いただきます、ごちそうさま。それと、君をおかわり。

白野よつは(白詰よつは)

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■1.はじまりのオレンジカップケーキ

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 *

 その週はそれから、土曜日はどんなお菓子を作ろうかとばかり考えて過ごした。
 約束通り耀介とのライン交換をし、絢斗や、耀介の周りによく集まるクラスメートとも同じように交換を済ませた悠太は、一日で一気に増えたクラスメートの名前を見るたびに、ほくほくした気持ちになり、それを見たモトも『悠太ばっかりずるいぞー』なんて冗談めかして言って、さっそく耀介たちとのライン交換に勤しんでいた。
 自己紹介で自分のことを〝モト〟と呼んでほしい、と言っていたモトは、もとより明るい性格をしているため、すぐに耀介や絢斗たちと打ち解け、馬も合う様子だ。
 悠太と同様、ほくほくした顔のモトは『クラス替え早々の調理実習ってすげー』と終始、嬉しそうにしていて、その調理実習を経たあとは、誰かが率先して口にしたわけではなかったけれど、きっとこのクラスは楽しいクラスになるんだろうという空気がそこかしこから溢れた、まさに太陽みたいにキラキラした雰囲気に包まれた。
 その中に当たり前に自分も含まれていることが悠太は嬉しく、また、やっぱり中心は耀介なんだよなと折に触れて思った。ひと際キラキラして見えるのは言うまでもないことだけれど、このクラスだから学校に行きたいと純粋に思える雰囲気に持って行ったり作ったりする渦の真ん中にいるのが、紛れもなく耀介だ。
 だからこそ、耀介を慕って周りに人が集まるのだろう。
 それはもはや、天性の才能かもしれない。

