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ソ連軍VS満州軍騎馬隊なのだ・・・
無駄な戦いはしない、満州軍だ。
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「おお、斥候へ向かっていた騎馬が戻ってきたアルヨ。」
「軍曹殿、変なヤツが向かってきたアルヨ。」と、斥候が叫んだ。
「変なヤツだって?」と、軍曹が聞いた。
「なんか、箱に筒が突き出てるアルヨ。」と、斥候兵だ。
「初めて見るヤツ、アルヨ。」
「ソ連軍の旗があるから、ソ連軍と思うアルヨ。」
「そうか、ならソ連軍に間違いないな。」と、軍曹が答える。
「それで、敵は?」と、問う軍曹だ。
「数は10個ほどアルヨ。」「うむ。」
伍長が、「どうします、待ち伏せしますか。」
「うむ、敵が判明しないなら待ち伏せしか無いな。」と、判断する我が皇軍、軍曹だ。
「よし、馬は待ち伏せには使わないから隠しておけ。」
「あそこの丘の上で、待ち伏せするぞ。」と、指示する軍曹である。
「全員、散開して敵を待ち伏せるぞ。」
「いいか、指示をするまで射撃はするなよ。」
「勝手に射撃はダメだからな。」と、指示を繰り返す軍曹だ。
なぜって・・・射撃したら、待ち伏せがバレるからだ。
「いいか、草むらに身を伏せて隠れるんだぞ。」と、騎兵に慣れない待ち伏せ攻撃を指示する。
やがて、ソ連軍の兵器の騒音が聞こえてくる・・・
「ガウン・」「ガウン。」「ドウン。」
かなり、大きな騒音のようだ。」
ちなみに、戦車は日本軍でも軍事機密だから・・陸軍騎兵・一般兵には知識は無い。
軍曹も・・・うわさで、聞いたことがあるだけだった。
実物を観たことも無かったのだ。
それで、判断が迷うこととなった・・・
日本陸軍も・・・まさか、ソ連軍が戦車を満州侵攻へ投入するなんて・・・思ってもみなかった頃だ。
「軍曹殿、どうしますか?」と、伍長だ。
「・・・・・」と、判断に迷う・・・軍曹だ。
箱は鋼鉄製のような雰囲気だ。
「1発、射撃して観ますか?」と、進言する伍長だ。
「まて、まて、そうだな・・・」と、判断が決めかねてる・・・
(まてよ、あの鋼鉄の箱では射撃しても弾は跳ね返るだろう・・・}
{なら、ここは撤退しかない。}と、内心、思う軍曹である。
広大な満州平原だ、撤退できる場所はいくらでもあるのだ。
「撤退する。」と、命令する軍曹だ。
無理な無謀な突撃で、兵隊の犬死を防いだ好判断である。
「撤退、アルヨ。」と、次々と伝令が伝わる。
もとより、満州軍騎馬隊は初めて見る戦車に困惑していたのだ。
速度は遅いが・・・徐々に接近してくる鋼鉄の箱に不安しかないのだ。
「丘を下って、馬まで・・・そして、チチハルで作戦を練り直すぞ。」
満州軍にも得意な軍事行動はある。
それは、引け際の速さだ。
騎馬で攻撃して駆け抜ける速さである。
まあ、ある意味では逃げ足が速いというんだが(シナや朝鮮兵が逃げ足では上だが、ヤツラは戦う前に逃げ出すからだ。)・・・それも、持ってる武器を放りだしてだ。
「チチハルで日本軍の新兵器を手に入れてからだ。」と、軍曹が伍長へ耳打ちだ。
無線電信で内地から新兵器が・・・
それで、チチハルにある前線駐屯地へ搬送しておくとの知らせがあったばかりだ。
「とにかく、あれは騎馬では無理だ。」「新兵器に期待するしかないぞ。」
戦場での判断は生死を分けるのだ。
満州軍騎馬隊が撤退したころ・・・ソ連軍は戦車の給油に大忙しであった。
戦車は燃費が悪いのだ。
この、ソ連軍のT-2型では1リッターの軽油で300メートルほど走行できる。
もちろん、20キロ毎時の定速でである。
最高速度の30キロ毎時なら・・・燃費は1リッターあたり100メートルまで悪化するのだ。
だいたい定速で2時間動けば、戦車の燃料はカラなのである。
それに、ソ連軍の戦車はジーゼルエンジンだ。
燃料がカラにならないように使わないと・・・カラの燃料タンクへ給油しただけではエンジンが始動しないのだ。
燃料をシリンダーまで投入しないとジーゼルは始動しないのだ。
そこが、ガソリン・エンジンとの差なのである。
最悪、ウオッカでも動くソ連軍の戦車だ。
