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速射能力の差が・・・
ドイツ軍の光学技術と我が皇軍の光学技術。
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日露戦争の日本海海戦で東郷元帥がドイツ製の変倍双眼鏡を使っていたのは史実だが・・・
これは、妄想ラノベである。
当時の光学技術も、現在と同様な水準だったということに・・・
当時は、レーザー測距儀なんて・・・夢の、また夢だった。
それで、敵までの距離を測定するに・・・三角測量を応用して・・・
直角三角形の底辺と角度から距離を計算できるからである。
ところが、いちいち計算してては・・・時間がかかる。
それで、日本軍では・・・角度から距離を割り出して・・・砲身へ数値を入力まで連動させて、砲撃の速射性をあげていたのだ。
互いに敵を発見したら・・・当然、速射能力が高い方が有利であるからである。
そして、日本陸軍の砲手は初弾命中が当然というまでに・・・訓練を繰り返すのである。
現在の富士総合火力演習も、初弾命中が当たり前田のクラッカーなのである。
万がイチでも外したら・・・全国ニュースになる・・・ほど、だそうだ。
そして、八八式の45ミリライフル砲は水平安定装置(スタビライザー)が真空管制御になり、抜群の性能なのである。
熟練した砲手なら、敵を発見して距離を合わせて・・・コンマ・3秒でトリガーを引くそうだ。
さすが、動く標的相手には、ミスがでることもあるかも・・・
動く標的は騎馬が曳く戦車を板に描いた的である。
訓練用の徹甲弾は装薬がされていないから、穴が開くだけだ。
それで、穴を塞いで何回も使用できるのである。
戦車の的は履帯を撃ち抜けば10点で、ラジエターが8点、側面が5点、砲塔が2点である。
砲塔は装甲が厚いから、点は低いのだ。
ドイツ帝国のティーゲル戦車は15センチもあるらしい。
我が皇軍の八八式改は10センチである。
もちろん、複合装甲で鋼鉄の30センチと同等だそうである。
「どうした、伍長?」と、藤川軍曹が2号車の車長を気遣う・・・
「いえ、なんでもありません。」と、伍長だ。
この、なんでもありません・・・なんて回答は最悪なのだ。
伍長は顔がガクブルなのだ。
これから、ドイツ野郎とイッ戦交えるのに・・・これでは、腰が引けているからだ。
どう、士気を鼓舞するか・・・迷う、軍曹だ。
相手は・・・初めて戦うドイツ機甲戦車軍団だからかな?
藤川軍曹は過去の話を持ち出した。
「先の大戦(これは、大東亜戦では無い、第1次大戦だ。)で、シナのチンタオのドイツ要塞を攻略したことがあった。」
「オレは、新兵だった。」
「主戦場は欧州だったが・・・チンタオのドイツ要塞攻略は日英同盟上で必要なことだった。」
「なんせ、日露戦争で英国の援助に助けられたからだ。」
日英同盟は複数の国と戦争となったら、英国が日本と共に参戦する同盟だった。
だから、日露戦争は日本対ロシアだったから、英国は参戦していないのだ。
しかし、ロシアに対して英国は・・・裏でえげつないほどの嫌がらせを・・・
それで、日露戦争に皇国が勝利してともいえるのだ。
「伍長は第九を知ってるか?」と、軍曹だ。
「大工さんですか?」と、とぼけた伍長だ。
「第九だよ。」と、九を強調する軍曹殿だ。
「ベートーベンですか。」と、答え直す伍長である。
「うむ、その第九が最初にわが国で演奏されたのは、ドイツ人捕虜収容所だぞ。」
第九は、軍楽隊でも演奏されているからね・・・
「いいか、ドイツ野郎もオレ達となんらかわんないんだよ。」
「・・・・・」「なんとなく、わかりました。」
「うむ、まあ、なんだ・・・」「少なくとも、ニャンニャン装甲は敵戦車には無いから、安心しろ!」
「ハイ。」と、元気な顔に戻った伍長である。
無双のドイツ軍機甲軍団も、隊員は同じ人間なのだということだ。
先の大戦で、黄色い猿と日本軍を揶揄してた米軍も戦後、「ヤツらも、同じ人間だった。」と、感想を述べてるからである。
