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シベリア基地の粛清。
幹部の言い訳。
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ここは、ソ連軍のシベリア最前線基地である。 シベリア鉄道とつながっている。 まだ、単線で重量物は運べないが(線路がショボいからだ。)鉄道ほど輸送に適している交通手段はないのだ。 「また、逃げ帰ってきたのか・・・」と、司令官は怒り心頭である。 イワ~ン少尉は、「敵の卑怯な待ち伏せで・・」としか言わない。 それで、司令官は、部下の兵に問いただしたのだ。 そして、部下の答えも同じである。 しかし、イワ~ンを更迭するのは、カンタンだが・・ 代わりが居ないのだ。 そう、誰もシベリアなぞ派兵されたくはない。 伝手でもあれば、いいんだが。 そこは、伝手の無い、下っ端の幹部が送られてくるのだ。 これ以上、遠い前線はないからである。 ソ連軍、シベリア兵団のシベルビッチ司令は、「こいつを、どうするか。」と、悩んだが代わりが居ない。 更迭されて、送られてくる幹部の補充があるまでだが。 「いいか、3度目は無いからな。」と、激を飛ばしたのみであった。 下っ端は、粛清にはあわないのだ。 前線へ戦いに出るヤツが居なくなってしまうからである。 ゴミをするのは、カンタンだが。 ゴミ拾いをするヤツも必要であるのだ。 バカが居るから、利口なヤツが威張れるのである。 船頭は、ひとりでいいのである。 全員が船頭では、舟は動かないのである。 だから、使えないイワ~ン少尉でも、首にはできないのである。 しかし、そんな裏事情など知らない、イワ~ンは首がつながってホットするのであった。 「くそっ、今度こそ、黄色いサル目を痛い目にあわせるのだ。」と、血気だけは盛んであるのだ。 しかし、著者は思うのだ、黄色い猿という蔑称は、なぜか日本人向けなのだ。 あまり、シナや半島人や東南アジア諸国のヤカラ向けには聞かないからである。 まあ、白人へ対抗するヤツが日本人だけだかもしれないが・・・「しかし、10両もの戦車が、破壊されるか敵に鹵獲されてしまった。」と、嘆くシベルビッチ司令である。 「まだ、戦車はモスクワからは送られてこないか?」「え、え、遅れぎみらしいです。」「工場で、ドイツへの備えに必要とかで。」「なんだと、ではシベリアは、どうでもいいんかい。」と、激おこプンプン丸のシベルビッチ司令である。「しかし、中央へは文句なぞ、言えないしな。」「まして、ドイツへの備えだと、日本にバレたらヤツラがシベリアを盗りにくるぞ。」 いや、日本はシベリアなんてイラネーのだが・・ 「せめて、5両でもいいからと、伝えろ。」と、庶務係に厳命するシベルビッチである。 そのころ、ソ連はドイツと不可侵条約を結んでいたが、そこはマジに受けるヤツなんていないのだ。 国際条約なんて、マジに守るのは日本くらいだ。 シナや半島なぞ、守ったことが無いくらいである。 こうして、しばらくはソ連軍の越境行為は無いといってもいいんだが・・・ それで、守りを緩める日本軍ではないのである。 日々の鍛錬を欠かさない満州国派遣、日本軍戦車隊なのである。
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