日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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飛行機の整備とは・・・

毎回、やること。

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 諸君は、マイカーに乗るとき、一度クルマの周りを廻って目視点検をしているかな? なんや、見るだけなら、しょうもないやん、というなかれ。 タイヤの空気圧が下がっているとか、当て逃げされた傷が見つかることもあるのだ。 まあ、今日の我が国の生産するクルマは世界一の信頼と安全性があるから必要ないといえば、そうなんだが。 クルマは、運転する者がそのつど簡単な点検をするように法律できまっているのだ。 飛行機は事故があれば即、死につながる。 墜ちれば、死ぬからだ。 それで、点検を欠かさない。 そして、飛行機があるところ、整備する人員も必ず必要である。 点検日誌も必ず記載する。 部品を、いつ交換したなどである。 そして、飛行機ごとに整備する資格があるのだ。 この三式連絡機のエンジンは、佐藤主任が軍の整備学校で学んだ基礎エンジンと同じである。 それで、整備がOKなのである。 陸軍も整備人員や部品などは送っているのだが、まだ到着してないだけだ。 飛行機は空路なので、早いのである。 「いゃあ、助かりますよ。」と、林野操縦士だ。 「毎回、降りたら整備員が見てくれるんですが、まだ着いてないから。」と、ありがたそうに言うのだ。 「いいんですか、飛行機は、あいつ知ってるかな。」と、心配気の今野少尉だ。 「いえ、いえ、だいじょぶと思いますよ。」「えっ。」「なんせ、初期の軍用機ですから。」と、林野だ。 「まあ、吹き流しを引く程度ならできますよ。」「それは助かります、なんせ飛行機相手の戦車ですから。」「ほう、初耳ですな。」「え、え、試作1号だそうです。」「それは、オレも楽しみだ。」と、満州では珍しいコーヒーを飲む二人だ。 そこは、陸軍の本部である。 内地からコーヒーくらいは運んでくるのだ。 「やはり、コーヒーは落ち着く。」と、香りを・・・ そこへ、佐藤主任が、「エンジンは習ったことがあったので、点検整備はバッチリです。」「なお、数ヶ所の不具合が見つかりましたので調整しておきました。」「点検日誌がなかったんで、メモを置いておきました。」「それは、ありがとう、どこが?」と、林野が聞いた。 佐藤主任は、「プラグの掃除とデスビのカーボン除去、エンジンタペットの隙間調整、あとは点検ですか。」「まあ、君も1杯どうだ。」と、コーヒーを進める林野操縦士だ。 そして、飛行機を使った対空戦車の試験運用の打ち合わせである。 「では、この時間までには戦車隊の広場へ。」と、林野だ。 つまり、三式連絡機で戦車隊の訓練場へ着陸すると・・ 今野少尉が、「だいじょうぶですか?」と、聞くが。 「え、え、荒れ地でも離陸や着陸ができるから持ってきたんですよ。」「なんせ、車輪は頑丈ですし、離陸する距離も200もいらないですから。」「広場の周りは塔なんかないでしょ?」「え、え、無線アンテナが1本建ってるだけです。」「わかりました、では後ほど。」と、今野は佐藤と・・・ 「でも、エンジン整備はいいんですが、機体は?」と、佐藤主任だ。 「いや、機体は林野操縦士でできるそうだ。」と、今野だ。 「エンジン整備は工具が必要だからな。」と言われて納得の佐藤主任である。
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