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20ミリの威力。
砂袋が・・・
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戦利品の20ミリ機銃1丁は、戦車砲整備隊員の手で、修理された。
「どうだ、撃てそうか?」「え、え、秒間を開けましたので、無理しなければ撃てるかと。」
「では、試してみようぞ。」と、砂袋を押いて、装甲板を後ろに置く。
「では、試射だ。」と、主任技師が合図だ。
「ドウン、ドウン、ドウン。」と、20ミリの重い射撃音が・・・
「よし、威力を確認だ。」と、砂袋と装甲板へ・・・
「主任、これは・・・」と、整備隊員が振り返る。
「どうした。」と、見る。 声がでない主任技師だ。
なんと、砂袋を抜けて、装甲板に穴が・・・・
「これは、なんとも・・・はや・・・」と声が出ない主任技師である。 そうなのだ、20ミリには全く歯がたたなかったということだ。
あのとき、対空戦車ではなく、ソ連軍戦闘機が攻撃戦車へ迫ったいたら・・・・
思うだけで、戦車隊の全滅が・・・・
「砂袋が厚さが足りんのだ。」と判明したのである。 砂袋は厚さが、10センチだったのだ。 もちろん、厚いところでである。
そこで、砂袋を替えて、実験だ。 20ミリ機関砲へ耐える厚さを・・・
なんと、20センチは必要だったのだ。
「うう・・むむ・・砂袋が20センチも・・・」 「重すぎる、砲塔が旋回できないぞ。」
整備工場は途方にくれたのだ。 試しに、20センチの砂袋を置いて砲塔を動かしてみた。
まあ、動かないことは無いんだが・・・遅いのだ。
「こんな遅い速度では、戦車を狙う前に、こちらがヤラれる。」と、戦車隊員らが、こぼすのだ。
「しかし、まだソ連戦闘機の20ミリを喰らう前に判明したから、よかったんじゃないか。」と、本郷司令官である。
そうなのだ。 まだ、敵にヤラらた戦車は無いのだ。 6両の攻撃型は無事であり、1両の対空戦車も健在なのだ。
「やはり、砂袋はダメだ。 他の方法を模索しょう。」「だが、10センチの砂袋でも無いよりはマシだ。」
「それは、そうだな。」「対策が整うまでは、それで防ぐしかない。」と、苦渋の決断の主任技師である。
「ところで、ソ連軍の20ミリ機銃だが、1機に1丁だったな。」「そうですね。」
「つまり、ヤツらも、機銃が重いから1丁ということなんだ。」「そうだが。」「なにが、いいたいんだよ。」と、主任へ参謀が・・・
「わからないか、かなり無理をしてるということなんだ。」「あっ・・・だから運動性能が劣るから、我が対空戦車にあっけなくヤラれたのか。」
「急降下速度も運動性能も劣るのだ。」「重い機体だ。」「なら、対抗手段は砂袋以外にありそうだな。」と、参謀が希望的意見だ。
「つまり、我が攻撃型は運動性で敵の攻撃を避けるほうが利にかなってると思うんだ。」
「しかし、現場で戦う隊員へ動き回れと。」「ううむ、それも限度がありそうだな。」
「砂袋は無いよりはマシなのだ。」「・・・・」「ここは、10センチでも、無いよりは・・・」
結局のところ、また結論は先送りとなったのだ。 日本人の悪い癖がでてしまったのである。
と、そこへ朗報である。 「隊長、2台目の対空戦車が機銃の試験がおわったようです。」
「ということは?」 「そうです、配備は時間の問題ですよ。」「そうか、2両か。」と、今野少尉だ。
「やっと、1小隊へ1両の対空戦車が・・・」 つまり、3両で1小隊なのだが、そこへ1両の対空戦車が加わるのだ。
「攻撃こそ、最大の防御なりだな。」と、今野少尉が確信する。 つまり、対空戦車の運用で上の敵(戦闘機)の攻撃を防ぐのだ。