「――よし、と。録画の準備も材料も揃えたし、さっそくはじめるか」
 そうしてたくさんの収穫を得て迎えた、待ちに待った土曜日、悠太は自宅のキッチンにお菓子作りの材料とスマホを並べ、さあやるぞと腕まくりをして意気込んだ。
 今日も両親は朝早くから自宅の一階に店舗を構える【町の小さな洋菓子店】で忙しく働いていて、午前十時を回った現在は、当然ながらここには悠太しかいない。
 けれど、逆に今は好都合と言える。
 休みの日こそ店を開けるのが商売というものだし、小さい頃はそれをわかっていても寂しかったり面白くなかったり、つまらなかったりもしたけれど、高校生にもなれば一人で自由に過ごせるほうが心地よく、また、誰に気兼ねすることなく思いっきり趣味も楽しめるので、親が洋菓子店を営んでいてよかったとさえ思うくらいだ。
 そのおかげで耀介と繋がりができて、今日これから作るお菓子から、耀介もそれを食べてくれることになっている。しかも〝美味いに決まってるだろ、悠太のなんだから〟とまで言って、すでに味にも太鼓判を押してくれている有様だ。
 そうとくれば俄然、気合いも入るというもので、昨日の放課後、いつものようにちょっと遠くのスーパーまで足を延ばして材料を調達するときなど、普段だったら、自分や家族が食べるだけだからと、できるだけリーズナブルな値段のものを選んでいたところを、一段階グレードを上げた材料を買い物かごに入れるくらいだった。
「カップケーキだったら、持って行きやすいし手軽に食べられるもんな。アレルギーも苦手なものも特にないって言ってたし、作り甲斐があるってもんだ」
 さて、その初回となるお菓子は、考えた結果、カップケーキに決めた。動画の投稿をはじめるときに最初に選んだお菓子もそれで、なんだかやけに懐かしい。
 そのときは生地にレーズンやドライフルーツ、チョコチップなどのアクセントになるものを練り込まないで作る、オーソドックスなカップケーキにしたけれど、素人感は否めないながらも、一年ほど投稿を続けてきてスキルアップをしている手応えを掴んでいた悠太は、今回は少しばかり凝ってみようと思っていたりする。
 アレルギーの有無や苦手な食べ物があるかどうかも事前に耀介から教えてもらっていたので、それらの心配もないため、言い方は悪いけれど好き勝手できるのもまた楽しい。
「じゃあ、耀介に美味いって言ってもらえるように丹精込めて――」
 そうして悠太は、それから半日ほどかけてカップケーキ作りに勤しみ、と同時に、いつも通り手元だけを映しながら作る過程を都度、動画に収めていった。
 やがてトッピングまで終わると、耀介に持って行くぶんを丁寧にタッパーに詰めて冷蔵庫の中に入れ、その蓋に【おすそわけ用】と書いた紙を貼って念には念を入れる。
 といっても、毎週のように作られるお菓子に飽和状態になりつつある最近では、余っていても父や母が手を伸ばすことは稀だ。でも、絶対にないとは言い切れない。
 動画投稿のためだけはなく、せっかく耀介に持って行くための仕様で作ったカップケーキが本人の口に入る前になくなっていた、なんていうオチは是が非でも避けたかったため、やっぱり入念にアピールしておくに越したことはないように思う。
「よし。続けて編集もするか」
 ややして洗い物や後片付けまで済ませると、悠太は自分で食べるぶんのカップケーキを三つほど皿に取り分け、それを持ってさっそく自室に籠ることにした。
 晩ご飯時には少し早い時間帯だったし、繁忙期でもない限り両親もそう遅くまで店で仕事をしているわけではないので、あと小一時間もすれば帰ってくるはずだ。
 少し遅いかも、なんて思ったときは、悠太が先に晩ご飯の支度をはじめていることもあるけれど、とはいえそれも毎度のことというほどでもないため、まだキッチンに立たなくても大丈夫そうだと踏んで、このまま続けて編集作業に入ることにした。
「――ん! 我ながら、これはなかなか……!」
 パソコンが立ち上がるのを待ちながら出来たばかりのカップケーキに一口、噛り付くと、ちょうどよく焼き上がった生地が口の中でふわっと解け、それと同時にバニラエッセンスやバターの風味が口内いっぱいに広がっていった。続けて二口、三口と噛り付けば、風味も鼻に抜けていく甘い香りもどんどん強くなって、あっという間に一つ食べきってしまう。
「うっっま。やった、上出来だ!」
 続けざまに二つ目に手を伸ばしつつ、いつも利用している動画投稿サイトや編集ソフトを開いたり、スマホからパソコンへ撮った動画を転送したりと、編集の準備を進める。
 カップケーキはそれこそ、探せば探すだけレシピが出てくるお菓子だ。
 手軽にホットケーキミックスを使って作るものもあれば、今回、悠太が材料選びから気合いを入れて作ったような、薄力粉やバターや卵、ベーキングパウダーにバニラエッセンスといった、これぞ〝ザ・お菓子作り〟というような材料を使って作る、本格的なものもある。グラニュー糖なんていうのも、レシピによく載っている必須の材料の一つだ。
 生地にしても、チョコ生地やココア生地、イチゴジャムやオレンジマーマレードを混ぜたりとアレンジも自由自在で、飾りつけやトッピングに凝ったものも多い。
 そんなレシピの数々を眺めていると、悠太は、その時々で食べたい味や季節柄、食べてもらいたい相手だったり込めたい思いからレシピを探したり、自分で考えたりするのがカップケーキ作りの――いや、きっとどんなお菓子や料理にも通ずる根幹のようなものだ――楽しかったりワクワクするところなんじゃないかと思えてならない。
 だって、耀介が待ち遠しく思ってくれていると思うだけで悠太も週末が待ち遠しかったし、材料選びも実際にキッチンに立って作っているときも、ずっとずっと楽しかった。
 タッパーの蓋に【おすそわけ用】と書いた紙まで貼って死守しようとしている耀介仕様のカップケーキ然り、思いのほか手間暇がかかってしまったトッピング然り、もしかしたら初回から気合いが入りすぎたかも、なんて思ったりもする。
 けれど、耀介ならきっと目をキラキラさせながらカップケーキにかぶりついてくれるだろうし、悠太のほうも尻込みして半端になったり、自分の中で納得のいかないものは食べさせたくなかったから、むしろこれくらいがちょうどいいのかもしれない。
 当然、編集作業も半端はしない。
 動画が公開になる明日の二十二時には耀介も見るのだろうと思うと少し……いや、だいぶ照れくさくはあるけれど、それを見た耀介に〝これが明日のお菓子か!〟と月曜日を楽しみに思ってもらえるような動画が作れたら、それこそ最高だ。
「さて、と。味も申し分なく美味かったし、帰ってくるまで少しでも進めとこ」
 最後の一つをまたあっという間に食べきると、悠太はそう独り言ちて編集作業の準備が整ったパソコンの画面と向き合い、キーボードやマウスを操作しはじめる。
 両親が仕事を終えて帰ってくるまで一時間弱、その間にどこまで進められるかは自分の腕次第なものの、耀介に月曜日が楽しみだと思ってもらえるような動画にするため、そして、偶然にも耀介と同じ名前の【yosuke】とも、今週も動画の感想や日々のちょっとした出来事をコメントし合えたらいいなと思いながら、悠太は画面と向き合い続けた。

