限界勇者のスローライフ~追放気味に田舎暮らしに突入したけど、元魔王やら魔族の子と出会って何だか幸せに暮らせています~

みなかみしょう

文字の大きさ
10 / 33

第10話:限界勇者とお医者さん1

しおりを挟む
 ホヨラの西で討伐されたトリプルヘッドパイソン。これはちょっとした騒ぎになり、町に警戒態勢が敷かれることになった。
 西の山を越えた先にはかつての魔王城跡地があり、そこから魔物が来る。一般的にそう考えられており、定期的に活性化するからだ。
 領主は王都に調査を正式依頼し、そのうち騎士団を中心とした調査隊が派遣されるとのこと。

 そんな世間の動きとは別に、俺達の生活にも変化があった。

「はいこれ。エンネさんの冒険者証。住民登録もしておいたから」

 いつものように採取依頼を受け等と組合を訪れたら、唐突にネーアさんからそれを渡された。

「ワ、ワシの分か? これはまたどうして?」

 突然渡された金属のカードに、エンネが戸惑っている。彼女の登録関係は女王に依頼していたんだけど、動きが早くないか?

「バリオンさんから話を聞いてね。組合の方で動いたのよ」

 片目をつぶって悪戯っぽく笑いながらネーアさんが言った。

「い、いいのか? ワシ、色々と訳あり……。魔族じゃぞ?」

 バリオンさんの名前が出たからだろう。正直に言うとネーアさんは朗らかな笑みを崩さずに口を開く。

「大丈夫よ。結構多いのよ、先祖が魔族って人。それにクウト君は知ってるでしょ? 「勇者クウトは悪い魔族は殺さない」、バリオンさん達を助けた貴方は、悪い魔族じゃないと組合は判断しました」
「…………」

 まさか、自分の行いに自分が助けられるとは想定していなかった。今の俺は、親がたまたま勇者と同じ名前をつけただけの別人ってことになっている。それで違和感なく過ごせているけれど、こんなこともあるんだな……。

「かたじけない……。嬉しいのう。皆の信頼を裏切らぬように心がけていかねばの」

 眩しそうに冒険者証を見つめた後、大切そうに懐にしまうエンネ。それを見て、素直に良いことができたと思う。

「これで銀行口座も作れるのじゃ。生活しやすくなるのう」
「案外現実的だな……」

 切り替えが早いし、思った以上に現実を見ている女だった。
 
「トリプルヘッドパイソンの報酬はちょっと待ってね。色々と話し合いをしてるんだけど、特別報酬が出ると思うから。口座はそれまでに作っちゃうといいわ」

 そう言いながら、魔族や冒険者でも口座を作りやすい銀行まで教わってしまった。

「この後、バリオンさんからご飯呼ばれてるんでしょ? いっぱい食べてきなさい!」

 最終的に、そんな風に送り出された。
 
 俺達が向かったのは、組合のすぐ隣にある宿屋兼酒場だ。昔ながらの店という佇まいだけど、意外にも建物は新しい。

「ここは元々は冒険者組合の中にあった酒場が独立したんだ。だから、俺達には優しい」
「なるほどのう。そんな歴史が」

 中に入るなりバリオンさんが予約してくれていた席に案内され、大量の料理が用意された。
 時刻は昼。俺達が酒は飲まないと言ったら、とりあえず昼食を奢らせろと言われた流れである。

「改めて。今回は世話になった。感謝する」
「いえ。むしろエンネのことでお世話になったんじゃないかと……」
「俺はちょっと頼んだだけだ。判断したのは組合だからな。お前達の仕事ぶりが良かったんだよ」

 やはり、エンネの住民登録を後押ししてくれたのはバリオンさんだったか。
 本人は美味そうにエールなどを飲んでいる。ごつくて怖い見た目だけど、面倒見が良い人だな。

「ワシとしても感謝する。実はちょっと困っておったんじゃよ」
「なに、それこそ同族のよしみだ。しかし、二人とも、あれほど強いとは思わなかった」
「ここに来るまで、色々ありましたから」
「そうか。深くは聞かねぇよ」