「砂袋より、対空戦車が答えだったのだ。」と、結論つける今野少尉である。
「どうだ、撃てそうか?」「え、え、秒間を開けましたので、無理しなければ撃てるかと。」
「では、試してみようぞ。」と、砂袋を押いて、装甲板を後ろに置く。
「では、試射だ。」と、主任技師が合図だ。
「ドウン、ドウン、ドウン。」と、20ミリの重い射撃音が・・・
「よし、威力を確認だ。」と、砂袋と装甲板へ・・・
「主任、これは・・・」と、整備隊員が振り返る。
「どうした。」と、見る。 声がでない主任技師だ。
なんと、砂袋を抜けて、装甲板に穴が・・・・
「これは、なんとも・・・はや・・・」と声が出ない主任技師である。 そうなのだ、20ミリには全く歯がたたなかったということだ。
あのとき、対空戦車ではなく、ソ連軍戦闘機が攻撃戦車へ迫ったいたら・・・・
思うだけで、戦車隊の全滅が・・・・
「砂袋が厚さが足りんのだ。」と判明したのである。 砂袋は厚さが、10センチだったのだ。 もちろん、厚いところでである。
そこで、砂袋を替えて、実験だ。 20ミリ機関砲へ耐える厚さを・・・
なんと、20センチは必要だったのだ。
「うう・・むむ・・砂袋が20センチも・・・」 「重すぎる、砲塔が旋回できないぞ。」
整備工場は途方にくれたのだ。 試しに、20センチの砂袋を置いて砲塔を動かしてみた。
まあ、動かないことは無いんだが・・・遅いのだ。
「こんな遅い速度では、戦車を狙う前に、こちらがヤラれる。」と、戦車隊員らが、こぼすのだ。
「しかし、まだソ連戦闘機の20ミリを喰らう前に判明したから、よかったんじゃないか。」と、本郷司令官である。
そうなのだ。 まだ、敵にヤラらた戦車は無いのだ。 6両の攻撃型は無事であり、1両の対空戦車も健在なのだ。
「やはり、砂袋はダメだ。 他の方法を模索しょう。」「だが、10センチの砂袋でも無いよりはマシだ。」
「それは、そうだな。」「対策が整うまでは、それで防ぐしかない。」と、苦渋の決断の主任技師である。
「ところで、ソ連軍の20ミリ機銃だが、1機に1丁だったな。」「そうですね。」
「つまり、ヤツらも、機銃が重いから1丁ということなんだ。」「そうだが。」「なにが、いいたいんだよ。」と、主任へ参謀が・・・
「わからないか、かなり無理をしてるということなんだ。」「あっ・・・だから運動性能が劣るから、我が対空戦車にあっけなくヤラれたのか。」
「急降下速度も運動性能も劣るのだ。」「重い機体だ。」「なら、対抗手段は砂袋以外にありそうだな。」と、参謀が希望的意見だ。
「つまり、我が攻撃型は運動性で敵の攻撃を避けるほうが利にかなってると思うんだ。」
「しかし、現場で戦う隊員へ動き回れと。」「ううむ、それも限度がありそうだな。」
「砂袋は無いよりはマシなのだ。」「・・・・」「ここは、10センチでも、無いよりは・・・」
結局のところ、また結論は先送りとなったのだ。 日本人の悪い癖がでてしまったのである。
と、そこへ朗報である。 「隊長、2台目の対空戦車が機銃の試験がおわったようです。」
「ということは?」 「そうです、配備は時間の問題ですよ。」「そうか、2両か。」と、今野少尉だ。
「やっと、1小隊へ1両の対空戦車が・・・」 つまり、3両で1小隊なのだが、そこへ1両の対空戦車が加わるのだ。
「攻撃こそ、最大の防御なりだな。」と、今野少尉が確信する。 つまり、対空戦車の運用で上の敵(戦闘機)の攻撃を防ぐのだ。
「砂袋より、対空戦車が答えだったのだ。」と、結論つける今野少尉である。
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