒美をくれるなら俺も我慢できるかもなー。ねえ、ご褒美頂戴?」
「…ご褒美って、私が出来ることで…エッチなやつとかは無しですよ?」
そう念を押されるけれど、『俺と温泉に1泊旅行に行こう』と言ってみた。
「えっ⁈…だからエッチなお願いはダメって…?」
困る理来を言いくるめてみる。
「一緒に遊びに行きたいだけ。お前の湯上り浴衣見たいし、せっかくだから温泉に行きたいんだよ。…そうしたら職場では絶対に何もしないって誓うから‼」
キラキラした目でとりあえず誓う。ここは言ったもん勝ちだと信じて。
「分かりました。…そのかわり絶対にエッチなことは禁止ですからね⁈」
「了解‼じゃあ、早速良い温泉探しておくから‼」
よし!やっぱり理来は押しに弱い‼これなら一緒に温泉に行っちゃえば陥落できるはず。
…お酒を飲んで、できれば一緒に露天風呂にも入りたい!夢は膨らむぜ!
ウキウキしながら予定を立てる俺は、まさか理来が予想外の行動に出るとはこの時思いもしなかった。
翌日、【初期課】の面々が慰安旅行から帰ってきた。
課長から温泉まんじゅうをお土産にと頂き、ついでに腰痛が軽くなったと土産話を聞かされていると南原が理来に縁結びのお守りを渡しているのが見えた。
「うふふ、これで私と北条先輩が付き合って、貴女が振られても大丈夫よ」
南原は相変わらず、よくわからない理屈をこねている。…絶対お断りだけれど。
「あのさ、もうご縁は結ばれているんだからこのお守り要らないよね?」
理来にカマを掛けて縁結びのお守りを取り上げようとしたら、強硬に拒まれた。
「より強いご縁で結ばれるとも言うんですよ?だから…大事にするんだ」
そう言って上目遣いで見つめられた。…お前…その表情は反則だろう⁈クッソ可愛いな。
人目さえなければ…と悶えていると『これ、私もお揃いなんです』と南原が俺にまで縁結びのお守りをくれた。
「先輩と私のご縁が結ばれちゃったりして」
南原はどうでもいいが、理来とお揃いの縁結びのお守りか…そう思うと少し嬉しい。
「ありがとうな、南原。大事にするわ」と自然に笑顔がこぼれた。
「ああ…北条先輩が私とペアのお守りを喜んでいるなんて…幸せ」
南原が騒いでいたがそんなことはどうでもいい。理来とお揃い!この一点のみが俺には重要なのだから。
お昼休みの後で、『あのさ、例の旅行だけれど、今週末にいい宿が取れたから行こうぜ』と理来にパンフレットを渡すと少し複雑そうな顔をして受け取る。
本当は二人で行くのが嫌だったのだろうか?そうは思ってももう予約したし…なんとかなるだろう。
そう考えていた俺は甘かった。
「本日はいいお天気で良かった。北条さん、東雲さん今日はよろしくお願いします」
「本当にいいお天気‼これなら高原散策も楽しめそう!楽しみだね理来」
…当日の待ち合わせ場所には何故か春原兄妹が揃っていたのだから。
俺が凍り付いたのを察した理来が『すみません…口を滑らしたらこんなことに…』と慌てて謝るが、来られてしまったものはどうしようもない。
「新幹線もちょうどすぐ隣が取れたから一緒に駅弁買って食べましょうね」
「同じ宿が取れたので、夕食も一緒に食べられますね」
春原兄妹二人に言われて幸せな時間を無くした俺からは笑顔も消えていた。
オロオロしながら理来が『拓海さん、おミカン剝きますか?』と声を掛けてくる。
うぐぐ…怒りたいがここは我慢だと『…剥いてくれるなら食べる』と言ってみた。
ついでに『食べさせてくれなきゃイヤダ』と駄々をこねてみる。
さすがに拙いと思ったのか春原兄妹も寝たふりをしている。…恋人同士の語らいを邪魔しないだけマシか。
「ぅう…拓海さん、あーんして?」
理来の声に合わせて口を開けると恥ずかしそうに食べさせてくれた。…これはこれで良いかも。
でも『本当は二人っきりで来たかったな…お酒飲ませて仲良く…』と思わず本音が零れてしまった。
それが癇に障ったのか、いきなり理来が切れたのには驚いた。
「拓海さんだって、うららかから縁結びのお守り貰って嬉しそうだったじゃないですか!しかもうららかとお揃いでご縁が結ばれるって聞いたらヤケに嬉しそうに見えましたけど⁈」
…理来がなんの話をしているのか全然わからない。
「付き合っている彼女がいるのに、その目の前で他の女との縁結びのお守りを受け取って嬉しそうな顔をするなんて信じられないって言っているんですよ⁈」