まあ、ウオッカを燃料タンクに入れるバカは・・・ソ連兵は、まずはウオッカからなのだ。
なにをするにも、ウオッカから始まるのがロシアなのである。
「軍曹殿、変なヤツが向かってきたアルヨ。」と、斥候が叫んだ。
「変なヤツだって?」と、軍曹が聞いた。
「なんか、箱に筒が突き出てるアルヨ。」と、斥候兵だ。
「初めて見るヤツ、アルヨ。」
「ソ連軍の旗があるから、ソ連軍と思うアルヨ。」
「そうか、ならソ連軍に間違いないな。」と、軍曹が答える。
「それで、敵は?」と、問う軍曹だ。
「数は10個ほどアルヨ。」「うむ。」
伍長が、「どうします、待ち伏せしますか。」
「うむ、敵が判明しないなら待ち伏せしか無いな。」と、判断する我が皇軍、軍曹だ。
「よし、馬は待ち伏せには使わないから隠しておけ。」
「あそこの丘の上で、待ち伏せするぞ。」と、指示する軍曹である。
「全員、散開して敵を待ち伏せるぞ。」
「いいか、指示をするまで射撃はするなよ。」
「勝手に射撃はダメだからな。」と、指示を繰り返す軍曹だ。
なぜって・・・射撃したら、待ち伏せがバレるからだ。
「いいか、草むらに身を伏せて隠れるんだぞ。」と、騎兵に慣れない待ち伏せ攻撃を指示する。
やがて、ソ連軍の兵器の騒音が聞こえてくる・・・
「ガウン・」「ガウン。」「ドウン。」
かなり、大きな騒音のようだ。」
ちなみに、戦車は日本軍でも軍事機密だから・・陸軍騎兵・一般兵には知識は無い。
軍曹も・・・うわさで、聞いたことがあるだけだった。
実物を観たことも無かったのだ。
それで、判断が迷うこととなった・・・
日本陸軍も・・・まさか、ソ連軍が戦車を満州侵攻へ投入するなんて・・・思ってもみなかった頃だ。
「軍曹殿、どうしますか?」と、伍長だ。
「・・・・・」と、判断に迷う・・・軍曹だ。
箱は鋼鉄製のような雰囲気だ。
「1発、射撃して観ますか?」と、進言する伍長だ。
「まて、まて、そうだな・・・」と、判断が決めかねてる・・・
(まてよ、あの鋼鉄の箱では射撃しても弾は跳ね返るだろう・・・}
{なら、ここは撤退しかない。}と、内心、思う軍曹である。
広大な満州平原だ、撤退できる場所はいくらでもあるのだ。
「撤退する。」と、命令する軍曹だ。
無理な無謀な突撃で、兵隊の犬死を防いだ好判断である。
「撤退、アルヨ。」と、次々と伝令が伝わる。
もとより、満州軍騎馬隊は初めて見る戦車に困惑していたのだ。
速度は遅いが・・・徐々に接近してくる鋼鉄の箱に不安しかないのだ。
「丘を下って、馬まで・・・そして、チチハルで作戦を練り直すぞ。」
満州軍にも得意な軍事行動はある。
それは、引け際の速さだ。
騎馬で攻撃して駆け抜ける速さである。
まあ、ある意味では逃げ足が速いというんだが(シナや朝鮮兵が逃げ足では上だが、ヤツラは戦う前に逃げ出すからだ。)・・・それも、持ってる武器を放りだしてだ。
「チチハルで日本軍の新兵器を手に入れてからだ。」と、軍曹が伍長へ耳打ちだ。
無線電信で内地から新兵器が・・・
それで、チチハルにある前線駐屯地へ搬送しておくとの知らせがあったばかりだ。
「とにかく、あれは騎馬では無理だ。」「新兵器に期待するしかないぞ。」
戦場での判断は生死を分けるのだ。
満州軍騎馬隊が撤退したころ・・・ソ連軍は戦車の給油に大忙しであった。
戦車は燃費が悪いのだ。
この、ソ連軍のT-2型では1リッターの軽油で300メートルほど走行できる。
もちろん、20キロ毎時の定速でである。
最高速度の30キロ毎時なら・・・燃費は1リッターあたり100メートルまで悪化するのだ。
だいたい定速で2時間動けば、戦車の燃料はカラなのである。
それに、ソ連軍の戦車はジーゼルエンジンだ。
燃料がカラにならないように使わないと・・・カラの燃料タンクへ給油しただけではエンジンが始動しないのだ。
燃料をシリンダーまで投入しないとジーゼルは始動しないのだ。
そこが、ガソリン・エンジンとの差なのである。
最悪、ウオッカでも動くソ連軍の戦車だ。
まあ、ウオッカを燃料タンクに入れるバカは・・・ソ連兵は、まずはウオッカからなのだ。
なにをするにも、ウオッカから始まるのがロシアなのである。
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