日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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職人技だ・・・

これは、カンタンには真似できないな。

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 対空戦車は2連装機銃から、4連装機銃へ改良された。 欠点は、射撃速度が遅くなったことだ。
2連装では秒間3発が、4連装だと、秒間1発なのだ。 つまり、2発少なくなったのだ。 しかし、自動装填装置にとり、1秒1発は安定して銃弾を装填できるのだ。 4連装だから、一度に4発の射撃であるのだ。
 そして、2連装機銃では、射撃線がバラけていたんだが、4連装は集中するのだ。 
速い射撃だが、バラける射撃線と、遅いが、照準どうりに射撃線が集中するのだ。
機関銃は連続で射撃をする銃である。 振動も多い。 その振動が銃弾がバラける原因なのだ。
 それに、銃身が射撃で熱をもつのだ。 その熱で銃身が曲がってしまうのだ。
もちろん、眼にはみえないが照準が狂うのである。 それで、銃身を交換するか、冷やすのだが・・・
  
 冷やす方法は2種類ある。 空冷か水冷かである。 太い丸太のような機関銃の銃身は水冷だ。 米国のマキシマ機関銃がそうだ。 フランス軍のホチキス機関銃などは空冷だ。 いずれも、数百発で銃身を交換しなければならない。 マキシマ機関銃は重いし、扱う人員が多数必要だったが、1分で600発射撃できたのだ。 1丁の機関銃は歩兵30人の射撃と同等だったのである。  水冷の欠点は水が必要なことだ。 戦場では、水は貴重なのだ。 それで、現在は空冷ばかりだ。 そして、1秒1発の遅い弾数は安定した銃撃を約束したのである。 
 振動が少ないことは、銃座が安定するのである。 機関銃は銃座が大切なのだ。
機関銃は三脚が使われているが、対空戦車は三脚ではない。 固定銃座である。 それも、駆逐艦の機銃座と同じである。 そこは、海軍の設計を真似たのだ。 ただ、海軍は自動装填ではないが・・・

 大東亜戦争中のことだ、日本軍の機関銃は米兵から恐怖の的だったのだ。 例として、宇宙の戦士という、ガンダムの原作となったSF小説がある。 その小説に出てくる宇宙船が、単身で日本軍の機銃陣地に肉薄して、手榴弾を投擲して戦死した兵士の名前なのだ。 もちろん、兵士は勲章だ。 つまり、それほど数が少ないが、日本軍の機関銃陣地は恐怖だったのである。 すごい連射や弾幕ではないが、正確な銃撃で米兵が次々と倒れたのである。
 日本軍の銃はショボイというのは、戦後のパヨクの嘘である。 もちろん、米軍のように大量生産は無理だった。
しかし、職人技は、決して負けないのだ。 
 それが、対空戦車に十分生かされているのだ。 
「これで、一応完成だな。」と、技術主任が額の汗を拭う。
「あとは、製造ラインへ乗せるべく、最終調整だな。」「うむ、テストでは、撃墜できなかったが・・」
「あれは2連装だ、これは4連装だ、必ずソ連軍に脅威となるぞ。」
「うむ、自動装填装置の手引き書を・・」 「そうだな、現場で詰まると困るからな。」
「あ、あ、そうだ、グリスの硬さが部分により違うからな、その点を注意しておかねば。」
 なかなか、かゆい所へ手が届く取説になりそうである。 
日本軍の兵士は取説を読んで、兵器を操作しているのだ。 
日本軍は米軍のように、字が読めないヤツなんて皆無なのだ。 そこが、日本軍の強さの秘密なのだ。

 
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