これってもしかしたら、嫉妬してくれたのか…?そう思ったら彼女を抱きしめていた。
「…あれは、南原とお揃いだから嬉しかったんじゃなくて理来とお揃いだったから喜んだんだよ。理来が『より強く縁を繋ぐ』って言ったから…俺も大切にしようって思ったんだ」
あんなに俺に関心が無さそうだった理来が俺を想ってヤキモチを焼いてくれるなんて…たまらず理来に口づける。
「今回は俺もちょっと進展を焦ってだまし討ちしようとしてごめん。でも今度は絶対に二人で来ような?」
そう言って彼女を見ると嬉しそうに頷いてくれた。
もう一度口づけて彼女を強く抱きしめると前方から『カシャッ』というシャッター音が聞こえた。
「うふふ♪いいモノ撮れちゃった」とニヤリと笑う春原妹…お前…。
「二人の熱いキッスを写真に収めましたわよ。オホホご馳走様です」
スマホの画面を見せられたけれど、そこには俺との口づけに恥じらう理来の貴重な映像が残されていた。
うわっ…その画像…欲しい。
「はるかちゃん消去してよー‼」
「どうしようかな~ケーキでもご馳走してもらおうかな~」
理来の懇願をニヤニヤして揶揄うあたりに二人の関係性が見えるよな。
「俺が春原にケーキを奢るから、その画像転送してくれ」
俺の言葉に春原は大爆笑していたけれど。
…いや、別に良いんだけど、付き合いたての彼氏を放って女友達と食事に行くか?…俺が、こんなにソワソワと待っているのに?…束縛しすぎて嫌われたくないから本人には言えないけど…。
「理来、遅かったな」と思わず本音が漏れると驚いた顔をされた。…拙いコト言ったか?
「すみません。税務の春原さんとばったり会って少し立ち話をしたもので」
理来の言葉に思わず『あいつか…』と声が出てしまった。
俺が春原を苦手に思っていることは理来にも伝わっているようで一生懸命友達をフォローする彼女は可愛い。
「でも、はるかちゃんてすっごく良い娘なんですよ?北条さんが私を困らせているって思ったから先輩には言い辛いことでもきちんと意見してくれたし…顔も可愛くって優しいし、料理も上手なんですよ。この間一緒に遊びに行った時にも…」
でも延々と興味も無い、もとい苦手な女の話とかされるのは嫌だ。それに連動してあいつの兄貴の顔が浮かぶのはもっと嫌だ。
俺は話し続ける理来を抱きしめた。
「お前がはるかちゃん大好きなのは判ったから、もう黙れよ」
そう言って、いつもよりも激しく口づける。何回しても理来とのキスは気持ちいい…もっともっとと貪っているうちに彼女は抵抗する気力を無くしたように、俺に体を預けてきた。
「…大人しくなったな?」
顔を真っ赤にして蕩けるような表情の理来を揶揄うと、腕を突っ張ってムッとしたように告げられる。
「…今度、職場でこういうことをしたら、1週間お触り禁止、口もききませんから‼」
ええ…?それはキツイな…。
「大体、私が話している途中でこういうことをするのって良くないですよ⁈」
「…だって、理来があんまり春原のことを褒めるから、あいつの兄貴の顔が浮かんできてなんか…妬けた」
素直に謝る。これで許してくれないかな~なんて思って。
「北条さんはスキンシップ過剰ですよ‼あと、人の話は最後まで聞くこと‼」
理来から母親みたいに怒られるのも嬉しいとか俺はもしかしたらMっ気があるのかもしれない。
「…じゃあ、職場では過剰なスキンシップをしない。…その代わりにご褒美は?」
理来は意外と押しに弱い。そう前回悟ったので、試しにおねだりしてみる。
「理来がご褒美をくれるなら俺も我慢できるかもなー。ねえ、ご褒美頂戴?」
「…ご褒美って、私が出来ることで…エッチなやつとかは無しですよ?」
そう念を押されるけれど、『俺と温泉に1泊旅行に行こう』と言ってみた。
「えっ⁈…だからエッチなお願いはダメって…?」
困る理来を言いくるめてみる。
「一緒に遊びに行きたいだけ。お前の湯上り浴衣見たいし、せっかくだから温泉に行きたいんだよ。…そうしたら職場では絶対に何もしないって誓うから‼」
キラキラした目でとりあえず誓う。ここは言ったもん勝ちだと信じて。
「分かりました。…そのかわり絶対にエッチなことは禁止ですからね⁈」
「了解‼じゃあ、早速良い温泉探しておくから‼」
よし!やっぱり理来は押しに弱い‼これなら一緒に温泉に行っちゃえば陥落できるはず。
…お酒を飲んで、できれば一緒に露天風呂にも入りたい!夢は膨らむぜ!
