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満州国からの軍資金Ⅱ
戦車1両作ることとは。
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自動車の製作を鉄鉱石から作れる国は少ない。 部品を輸入して組み立てる国は多いが。 自動車は、ゴムやガラス、布なども使われている。 それで、自動車を造れることが国としてのクラスみたいなものである。 欧米と日本くらいである。 半島やシナは丸パクリだからダメである。 そして、戦車も例外ではない。 戦車を造れる国は、少ないのだ。 ここでも、シナや半島はダメである。 ドイツ製エンジンをつかうからだ。 満州国の大臣クラスが、日本陸軍の満州国派遣戦車隊へ来訪して、「本来なら、我が国で備えなばならない戦車隊に感謝の気持ちとして、軍資金を・・・」との、話である。 そして、「その代わりに研修生を送るから、整備の教育をしてほしい。」との話だった。 本来なら、満州国の外交官から日本政府への話となるんだが・・・ 満州国はシナやソ連との外交で苦杯をなめてきたのだ。 シナへは、何度も裏切られて、ソ連には、騙され続けてきたのである。 それで、直接に話を持ってきたらしい。 また、戦車隊の様子も見たかったようである。 しかし、隊員の給食や隊内の掃除などは満州国の住民を雇っていた。 それを見た大臣は、かなり安心したようである。 つまり、日本軍は排他的ではないのである。 もちろん、軍事機密はあるが、それ以外は教育をすることに排他的では無いのだ。 「うむ、では、どれほど受け入れればいいかな。」と、庶務主任である。 もちろん、予算も組まねばならないからである。 「とりあえず、10人ほど頼めないかな。」と、満州国の役人が希望を述べる。 「うむ、10人は多いな、いまの整備員や技師が全員で50人ほどだ、毎年5人なら受け入れられると思うが。」と、庶務主任である。 つまり、1人の満州の整備見習いを10人の日本人が教育するのである。 まずは、言葉の問題もあるからだ。 漢字は同じであるから、(今のシナのような簡略漢字ではない。)なんとかなると踏んだのである。 「では、このことは、後日にでも、わが政府から貴国へ連絡するとしよう。」と、安心して役人は帰っていったのである。 そして、数日後には、5人の見習い整備員が送られてきたのである。 いちおう、簡単な日本語は使えるようである。 そして、満州にある日本の自動車整備で雇われていた経験者であった。 それで、工具やエンジンの簡単な整備は、できるヤツだったので教えやすかったのである。 「いいか、このエンジンブロックは締めるときの力が決まっているから。」「ハァ。」「このレンチで、ここまで締めるのだ。」と、技師が教える。 「どうして、締め具合が決まってるんですか?」と、見習いが聞く。 「それは、エンジンブロックに無理な力が入ると亀裂の危険があるからだ。」と、技師がいう。 「キレツ?」 「亀裂とは、ヒビが入ることをいうんだ。」「なるほど、日本語は難しいアルヨ。」「うむ、覚えなければ整備の免許はやれんぞ。」「わかったアルヨ。」と、見習いも大変である。 だいたい、職人は気難しい者が多いのだ。 それで、整備員や技師も、こだわるヤツばかりである。 その中で、見習う満州人も大変である。 中には、数週間で逃げ出すヤツもいたのだが・・・ そこは、日本陸軍だ。 そうそうに、捕まえてきて再教育である。 鬼より怖い日本陸軍だ。 逃げれば、怖い罰が待っているのだ。 「いいか、便所掃除30日だ。それに練兵場を10周、駆け足だ。」と、逃げた罰である。 もちろん、満州政府は知らんぷりである。 こうして、生ぬるい満州人が日本式スパルタ教育で鐵(テツ)の漢(オトコ)へと変貌していくのである。
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