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シナVS満州国 続編
シナ帝国の言い訳
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今回の満州国へのシナ軍の進攻に対して、米国派遣軍の戦車隊はどうしたんだ。 などと不審に思った読者も多いだろう。 それは、満州国の国境に展開した、シナ陸軍の300両のV型戦車に対峙するためである。 シナ陸軍は半島の降下兵が満州国の皇帝を拉致して、奉天市内を制圧することで、シナ陸軍が国境を越えて進撃することとなっていた。 まだ、国境は越えずに、シナ陸軍は半島の降下兵からの連絡を待っていたのだ。 しかし、半島の降下兵は満州国の女官らに我を忘れて、皇帝を捕まえたものの、皇帝と同時に捕まえた女官ら(若い可憐な満州娘4人だ。)を仲間で廻している最中に日本軍に皇帝を奪還されてしまった。 欲をかくと、ろくなことにはならない。 「オイ、まだ半島の降下兵から連絡はないか。」 「なにをしてるんだ、請求しろ。」 シナ陸軍の大将軍は300両のV型戦車を配置して、あせっていた。 航空機の空挺部隊の奇襲は成功したのだ。 米軍を足止めして、日本軍が防衛線を張る前に先行して進攻したはずだ。 計画どうりなら、すでに皇帝を確保した無線が・・・・ まさか、女官を兵で廻している間に、日本軍に奪還されたことなど、夢にも思わない将軍である。 ところで、ギガント輸送機と護衛戦闘機は、さしたる抵抗もなく、シナのシャンヘイ飛行場に帰還していた。 独逸の操縦士の話しでは、9000人あまりの降下兵が奉天市内に奇襲、降下成功したとのことであった。 これは、皇帝確保は間違いないと、ぬか喜びのシナの将軍であったが。 そこから半島の降下兵から連絡が来ないのだ。 皇帝の確保に失敗すれば、進攻は諦めなければならない。 国境を挟んでシナ陸軍と米軍の戦車隊はにらみ合いを続けていた。 「将軍閣下、大変です。」 「うむ、なんだ?」 「奉天で拉致した皇帝を日本軍に奪還されたようです。」 「なんだと!」 「降下兵は日本軍の反攻で、散りじりに逃げ出したとのスパイからの連絡が・・・・」 しまった、作戦は失敗だ。 ある程度までは、うまくいってたのに。 なぜだ、なぜ、日本軍は予想より、はるかに速く援軍にきたのだ。 (春麗妃殿下のせいだ。) これでは、国境にV型戦車を待機させる意味がもう無い。 「撤退だ、早急に軍を引け。」 孫子の兵法のシナは撤退は早いのだ。 蜘蛛の子を散らすようにV型戦車300両は引き揚げた。 米軍はシナが引き揚げたので、とりあえず基地に帰還したのである。 急襲は時間が勝負である。 数分か数時間で決まるのである。 あのとき、奉天城の外部の外堀で満州国皇帝と女官らが脱出したのを偶然にシナの降下兵らが発見したまでは、うまく事が運んでいたのだ。 奉天城の女官(可憐な満州娘)にうつつを抜かして、半島の降下兵らは、ヨダレを垂らして、ことに及んで時間を浪費してしまい、勝負がきまったのである。 その、数十分が勝利の分かれ道であったのである。 奉天市内では、降参した半島の降下兵が日本軍陸戦隊により広場で武装解除されて、満州国軍に引き渡された。 陸戦隊は、挨拶もそれなりにVTOLで帰還したのである。 日本軍陸戦隊は去り際も、あたりを濁さないカッコイイものであった。 空母へ帰還した陸戦隊員へは、春麗妃殿下から、生写真付きサイン入り色紙が配られた。 なんと、通しナンバーまであるのだ。(これが、以降の作戦では恒例となったのだ。) 勲章より、生写真付き色紙を欲しがる隊員が増えたとか。 ・・・・・ さて、紛争の後始末である。 なんとシナ政府の言い訳は。 半島兵の勝手な独断の暴走であり、シナ政府が預かり知らぬことであり、まことに遺憾である、とのシナ政府発表であった。 すべて、半島の両班らの仕組んだことにしてしまったのだ。 堪らないのは、半島の両班らである。 しかし、落とし前をつけるために、捕らえれて、シャンヘイ広場で、公開処刑となった。 銃殺である。 シナの大将軍は、満州国奉天市民を虐殺した犯人らだ、と12人の両班(朝鮮貴族)を始末したのである。 まさに、踏んだり蹴ったりの半島人の人生である。 だが、これがシナの半島に対する礼儀作法であるのだ。 満州国皇帝は、さすがにここまでシナに言い訳されては、まあ黙ってしまったのである。 全面戦争よりはいいと皇帝は判断したようだ。 半島が原因なら奉天市民への賠償金は、それなりに半島から盗り上げてシナ政府が支払った。 半島に対するシナのパワハラを、ある意味で見習うべき日本国である。
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