日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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もう少し、数を撃てないか・・

やはり、1分で180発は。

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 三式連絡機が地面を蹴り、ふわりと上がっていく。 戦闘機と違って、穏やかな飛行である。 車輪も出た、ままだ。 なんせ、荒れ地に着陸することを考慮した機体だ。 それなりの地面ならイケるのである。 「用意は、いいか?」と、今野少尉が銃座を見る。 「いつでも、いいです。」と、機銃座の砲手が手で合図だ。 自動給弾装置は、ここからでは・・ やがて、三式連絡機が吹き流しを曳きながら、やってくる。 速度は130キロくらいかな・・・ 蒸気機関車の倍くらいの速度感覚だ。 (この時代、蒸気機関車は80キロも出せない、せいぜい60キロくらいだ。) 対空戦車の上へ、林野飛行士が三式もってくる。 「てっーっ。」と、対空戦車の車長が叫んだ。
吹き流しを撃つんだから、実弾である。 空砲ではない。 「ダ、ダ、ダ、ダ、ダ。」と、1秒で3発の射撃である。 ここからでは、当たってるのか、外れてるのか・・・ 今野少尉が、「とりあえず、吹き流しを見てみよう。」と、提案する。 まあ、誰もが気になるからだ。 旗を振り、林野飛行士へ休憩の合図だ。 やがて、三式連絡機は、エンジン音を落として降りてきた。 ふわりと、降りるのだ。 滑走は離陸より短かった。 皆、吹き流しまで走る。 「おい、どうだ。」と、銃座の砲手が聞いてくる。 「1,2,3,・・・」と、吹き流しの穴の数を数える。 「おい銃弾は何発、撃ったんだ。」と、数をかぞえた隊員が聞いた。 機銃座の砲手は、「200発くらいかな。」 「ふむ、穴は20個ほどあるから、1割くらいか。」と、答える。 「以外に当たらないんだな。」と、整備主任が。 機銃座の砲手が、「1割でも、当たれば上等ですよ。」「自分は、海軍の駆逐艦のヤツから、対空機銃は敵を艦の上に寄せ付けないためだ、と聞いてますから。」と答える。 「そうですね、戦闘機乗りは地上の対空機銃をバカにしてますからな。」と、林野飛行士だ。 「使えないことはないようだな。」と、主任技師が結論だ。 「しかし、もう少しでないと、敵は堕とせないな。」と、加える。 「それは、1秒3発ですから。」と、誰かが・・ (米軍は、我が軍の機銃が連射能力が劣るとバカにしていた。 しかし、命中率が抜群なので、反って恐怖だったとか。) 今野少尉は機銃座の砲手へ、「感触はどうだ?」と、聞いてみた。 「機銃の銃身が無理をしないから、これはこれで完成ですね。」「しかし、欲をいうと秒間の弾数が少ないと。」「うむ、しかし自動給弾は、これでギリなんだろ?」と、主任へ聞く。 「詰まらい速度が秒3発なんですよ。」「しかし、まだ改造の余地はありますから。」と、含みを持たせる主任技師であった。 「では、今度は速度を最高速度でお願いします。」と、今野少尉だ。 「エンジンが無理させられないので、5分くらいしか最高速度は出せませんが。」と、林野飛行士だ。 「え、え、5分あれば十分です。」と、機銃座の砲手が答える。 「戦闘機ほど速くありませんが、180キロはだせますから。」と、三式連絡機へ向かう林野飛行士であった・・・
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