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あまりのことに、動けなかった。
ブレの無い、機銃。
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「ううむ、信じられん。」と、今野少尉だ。 なぜが、それは2機連続撃墜である。
普通、対空機銃は当たらないのだ。
もちろん、命中することもあるが、今回は・・・「信じられん。」と、驚愕する少尉だった。
機銃員は特別ではない。 もちろん、回転する機銃座を操作する隊員も特別ではない。
普通に模型飛行機の標的を(吹き流し)射撃して訓練を欠かさなかっただけである。
飛行機が飛びつつある未来位置を正確に把握して、そこへ機銃弾を撃ち込めばいいだけであるのだ。
もちろん、高度があるから、そこまでの誤差があるんだが。
「おそらく、敵戦闘機が急降下中で、互いの軸線がブレなかったからじゃないかと・・・」と、謙遜する機銃員だ。
地面に激突した敵戦闘機はバラバラだった。 飛行機は墜落すると、バラバラになるのだ。
なんせ、アルミ金属が多いからである。 骨組みまでもアルミである。 軽くないと、飛ばないからだ。
エンジンは金属のカタマリだから、原型はとどめていたが・・・ 敵の操縦士もバラバラの遺体である。
「勇敢な兵士である。」「ここは、埋葬だな。」と、今野少尉だ。
カンタンではあるが、穴を掘り、敵ではあるが、埋葬する。 死ねば仏、という死生観があるからだ。
それなりの石を置き、飛行帽をかぶせる。
「整列。」「勇敢なるソ連兵へ敬礼。」と、全員が敬礼である。
これは、ソ連軍が去ったからできることだ。 そして、ここは満州国の領土だからである。
日本軍はマレー半島進撃の際も、現地で敵兵を埋葬している。
もちろん、戦闘が終結してからだが・・・
そして、戦利品である。 20ミリ機銃だ。
墜落した部品だが、参考になりそうだ。 20ミリは駐屯地には無いからでもある。
「うむ、1丁はダメだが、この1丁は何とかなりそうだな。」と、対空戦車の機銃員が・・・
餅は餅屋だ。 機銃員は連日の訓練で、それなりの機銃整備は十八番(おはこ)なのだ。
「ううむ、ううむ。」と、ソ連軍シベリア基地のイワン司令が・・・2機の戦闘機が・・・2機の戦闘機が・・・
撃墜されて、帰還した部隊を前に・・・
「ごくろう、休んでくれ。」と、答礼して答えただけだ。 そう、ショックだったのだ。
「まさか、2機も撃墜されるとは・・・。」と、茫然のイワン司令官である。
副官が・・・「まて、何処へ行く。」と、司令だ。 「いえ、モスクワへ・・・」と、イワノビッチだ。
「いかん、ダメだ。」「どうして?」 「わからんか、2機も堕とされて、戦果はゼロなんだぞ。」「・・・・」
「二人とも、今度は収容所送りだぞ。」「あっ・・・・」 絶句のイワノビッチだ。
完敗の報告なんかできない。
日本海海戦のロシア軍の司令官は日露戦後、処刑となりかけた・・・ところが、日本軍の大将が擁護(かばうこと)の書簡を送り、処刑を免れたことがあるらしい。
負けて司令官が処分されない軍は日本軍くらいである。 米軍は更迭(ロシアよりはマシ。)される。 もちろん、自ら腹を切るのは勝手であるが・・・大東亜戦で、我が国が敗戦と決まり、腹を切った軍人は少なくないのだ。
こうして、戦果もなく2機も撃墜されたことは、モスクワへは報告は・・・・されなかったのだ。
ちなみに、シナや半島では負けた将軍が、どうなるかは・・・ 酷くて、ここには記せないほどだ。
普通、対空機銃は当たらないのだ。
もちろん、命中することもあるが、今回は・・・「信じられん。」と、驚愕する少尉だった。
機銃員は特別ではない。 もちろん、回転する機銃座を操作する隊員も特別ではない。
普通に模型飛行機の標的を(吹き流し)射撃して訓練を欠かさなかっただけである。
飛行機が飛びつつある未来位置を正確に把握して、そこへ機銃弾を撃ち込めばいいだけであるのだ。
もちろん、高度があるから、そこまでの誤差があるんだが。
「おそらく、敵戦闘機が急降下中で、互いの軸線がブレなかったからじゃないかと・・・」と、謙遜する機銃員だ。
地面に激突した敵戦闘機はバラバラだった。 飛行機は墜落すると、バラバラになるのだ。
なんせ、アルミ金属が多いからである。 骨組みまでもアルミである。 軽くないと、飛ばないからだ。
エンジンは金属のカタマリだから、原型はとどめていたが・・・ 敵の操縦士もバラバラの遺体である。
「勇敢な兵士である。」「ここは、埋葬だな。」と、今野少尉だ。
カンタンではあるが、穴を掘り、敵ではあるが、埋葬する。 死ねば仏、という死生観があるからだ。
それなりの石を置き、飛行帽をかぶせる。
「整列。」「勇敢なるソ連兵へ敬礼。」と、全員が敬礼である。
これは、ソ連軍が去ったからできることだ。 そして、ここは満州国の領土だからである。
日本軍はマレー半島進撃の際も、現地で敵兵を埋葬している。
もちろん、戦闘が終結してからだが・・・
そして、戦利品である。 20ミリ機銃だ。
墜落した部品だが、参考になりそうだ。 20ミリは駐屯地には無いからでもある。
「うむ、1丁はダメだが、この1丁は何とかなりそうだな。」と、対空戦車の機銃員が・・・
餅は餅屋だ。 機銃員は連日の訓練で、それなりの機銃整備は十八番(おはこ)なのだ。
「ううむ、ううむ。」と、ソ連軍シベリア基地のイワン司令が・・・2機の戦闘機が・・・2機の戦闘機が・・・
撃墜されて、帰還した部隊を前に・・・
「ごくろう、休んでくれ。」と、答礼して答えただけだ。 そう、ショックだったのだ。
「まさか、2機も撃墜されるとは・・・。」と、茫然のイワン司令官である。
副官が・・・「まて、何処へ行く。」と、司令だ。 「いえ、モスクワへ・・・」と、イワノビッチだ。
「いかん、ダメだ。」「どうして?」 「わからんか、2機も堕とされて、戦果はゼロなんだぞ。」「・・・・」
「二人とも、今度は収容所送りだぞ。」「あっ・・・・」 絶句のイワノビッチだ。
完敗の報告なんかできない。
日本海海戦のロシア軍の司令官は日露戦後、処刑となりかけた・・・ところが、日本軍の大将が擁護(かばうこと)の書簡を送り、処刑を免れたことがあるらしい。
負けて司令官が処分されない軍は日本軍くらいである。 米軍は更迭(ロシアよりはマシ。)される。 もちろん、自ら腹を切るのは勝手であるが・・・大東亜戦で、我が国が敗戦と決まり、腹を切った軍人は少なくないのだ。
こうして、戦果もなく2機も撃墜されたことは、モスクワへは報告は・・・・されなかったのだ。
ちなみに、シナや半島では負けた将軍が、どうなるかは・・・ 酷くて、ここには記せないほどだ。
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