 俺が誤魔化すと、バリオンさんは軽く笑って受け入れてくれた。出自は問わない。仕事ぶりで判断する。昔ながらの冒険者気質の人だ。

「あの、クウトさん。運命神の信徒だったんですね。あたし、運命神の神聖魔法使える人って、初めてみたんです。色々と教わってもいいですか?」

 さりげなく隣に来て聞いてきたのは、バリオンさんの仲間である神官さんだ。たしか、光の神の信徒だったはず。

「構いませんけど。あんまり面白くないですよ? 占いみたいな変わったものばかりですし」
「そんなのがあるの! 面白い。いえ、失礼な言い方をしてしまいました……」
「いえ、全然失礼じゃないですよ」

 運命神は天気予報とか、矢を当たりやすくするとか曖昧な魔法が多いんだよな。効果がはっきりしないから、見せる機会も少ないし。
 神官さんと話していると、俺に向けられた「圧」に気づいた。

「どうかしたか、エンネ」
「……なにも。話が合うようで何よりじゃ」

 そう言うとエンネは手近にあった果実水に手を伸ばした。見た目が未成年だから、飲まない方針でいくことにしたらしい。
 そんなこともありながら盛り上がっていると、酒の入ったバリオンさんがいつになく饒舌に語り始めた。

「実は俺は冒険者になる前は料理人でな。店を出す金を貯めようと冒険者をやってるんだ。まあ、妙に性に合ってやめられないんだが」
「バリオンさんの料理はとても美味しいんですよ!」
「ほんとほんと。早く店を作ってほしいのと、やめないで欲しいので複雑なんだよ」

 バリオンさんと仲間たちがそんな話をし始めた。
 驚きだ。あれほどの実力を持ちながら、前職料理人とは。

「冒険者としても相当の腕前のようじゃが、なんでまたこんな危険な仕事を選んだのじゃ?」

 エンネも同じ疑問を持ったらしく、素直に聞く。

「実は料理修行の前に少し傭兵の真似事をしててな。この町は冒険者の仕事が思ったより沢山あるし、兵士も頼りないから続けてしまってるんだよ」

 金の方は大分貯めてるんだけどな、と照れた様子でバリオンさんが言う。

「食べてみたいですね。バリオンさんの料理」
「うむ。美味ければ通いたいものじゃ」
「まったく。若いのに上手いこといいやがって。まあ、お前らみたいのが来てくれれば、俺も安心してやめるんだけどな」

 そういうと、今度は仲間達が非難を始める。バリオンさんが店を出すまで、道は遠そうだ。

 いつの間にか、自分の中に懐かしい、少し浮ついた気持ちがあるのに気付いた。
 俺は今、この状況を楽しんでいる。同じ苦楽を共にした仲間と、食事をして盛り上がる。どれくらいぶりの経験だろう。

「なかなか楽しいことになってきたのう」

 気分良さそうに肉料理に手を伸ばしつつエンネが言ってきた。俺は無言で頷いて、バリオンさんの店の構想などを聞くことに集中するのだった。

 食事会は、思ったよりも長い宴になった。気がつけば夕方近い。 

「今日はこのまま帰ろうか」
「そうじゃな。帰って茶でも飲むとするのじゃ」

 なんとなく、満ち足りた気分で夕暮れの通りを歩く。横にエンネがいるのも随分と慣れてきた。彼女がたまに、悲しそうな顔で俺を見ることがあるけど、いつか減るといいと思う。
 
「む、あれは……」

 先に気付いたのはエンネだった。通りの端を、子供が二人歩いている。エンネより背が高いけどまだ子供。一人は体調が悪いようで、支えられている。
 気になったのは、どうにか支えている女の子の方だ。
 その子の頭には、大きな角が生えていた。魔族の末裔であることは間違いない。
 
