満州国、戦車開発会社

ゆみすけ

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1章の2

ソ連軍の怪物?

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 「皇帝陛下。」「皇帝陛下。」
「ん、なんじゃ。」
 「たいへんでおじゃる。」「たいへんでおじゃる。」
「これ、大臣。」「あわてるでない。」
 「そうは言っても・・・」と、満州国の国防大臣が大慌てである。
「なんだ、シナでも攻めてきたのか?」と、満州国の初代皇帝である。
 「いえ、シナではありませんです。」
「ほう、シナではないと。」
 「シベリアの蛮族です。」
「なんじゃと、シベリア蛮族とは?」
 まさか、ソ連が・・・それで、満州国政府は蛮族と判断したのだろう。

 オスマン・トルコとロシアは何度も国境で紛争を繰り返していた。
それで、ロシアがソ連へ改名しても・・・それは、変わらないのである。
 トルコへ攻めてくるのは、以前と同じロシア人だからだ。
それで、現在もロシアとトルコは仲が悪いのだ。(ロシアとマジで仲が良い国なんて無い。)
 日本はロシアの敵だから・・・トルコは日本の味方なのだ。
日本は白人とは戦うが・・・有色人種(特亜三国はのぞく)とは戦わないのだ。
 特亜三国はシナと南北朝鮮だ。
日本国家の永遠の敵なのだ。

 こうして、満州国の軍隊が出動したのである。
もちろん、騎馬軍団である。
 それは、古代からの伝統なのだ。
満州国には軍隊といったら騎馬軍団しか無いのである。
 広大な満州平原を徒歩なんて・・・飢え死にしてしまう・・・
騎馬で駆けないと・・・パオからパオは無理である。
 パオとは遊牧民の家だ。
まあ、丸いテントである。(日産のクルマではないぞ。)
 満州国の首府から国境まで騎馬で7日かかる。(もちろん、乗り継いでだ。)
馬は長距離は無理だ。
 馬を替えて乗り継いでいかねば・・・
蹄鉄(馬の靴だ。)も交換しないと(野生馬では無い。)・・・(毎月、替える。)
 馬は生きてる動物だから、休み休み行軍しないと・・・潰れてしまう。
そして、騎馬軍団は装備が歩兵銃のみだ。
 重いと馬が疲れるからだ。
日本軍の38式歩兵銃の銃身を短く切った軽量な銃だ。
 銃弾も軽量な弾である。
歩兵は鉄ヘルだが・・・騎馬隊は革に薄い金属を貼ったヤツである。
 鉄ヘルは重いからである。
騎馬はグラム単位で軽くしないと行軍はできないからだ。
 こうして、満州軍は出撃したのである。

 各、要所で馬を交換して、兵站を確保しつつ国境へ・・・
「軍曹殿、敵は。」と、伍長が聞く。
 「そうだのう、シベリアだからロシア兵だとおもうが。」
「なら、同じ騎馬だな。」
 「そうだな。」「しかし、我が満州軍は日本軍の銃だからな。」
「この、38式ですか。」
 「そうだ、わざわざ騎馬隊用に改造したヤツだぞ。」
「5連発だぞ。」
 「ロシア兵は単発だぞ。」
軍曹は満州軍の圧勝を信じて疑わない。
 なぜなら、日本軍の38式は優秀で、命中率も抜群だからだ。
耐久性も欧州の銃より上だと聞いていた。
 現在でも、当時の38式はアリサカライフルとして使われているのだ。(これは、マジな話だ。)
明治期は現在より、はるかに小柄な日本人の兵隊が使う銃だ。
 狙撃銃としても使えるほど弾道が正確なのだ。

 こうして、満州国の軍隊である騎馬隊が首府である奉天より出動したのである。
満州は広大だ。
 シベリアとの国境まで・・・騎馬でも、10日以上かかる。
もちろん、馬は生き物だ。
 休み休みの行軍である。
そして、所々の村で馬のエサと手入れ(ブラシを馬に)が欠かせないのだ。
 そして、騎馬隊用に銃身を切断して軽くした三八式歩兵銃だ。
日本軍には騎馬隊用に四四式騎銃があるが・・・数が少ないから・・・
 満州国には三八式が輸出されたのである。
それで、騎馬でも扱いやすいように銃身を切断したのだ。
 これは、日本人の技術指導者がやってくれたのだ。
単に、金切りノコで切断すればOKというモノではない。
 照星(銃口にある的を狙うヤツ)が狂ってしまう。
ちなみに、三八式歩兵銃は諸外国へ輸出もされた。
 それで、かなりの数が現在も外国で使われているのである。




 
 
 
 
 
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