ノラ猫カメラ店

ゆみすけ

文字の大きさ
14 / 22
証拠を撮るカメラ

ドラレコの原型。

しおりを挟む
 良太は、最近になりカメラや望遠鏡の話を聞きにくるのが、面白くなったてきたようだ。 特に、天体望遠鏡は足に予算の大半を使うと聞いて、眼からウロコであった。 いままでは、望遠鏡本体に金をかけるとおもっていたからだ。 一般に販売している初心者用の天体望遠鏡も足は貧弱だ。 足がりっぱで、望遠鏡が貧弱では、売れないからだろう。 今では、インターネットがあるからヒトの意見も聞きやすい。 「こんにちわ。」 「おや。」 「また来たよ。」 「歓迎するよ、暇だから。」 そうなのだ、暇で、他の客を見たこと無いからだ。 どうやって飯を食ってるんか、わからんノラ猫屋だ。 「最近、ドラレコがうわさだね。」 まだ、免許が無い、良太でも、クルマの事故に録画装置が役立ってるのは知っていた。 その録画画面が公開されていると、つい興味本位に観てしまうのだ。 それに、実際の事故の映像は迫力がある。 それに、逃げたりしたときは証拠になるし、オレは知らんと言い逃れができない。 映像は証拠として威力があるのだ。 ノラ猫屋が、「昔は肖像権がどうだとか、映像を撮るのに否定的な意見もあったが、今は肖像権だとかあまり聞かないね。」 まあ、それだけ犯罪が聞き込みでは捕らえられなくなったのだろう。 駅や巨大モールには防犯カメラが一杯だ。 すごい話では、犯人の前後の経路まで防犯カメラで追うことができるらしい。 画質も良くなった。 昔は、荒い画面で顔だの判別不能だったが。 「今はビデオカメラも手軽で性能がすごいが、昔はビデオなんて無い。」 「ヘー、どうしてたの。」 「ビデオはないが写真はあるから、カメラで証拠写真を撮ったのさ。」 「ヘー。」 「たとえば、白バイだ。」 「うん。」 「逃げるクルマは昔からあったそうだ。」 「まあ、そうだね。」 「それで、逃げ得はゆるさない。」 「まあ、つかまったヒトからは、逃げたヤツは許せないね。」 「そこで、写真機を白バイに取り付けた。」 「ヘー、どうして付けたの。」 「防水カメラで、電池で動かして、シャッターも電池で切るんだ。」 「それが、おもしろいんだ。」 「どこが、造ったと思う?」 「キャノン?」 「いいや、ナショナルさ。」 「今のパナソニックさ。」 「でもカメラメーカーじゃないじゃん。」(今はカメラもつくっているが、電気屋である。) 「まあ、警察相手の商売だ、いろいろあるからね。」 「レンズがおもしろい。」 「どう。」 「名前がニッコールとかズイコーとかじゃない。」 「ナショナルレンズだ。」 「じつにセンスがないね。」 良太は答えた。 まあ、ナチョナルはストロボメーカーを傘下に加えて、写真用品は売っていた、東芝もそうだ。 「それで、白バイカメラは、どんな形だったの。」 「まあ、警察のやることだからカッコはわるいよ。」 「なんか、宇宙人の宇宙ヘルメットみたいな形だった。」 「見たことあるの?」 「少し前に近くのモールで警察の防犯展があって、そこに白バイもあった。 古いヤツも展示してあった。」 「そこに、置いてあったカメラだ。」 ノラ猫屋は、「昭和40年代のらしいが。」 とデジカメ映像を見せてくれた。 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...