ウキウキしながら予定を立てる俺は、まさか理来が予想外の行動に出るとはこの時思いもしなかった。
翌日、【初期課】の面々が慰安旅行から帰ってきた。
課長から温泉まんじゅうをお土産にと頂き、ついでに腰痛が軽くなったと土産話を聞かされていると南原が理来に縁結びのお守りを渡しているのが見えた。
「うふふ、これで私と北条先輩が付き合って、貴女が振られても大丈夫よ」
南原は相変わらず、よくわからない理屈をこねている。…絶対お断りだけれど。
「あのさ、もうご縁は結ばれているんだからこのお守り要らないよね?」
理来にカマを掛けて縁結びのお守りを取り上げようとしたら、強硬に拒まれた。
「より強いご縁で結ばれるとも言うんですよ?だから…大事にするんだ」
そう言って上目遣いで見つめられた。…お前…その表情は反則だろう⁈クッソ可愛いな。
人目さえなければ…と悶えていると『これ、私もお揃いなんです』と南原が俺にまで縁結びのお守りをくれた。
「先輩と私のご縁が結ばれちゃったりして」
南原はどうでもいいが、理来とお揃いの縁結びのお守りか…そう思うと少し嬉しい。
「ありがとうな、南原。大事にするわ」と自然に笑顔がこぼれた。
「ああ…北条先輩が私とペアのお守りを喜んでいるなんて…幸せ」
南原が騒いでいたがそんなことはどうでもいい。理来とお揃い!この一点のみが俺には重要なのだから。
お昼休みの後で、『あのさ、例の旅行だけれど、今週末にいい宿が取れたから行こうぜ』と理来にパンフレットを渡すと少し複雑そうな顔をして受け取る。
本当は二人で行くのが嫌だったのだろうか?そうは思ってももう予約したし…なんとかなるだろう。
そう考えていた俺は甘かった。
「本日はいいお天気で良かった。北条さん、東雲さん今日はよろしくお願いします」
「本当にいいお天気‼これなら高原散策も楽しめそう!楽しみだね理来」
…当日の待ち合わせ場所には何故か春原兄妹が揃っていたのだから。
俺が凍り付いたのを察した理来が『すみません…口を滑らしたらこんなことに…』と慌てて謝るが、来られてしまったものはどうしようもない。
「新幹線もちょうどすぐ隣が取れたから一緒に駅弁買って食べましょうね」
「同じ宿が取れたので、夕食も一緒に食べられますね」
春原兄妹二人に言われて幸せな時間を無くした俺からは笑顔も消えていた。
オロオロしながら理来が『拓海さん、おミカン剝きますか?』と声を掛けてくる。
うぐぐ…怒りたいがここは我慢だと『…剥いてくれるなら食べる』と言ってみた。
ついでに『食べさせてくれなきゃイヤダ』と駄々をこねてみる。
さすがに拙いと思ったのか春原兄妹も寝たふりをしている。…恋人同士の語らいを邪魔しないだけマシか。
「ぅう…拓海さん、あーんして?」
理来の声に合わせて口を開けると恥ずかしそうに食べさせてくれた。…これはこれで良いかも。
でも『本当は二人っきりで来たかったな…お酒飲ませて仲良く…』と思わず本音が零れてしまった。
それが癇に障ったのか、いきなり理来が切れたのには驚いた。
「拓海さんだって、うららかから縁結びのお守り貰って嬉しそうだったじゃないですか!しかもうららかとお揃いでご縁が結ばれるって聞いたらヤケに嬉しそうに見えましたけど⁈」
…理来がなんの話をしているのか全然わからない。
「付き合っている彼女がいるのに、その目の前で他の女との縁結びのお守りを受け取って嬉しそうな顔をするなんて信じられないって言っているんですよ⁈」
これってもしかしたら、嫉妬してくれたのか…?そう思ったら彼女を抱きしめていた。
「…あれは、南原とお揃いだから嬉しかったんじゃなくて理来とお揃いだったから喜んだんだよ。理来が『より強く縁を繋ぐ』って言ったから…俺も大切にしようって思ったんだ」
あんなに俺に関心が無さそうだった理来が俺を想ってヤキモチを焼いてくれるなんて…たまらず理来に口づける。
「今回は俺もちょっと進展を焦ってだまし討ちしようとしてごめん。でも今度は絶対に二人で来ような?」
そう言って彼女を見ると嬉しそうに頷いてくれた。
もう一度口づけて彼女を強く抱きしめると前方から『カシャッ』というシャッター音が聞こえた。
「うふふ♪いいモノ撮れちゃった」とニヤリと笑う春原妹…お前…。
「二人の熱いキッスを写真に収めましたわよ。オホホご馳走様です」
スマホの画面を見せられたけれど、そこには俺との口づけに恥じらう理来の貴重な映像が残されていた。
うわっ…その画像…欲しい。
「はるかちゃん消去してよー‼」
「どうしようかな~ケーキでもご馳走してもらおうかな~」
理来の懇願をニヤニヤして揶揄うあたりに二人の関係性が見えるよな。
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