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イ号潜水艦の秘密
危険な売春婦のスパイ
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日本で潜水艦を製造しているのは、ヨツビシ重工と海崎造船であった。 明治の中ごろに実用化されて、日本が研究用に輸入して海軍工廠で日本式潜水艦が完成した。 イロハニからイ号1番と命名された。 そして技術を民間に指導してヨツビシと海崎で造船から艤装まで造るようになったのだ。 1社では癒着が取りざたされるから、交互に建造することとなる。 今回はヨツビシの番だ。 で、イ号潜水艦325番が建造中であった。 イ号1番から、325隻目だ。 もちろん、現在325隻の潜水艦は無い。 とうぜん、旧型は解体されるか、標的艦として魚雷などの目標になって破壊されるのだ。 現在の日本海軍潜水艦隊は58隻が運用されていた。(海底軍艦は除く) しかし、検査や整備などで、作戦行動できるのは20隻であった。(3交代制) これでは、2隻足りない。 で、急遽の注文がヨツビシに入り、その後60隻目を海崎でとなったのだ。 現在の日本海軍は潜水艦はイ号のみだ。 潜水艦の規格を統一して生産性を高めたのだ。 造船の工法はブロック工法である。 輪切りの船体を電気溶接でつなぐのである。 電気溶接が難問で、試行錯誤の繰り返しであったが、最近になりやっと実用されたのである。 海中の水圧は均一にかかるから1ケ所も手抜きはできない。 完成した船体は艤装の前に水圧テストをするのだ。 実際に海中で水圧をかけて調べるのだ。 圧壊深度は600メートル越えであった。 つまり、深海600メートルまで耐えれば合格なのだ。 この、600メートルは軍事同盟国にも機密であったのだ。 そしてスクリューの微妙なカーブの削りぐあいは、高速電算機につないだ旋盤で削るのだ。 2重反転により振動を互いに打ち消して、全くの無音潜航を実現したのだ。 この無音スクリューは日本の独断場であり、米国潜水艦は日本製のスクリューを、わざわざ高いお金で輸入していたのだ。 そのスクリューは独逸帝国がどうしても欲しい技術であった。 外観でそっくりに作ってもダメであり、写真で技術は盗めないのであった。 そこで、独逸帝国はゲシュタポがスパイを育てた、総帥には報告していない部分であった。(汚れ仕事は総帥には報告しないゲシュタポだ。) つまり、独逸帝国人では人種が違うからバレる。 バレない人種を選んだのだ。 それが、半島の伝統である貢女(けんじょ)であった。 シナ様への貢物を造る技術が半島はなかった。(シナ様の欲しがるもの) しかし、貢物がなくては容赦ないシナ様である。 そこで、女を貢物に差し出したのだ。 売春は、人類最古の商売であるのだ。 なんせ、女が居ればいいのだ。 まあ、あとコトをさえぎるものさえあればいいのだ。 半島の貢女は伝統であるのだ。 (現在、世界中では売春婦の25パーセント余りが半島の南の女だ、国のGDPの10パーセント以上が女の売春で得た金だそうだ。売春女輸出国である。本国で禁止にしたから外国に売春労働者として日本のソープにも一杯居る。) ラノベの日本はシナや半島からの外国人労働者流入を禁止していた。 基本、反日の国(仮想敵国)からは、労働者は入れない政策なのだ。 これは、現政権の公約でもあった。 そこで、独逸帝国のゲシュタポは考えた、満州国人なら、正式の労働ピザを取得できた。 (売春防止法ができ、それなりに制度が完成したのは日本では昭和31年から昭和33年くらいだ、このラノベでは売春は合法な時代であるのだ。) 満州国人もシナも半島も外観は、そう違いはない。 日本人とは良く見ると違うが、まずわからない。 半島人は貢女にはシナ語を教育するのだ。 ある程度の作法や約束ごとが出来なければ遊郭(女を買う所だ、一晩 数万かかるらしい)が困るから、最低でも言葉は教える。 シナと満州国は言葉は同じだ、微妙に違うが基本同じだ。 独逸帝国ゲシュタポは半島女の貢女を3人確保して、みっちり教育したのだ。 まだ、14歳の若い貢女を数年教育してスパイの貢女を創り上げたのだ。 読者は気がついたと思う。 そう、独逸帝国から小型潜水艦が送られて、対馬に上陸したことを。 そこに3人の女が乗っていたことを。 日本人の女衒が高額の金で買ったことも。 そして対馬の町に消えたことも。 現在3人は対馬には居ないのだ。 満州国発行の就労ビザ(もちろん、ニセモノだ。)で日本の遊郭で働いているのだ。 この話は、とんでもない事件とつながるのだが・・・・・・
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