 *

 そうして迎えた、待ち遠しかった週明け、月曜日――。
「ほわぁぁ~、生で見るとやっぱ違うなぁ……!」
「へへ。耀介がアレルギーも苦手なものもないって言ってたから、好き勝手してみました」
「……いいの? 俺、食べちゃっていいの?」
「なに言ってんだ、耀介のなんだから耀介が食べないと意味ないよ」
「そうだよな! じゃあ、写真撮ってから、ありがたく……!」
「わはは。どうぞー」
 昼休みのはじまりのチャイムが鳴るとともに音楽室や技術室といった特別教室棟のほうへ耀介と連れ立って向かった悠太は、適当な空き教室を見つけて中に入り、机を向かい合わせて座るとさっそく、持ってきたカップケーキをお披露目した。
 昨夜、二十二時の動画公開直後、ラインで《めっっっっっっちゃ楽しみ!》とテンション高くメッセージをくれた通り、実際にカップケーキを目の前にした耀介の反応は上々で、いろんな角度からスマホを向けて写真を撮る様子は、まるで推し活だ。
 それに加えて、第一声の『ほわぁぁ~』ってなんだと思う。悠太は、可愛いかよ、とギュンと心臓を鷲掴みにされたような感覚がして、まだまだ撮り足りないのだろう、目を輝かせながら推しにスマホを向け続ける耀介のことが直視できない。
 昨日のラインの様子から、きっとすごく喜んでくれるだろうことはわかっていたけれど、まさかここまでとは悠太もちょっと想像していなかった。とはいえ、やっぱり気恥ずかしいことに変わりはなかったので、どことなく照れくささを隠すような調子で受け答えしてしまったものの、内心では〝よっしゃ!〟と大声で叫び出したいほど嬉しい。
「ほ、ほら。撮ってばっかじゃなく、早く食べてみてくれよ。見た目はいいとして、肝心なのは味のほうだろ? あと、あんまり嬉しそうだと、な、なんか逆に恥ずかしい……」
 どうにも照れくささが勝って、とうとう実際に口にしてしまう有様だ。
 自分でも食べてみたときは美味いと思ったし、耀介にも同じように思ってもらえると感じていたけれど、味の好みは人それぞれだから、感想を聞かないことには〝美味いものを作れた〟という確証は持てない。それに、どうせならいろいろリサーチしたり食べ比べてもらったりして、耀介の好みのど真ん中を狙っていきたいとも思う。
 そのためにも、まずは恥ずかしいから早く食べてほしい。
「うはは。照れてる照れてる」
「なっ……。面白がるなよ。だって仕方ないだろ、決まった誰かに作ったのはこれが初めてだったんだから。それから、食べさせてくれって熱烈に言ってもらったのも」
 とはいえ、こちらの心情が透けて見えるはずもない耀介が、もうそろそろ恥ずかしさや照れくささの限界値を迎えようとしているなんて察せるわけもなく、悠太は机に片肘を立てて頬杖をつくと、耀介から顔を背けてモソモソ言う。
 耀介だって、動画や実際にカップケーキを目にした瞬間から、悠太がどれだけの気合いと意気込みで作ったのかがわかっていただろうし、悠太とて何を白状したところで今さらなのは重々、承知済みだけれど、それとこれとはやっぱり違う。
 ……もう本当に耀介の顔が見られそうにない。
 体中から急速に熱が生まれて、顔や耳どころか、それが全身をくまなく巡る。顔を背けたのは、そんなことになっている自分を見られたくないがための、せめてもの抵抗だった。
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