「あの、大丈夫ですか? あ、怪しくないです。冒険者で、いえ、冒険者もちょっと怪しいか……」

 大変そうなので、つい気になってしまった。エンネも異議はないようで、無言でついてくる。
 俺がどう説明しようか悩んでいると、女の子が軽く笑いかけてくる。

「ありがとうございます。できれば、この子をあそこの病院まで運びたいんです」
「わかった」

 二人とも女の子で、調子が悪そうな子は比較的小柄だった。立っているのも辛そうなので、すぐに抱える。

「む……お姫様抱っこ……」

 エンネが何か言っているが、それどころじゃない。
 この子は明らかに発熱している。医療の発達が今一つのこの世界では、風邪をひくだけでも一大事だ。

「凄い熱だ。すぐに運ぼう。あっちだね」
「はい。ありがとうございます。でもあたし達、孤児院だからお金は……」
「こんなことで金など貰わんよ。なあ?」

 エンネの言葉に頷きつつ、俺達は足早に病院に向かった。

 到着したのは、こじんまりとした診療所だった。見た感じ、開けているのか不安だったが、中に入ると明かりがついていた。
 清潔だけど、どこか不自然な室内に入る。

「大丈夫なのか? 妙に道具が少ないぞ」

 エンネの言葉で理解した。この世界の病院は薬局も兼ねている。なので、診察室にも大量の薬草や薬が置かれていることが多い。建物が小さければ尚更だ。
 ここにはそれがない。まるで、引っ越し前のようだ。

「ラカリ先生! 熱です! お願いします!」

 女の子が叫ぶと、奥の方から長身の男性がぬっと顔を出した。

「ん。マイサか。よくうちになんかくるね。……まぁ、見せてごらん」

 ぼさぼさの髪をかき分けながら、ラカリ先生と呼ばれた医師が、近くのベッドに患者を寝かすように促す。
 素直にベッド上に女の子を寝かすと、すぐに診察が始まった。

「喉は腫れてないな……なんだろう……ああ、これかな」

 すぐに結果は出た。ラカリ先生は、一度奥に行くと、緑色の丸薬と水の入ったマグカップを持ってきた。

「孤児院の仕事で森に入った時、赤い草で沢山切ったでしょう? あれで傷がつくと、熱と不快感が出るんだ。これを飲ませてね。あと、森に入る時は絶対に長袖だよ」
「そ、そうなんですか? ボクはなんともなかったけど」
「個人差があるからね。さ、ここで一つ飲んで。後は明日の朝。二日もすれば良くなるはずだ。様子がおかしくなったら……一応、ここに来てね。神殿でもいいけど」

 そう言い残すと、ラカリ先生は奥へ引っ込んでしまった。治療は終わりらしい。

「ありがとうございます! またお代を払いに来ます!」

 マイサと呼ばれた女の子は、大きな声で頭を下げると、すぐに薬を飲ませにかかった。

「すみません。帰りも背負ってもらっちゃって……」
「いいよ。たしか、近くだったよね。孤児院」

 薬を飲ませた後、乗りかかった船とばかりに俺は女の子を背負って運ぶことにした。
 まだ身体に熱はあるけど、少しずつ良くなる。寝息からそんな気配を感じた。

「しかし、やる気のない医者じゃったのう。大丈夫なのか?」

 横を歩くエンネが呟く。実際、あれ以降彼が出てくることはなかった。

「ラカリ先生。前はあんな感じじゃなかったんです。すごいやる気があって。孤児院にも回診に来てくれてて」
「なにかあったのか?」

 病院内は荒れていた。わかりやすくないが、静かに終わっていく気配を感じる様子だった。

「頑張って治療していた人がいたんです。色々調べて、お薬も取り寄せて。ちょっとずつ良くなっていたんですけど。ある日、ご家族が溜めたお金で神官様に治療の魔法を頼んだんです」

 神聖魔法の上位のものには、病気を治す奇跡もある。相当な病気でも一発で治療する、まさしく奇跡だ。当然、使い手は少なく、費用は高額だ。
 
「それは……家族の人達も治って欲しい一心だったんだろうけど」
「わかってます。でも、ラカリ先生、それでやる気を失くしちゃって。たまに昼間からお酒飲んだりするようになって……」
「別に医者の存在が不要というわけではなかろう?」
「そうだけど。難しいな……」