「しかし、ヤツらはシナ人ではないからな。」「シナ兵みたいに、武器を放って逃げるとは思えんからな。」と、注意喚起する軍曹である。
日本軍の弱点に・・・指揮官がヤラれると指揮が乱れると・・・日本兵は命令には忠実なんだが・・・指揮系統が乱れると・・・脆弱になってしまうらしい。
その、反省からか・・・伍長から、上官がヤラれたら交代して指揮する訓練を欠かさないのだ。
それで、伍長は隊長がヤラれたら・・・と、不安になってしまったようだ。
まあ、ドイツ軍と初めての戦車戦だからだが・・・
しかし、軍曹は・・・一抹の不安があったのだ。
なんせ、シナと皇国は紛争状態なんだが・・・ドイツ帝国とは、なんの紛争もかかえていないからである。
ドイツ帝国とは国交は開いてるが・・・仲が、いいわけではないのだ。
先の第1次大戦では敵対国だったからだ。
戦場は欧州だったからでもあるのだが・・・
ドイツ帝国のシナの利権は、日本が分捕る形となってるからでもあるのだ。
「ドイツ軍の戦車はドイツ帝国旗を掲げてるだろうか?」との不安もあるのだ。
もしかして・・・シナの袁紹軍の旗だったら・・・
「そうだな、ドイツ野郎は規則には五月蠅いからな。」
そうだ、このことは指示しておかねば・・・と、マイクを取る。
「各隊員へ、おそらく敵はシナの軍旗を掲げてくると思われる。」
「しかし、シナ兵ではなく中身はドイツ軍の精鋭かもしれん。」
「シナ軍と侮るな。」
「国際法にのっとり、油断をするなよ。」と、厳命する軍曹だ。
やがて、かすかにエンジン音が・・・
「エンジン始動、ヤツらが来たぞ。」と、運転手に指示する。
「ブ、ブ、ブ、ブルン。」と、12気筒V型ジーゼル・エンジンが唸りをあげる。
「徹甲弾、装填。」
「徹甲弾、装填完了。」
「いいか、初弾から当てていけよ。」
「まかされよ。」と、砲手がつぶやく。
「藤川から各車。」
「対戦車戦、はじめっ!」
ここに、初めての八八式改の対戦車戦闘が始まったのである。
相手は、ソ連軍のT-2型ではない・・・
これは、妄想ラノベである。
当時の光学技術も、現在と同様な水準だったということに・・・
当時は、レーザー測距儀なんて・・・夢の、また夢だった。
それで、敵までの距離を測定するに・・・三角測量を応用して・・・
直角三角形の底辺と角度から距離を計算できるからである。
ところが、いちいち計算してては・・・時間がかかる。
それで、日本軍では・・・角度から距離を割り出して・・・砲身へ数値を入力まで連動させて、砲撃の速射性をあげていたのだ。
互いに敵を発見したら・・・当然、速射能力が高い方が有利であるからである。
そして、日本陸軍の砲手は初弾命中が当然というまでに・・・訓練を繰り返すのである。
現在の富士総合火力演習も、初弾命中が当たり前田のクラッカーなのである。
万がイチでも外したら・・・全国ニュースになる・・・ほど、だそうだ。
そして、八八式の45ミリライフル砲は水平安定装置(スタビライザー)が真空管制御になり、抜群の性能なのである。
熟練した砲手なら、敵を発見して距離を合わせて・・・コンマ・3秒でトリガーを引くそうだ。
さすが、動く標的相手には、ミスがでることもあるかも・・・
動く標的は騎馬が曳く戦車を板に描いた的である。
訓練用の徹甲弾は装薬がされていないから、穴が開くだけだ。
それで、穴を塞いで何回も使用できるのである。
戦車の的は履帯を撃ち抜けば10点で、ラジエターが8点、側面が5点、砲塔が2点である。
砲塔は装甲が厚いから、点は低いのだ。
ドイツ帝国のティーゲル戦車は15センチもあるらしい。
我が皇軍の八八式改は10センチである。
もちろん、複合装甲で鋼鉄の30センチと同等だそうである。
「どうした、伍長?」と、藤川軍曹が2号車の車長を気遣う・・・
「いえ、なんでもありません。」と、伍長だ。
この、なんでもありません・・・なんて回答は最悪なのだ。
伍長は顔がガクブルなのだ。
これから、ドイツ野郎とイッ戦交えるのに・・・これでは、腰が引けているからだ。
どう、士気を鼓舞するか・・・迷う、軍曹だ。
相手は・・・初めて戦うドイツ機甲戦車軍団だからかな?
