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新たな総帥の誕生
選挙は?
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総帥の葬儀が終わり、喪が過ぎて選挙となった。 独逸帝国の選挙は、米国や日本と違い街頭宣伝や、キャンペーンを張ることはない。 ラジオや都市部でのテレビ放送で、互いの政策や考えと討論する。 それを聞いた国民が投票するのである。 投票権は独逸帝国国民で、成人であることだ。 男女差などない。 先のゲッペルン総帥は女性人気がグンバツであった。 まあ、外見は初老のモダンなインテリであったからだ。 立候補している、前、宣伝大臣は、ヤサオトコであり、イケメンであり、まだ40歳である。 それに独身であるから、(ゲッペルン総帥も独身であり、子孫は居なかった。)女性には絶大な人気であった。 それに、引き換え、ロンメロ将軍は陸軍には人望こそあれ、国民には・・・・ 二人の対談である。 「私は、前総帥の大独逸帝国主義を踏襲したい。」 と宣伝大臣。 「私は、現在の同盟体制の見直しが先決と考えている。」 とロンメロ将軍。 「見直しとは、どうするのか。」 と宣伝大臣が聞いた。 「現在の体制では、独逸帝国がソ連やシナの支援ばかりだ、それを対等のものに見直すのだ。」 「ロンメロ将軍の意見はもっともだが、現実的ではない。」 「しかし、独逸帝国の負担が大きすぎるのだ。」 「世界平和には、わが独逸帝国が必要であるからソ連やシナも従ってるのだ。」 「しかし、それでは、国民の負担が。」 「それは、わかるが、独逸帝国なしにソ連やシナはもたない。」 もう、解決できない問題を議論しても・・・・ 実際、独逸帝国の軍事援助で、ソ連やシナは米国や英国、日本と利権を争っているのだ。 独逸帝国の戦車なしでは、ソ連もシナもやられてしまうと援助要求が止まらない。 特に、シナは独逸帝国兵器をパクリで作るが、所詮パクリである。 日本軍にケチョン、ケチョンにヤラれて、逃げ帰るのが関の山である。 しかし、独逸帝国の兵器となると、ある程度の脅威を与えるのである。 ソ連もしかりである。 まあ、現在の日本みたいである。 米国の兵器なしでは、日本の平和が保てないのである。 ジャイアンに媚びるスネオが現在の日本であるのだ。 現在、軍隊の無い、日本の外交カードは札束ビンタしかないのである。 (政府は借金が・・・というが現実に世界一の金持ちは日本国である。国家予算は世界第二位だ。 汗水ながして働く国民数が世界一多い国である。)米国とガチで、3年半戦かった国は日本しかない。 補給があれば、負けなかった。 資源さえあれば、世界制覇も夢ではない国が日本であるのだ。 話が大幅にソレた。 著者は覇権主義ではないし、軍国主義でもないが、負けるのはキライである。 半島やシナに侵食される、わが国に警告を鳴らしたいだけである。 さて、独逸帝国の選挙は実施された。 開票は7日かかる。 独逸帝国民はフランスやスペイン、はてはアフリカ近辺まで、広がっているからだ。 裏では出来レースと揶揄される、総帥選挙である。 まあ、結果はわかっているが、話は次回で・・・・・・
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