 ラカリ先生からすれば、自分の行いが全て否定されたように感じたのかもしれない。元気になった患者を見て複雑な気持ちになったことだろう。

「ボク達、元の先生に戻って欲しいんです。神官様だって、なんでも治してくれるわけじゃないですしね」
「それは間違いないのう。神官は医者ではないからの」

 ラカリ先生はきっと良い医者だったんだろう。こんな若い子に慕われている。それは、彼のこれまでの仕事ぶりの結果によるものだ。

 いつの間にか、孤児院の前まで来た。通り沿いの古い建物だ。

「ありがとうございます! ちょっと中に事情を伝えてきますね。あ、そうだ!」

 さっきまでと打って変わって、笑顔になってこちらに名乗る。

「ボクはマイサって言います。今更名乗ってしまい、すみません!」
「ワシはエンネ。こっちはクウトじゃ」
「クウト!? 勇者様と同じ名前ですね!」
「別人だけどね」

 そういうことにしておいた。
 それから、孤児院内に病人を運び込んでから帰宅した。お礼とばかりに、野菜を沢山貰い、エンネが嬉しそうだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~

とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。 先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。 龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。 魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。 バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……

異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜

mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】 異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。 『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。 しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。 そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。

大国に囲まれた小国の「魔素無し第四王子」戦記(最強部隊を率いて新王国樹立へ)

たぬころまんじゅう
ファンタジー
 小国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、蔑まれる毎日だった。  しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。  士官学校に入り「戦略」「戦術」「武術」を学び、仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。  領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。 異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル! 圧倒的不利な状況を武と知略で切り抜ける! ☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆

異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ! こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ! これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・ どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。 周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ? 俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ? それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ! よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・ え?俺様チート持ちだって?チートって何だ? @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

気づいたら美少女ゲーの悪役令息に転生していたのでサブヒロインを救うのに人生を賭けることにした

高坂ナツキ
ファンタジー
衝撃を受けた途端、俺は美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生していた!? これは、自分が制作にかかわっていた美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生した主人公が、報われないサブヒロインを救うために人生を賭ける話。 日常あり、恋愛あり、ダンジョンあり、戦闘あり、料理ありの何でもありの話となっています。

異世界で美少女『攻略』スキルでハーレム目指します。嫁のために命懸けてたらいつの間にか最強に!?雷撃魔法と聖剣で俺TUEEEもできて最高です。

真心糸
ファンタジー
☆カクヨムにて、200万PV、ブクマ6500達成!☆ 【あらすじ】 どこにでもいるサラリーマンの主人公は、突如光り出した自宅のPCから異世界に転生することになる。 神様は言った。 「あなたはこれから別の世界に転生します。キャラクター設定を行ってください」 現世になんの未練もない主人公は、その状況をすんなり受け入れ、神様らしき人物の指示に従うことにした。 神様曰く、好きな外見を設定して、有効なポイントの範囲内でチートスキルを授けてくれるとのことだ。 それはいい。じゃあ、理想のイケメンになって、美少女ハーレムが作れるようなスキルを取得しよう。 あと、できれば俺TUEEEもしたいなぁ。 そう考えた主人公は、欲望のままにキャラ設定を行った。 そして彼は、剣と魔法がある異世界に「ライ・ミカヅチ」として転生することになる。 ライが取得したチートスキルのうち、最も興味深いのは『攻略』というスキルだ。 この攻略スキルは、好みの美少女を全世界から検索できるのはもちろんのこと、その子の好感度が上がるようなイベントを予見してアドバイスまでしてくれるという優れモノらしい。 さっそく攻略スキルを使ってみると、前世では見たことないような美少女に出会うことができ、このタイミングでこんなセリフを囁くと好感度が上がるよ、なんてアドバイスまでしてくれた。 そして、その通りに行動すると、めちゃくちゃモテたのだ。 チートスキルの効果を実感したライは、冒険者となって俺TUEEEを楽しみながら、理想のハーレムを作ることを人生の目標に決める。 しかし、出会う美少女たちは皆、なにかしらの逆境に苦しんでいて、ライはそんな彼女たちに全力で救いの手を差し伸べる。 もちろん、攻略スキルを使って。 もちろん、救ったあとはハーレムに入ってもらう。 下心全開なのに、正義感があって、熱い心を持つ男ライ・ミカヅチ。 これは、そんな主人公が、異世界を全力で生き抜き、たくさんの美少女を助ける物語。 【他サイトでの掲載状況】 本作は、カクヨム様、小説家になろう様でも掲載しています。

異世界転生ファミリー

くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?! 辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。 アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。 アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。 長男のナイトはクールで賢い美少年。 ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。 何の不思議もない家族と思われたが…… 彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。

処理中です...