藤川軍曹は過去の話を持ち出した。
「先の大戦(これは、大東亜戦では無い、第1次大戦だ。)で、シナのチンタオのドイツ要塞を攻略したことがあった。」
「オレは、新兵だった。」
「主戦場は欧州だったが・・・チンタオのドイツ要塞攻略は日英同盟上で必要なことだった。」
「なんせ、日露戦争で英国の援助に助けられたからだ。」
日英同盟は複数の国と戦争となったら、英国が日本と共に参戦する同盟だった。
だから、日露戦争は日本対ロシアだったから、英国は参戦していないのだ。
しかし、ロシアに対して英国は・・・裏でえげつないほどの嫌がらせを・・・
それで、日露戦争に皇国が勝利してともいえるのだ。
「伍長は第九を知ってるか?」と、軍曹だ。
「大工さんですか?」と、とぼけた伍長だ。
「第九だよ。」と、九を強調する軍曹殿だ。
「ベートーベンですか。」と、答え直す伍長である。
「うむ、その第九が最初にわが国で演奏されたのは、ドイツ人捕虜収容所だぞ。」
第九は、軍楽隊でも演奏されているからね・・・
「いいか、ドイツ野郎もオレ達となんらかわんないんだよ。」
「・・・・・」「なんとなく、わかりました。」
「うむ、まあ、なんだ・・・」「少なくとも、ニャンニャン装甲は敵戦車には無いから、安心しろ!」
「ハイ。」と、元気な顔に戻った伍長である。
無双のドイツ軍機甲軍団も、隊員は同じ人間なのだということだ。
先の大戦で、黄色い猿と日本軍を揶揄してた米軍も戦後、「ヤツらも、同じ人間だった。」と、感想を述べてるからである。
「しかし、ヤツらはシナ人ではないからな。」「シナ兵みたいに、武器を放って逃げるとは思えんからな。」と、注意喚起する軍曹である。
日本軍の弱点に・・・指揮官がヤラれると指揮が乱れると・・・日本兵は命令には忠実なんだが・・・指揮系統が乱れると・・・脆弱になってしまうらしい。
その、反省からか・・・伍長から、上官がヤラれたら交代して指揮する訓練を欠かさないのだ。
それで、伍長は隊長がヤラれたら・・・と、不安になってしまったようだ。
まあ、ドイツ軍と初めての戦車戦だからだが・・・
しかし、軍曹は・・・一抹の不安があったのだ。
なんせ、シナと皇国は紛争状態なんだが・・・ドイツ帝国とは、なんの紛争もかかえていないからである。
ドイツ帝国とは国交は開いてるが・・・仲が、いいわけではないのだ。
先の第1次大戦では敵対国だったからだ。
戦場は欧州だったからでもあるのだが・・・
ドイツ帝国のシナの利権は、日本が分捕る形となってるからでもあるのだ。
「ドイツ軍の戦車はドイツ帝国旗を掲げてるだろうか?」との不安もあるのだ。
もしかして・・・シナの袁紹軍の旗だったら・・・
「そうだな、ドイツ野郎は規則には五月蠅いからな。」
そうだ、このことは指示しておかねば・・・と、マイクを取る。
「各隊員へ、おそらく敵はシナの軍旗を掲げてくると思われる。」
「しかし、シナ兵ではなく中身はドイツ軍の精鋭かもしれん。」
「シナ軍と侮るな。」
「国際法にのっとり、油断をするなよ。」と、厳命する軍曹だ。
やがて、かすかにエンジン音が・・・
「エンジン始動、ヤツらが来たぞ。」と、運転手に指示する。
「ブ、ブ、ブ、ブルン。」と、12気筒V型ジーゼル・エンジンが唸りをあげる。
「徹甲弾、装填。」
「徹甲弾、装填完了。」
「いいか、初弾から当てていけよ。」
「まかされよ。」と、砲手がつぶやく。
「藤川から各車。」
「対戦車戦、はじめっ!」
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相手は、ソ連軍のT-2型ではない・・・
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