日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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今度こそ、勝利を・・・

エテ公を追いやるのだ。

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 10両の戦車、つまり3小隊に指揮戦車1両だ。 戦闘機も、3機編隊に1機の隊長機である。
まあ、定番の攻撃体形である。 もちろん、戦闘機は即応ができるので、まだ空(うえ)には上がらない。 暖気運転で準備である。 

 「おい、ヤツらは10両だと。」「ハイ、偵察隊からは、そう。」「では、2両の追加なのだな。」「あっ、そうか。」「その、2両は新型じゃないだろうな。」と、本郷司令は不安が・・・
 欧州のドイツとソ連の領土問題が・・・ ドイツはハンガリーやチェコ、ポーランドといった東欧諸国からのソ連との国境問題へ介入していたのだ。 ソ連という国は、どこでも領土問題を起こす国のようである。
 そして、ドイツとの間の国へ・・・ソ連が・・・となると、ドイツも黙ってはいないのだ。
なんせ、陸軍国のドイツ帝国だ。 いくら、ソ連が熊であっても、ドイツは十字軍の伝統があるのである。
 宗教が絡むと、ややこやしいのである。 ソ連は共産圏である。 ロシア正教を共産党は認めるわけがないのだ。
それで、欧州の紛争は開戦一歩手前なのである。
 そして、ドイツとソ連は互いに戦車での攻撃の繰り返しだそうだ。 そして、ソ連の新型T35戦車は脅威らしいのだ。
 「あの、ドイツがT34には・・・らしいのだ。」と、本郷司令官だ。 「では、2両の補充が・・」「いや、ここは、すべてT34戦車かもしれん。」と、司令がつぶやく。
 副官が、「見張りへソ連の戦車の詳しい形態を問いただせ。」と、無線員へ・・・
暗号で、トンツーの無線電信が偵察隊へ届く。
 「おい、今度はなんていってきたんだ。」と、「え、え、と、乱数表であわせると。」「うむ。」「わかりました、敵の戦車を何かしらせろです。」「うむ、わかった。」と、車長は双眼鏡片手にホフク前進で、岩陰から・・・
 やがて、「おい、見たことないヤツだぞ。」「え、え、と、ミタコトナイヤツダゾ。」と、通信員がトンツーである。 
 「司令、ヤツらは新型のようです。」「はやりか。」「どうしますか。」「ううむ、ううむ。」
「司令、今野隊長から無線が。」「なんだ。」「B地点で待ち伏せると。」「まて、即移動だ。」「C地点で待てと伝えろ。」「了解です。」
 「今野少尉、C地点へ転進しろと無線が。」「わかった、C地点だな。」「そうです。」「うむ、ではC地点まで転進だ。」と、6両の日本軍戦車隊は転進する。 
 「C地点では、撤退ではないか。」と、疑問が・・・今野少尉に湧くのである。
「なんで、かな。」であるのだ。 「隊長。」と、無線員が今野に、「敵は新型だそうです。」と、知らせる。
 「なんだと、まさかウワサのヤツなのか。」と・・・・どうする、どうすんだ。
敵は露スケだ。 シナ兵や鮮人兵のように、感情で動くバカではない。 熊の露スケなのだ。
 しかも、2機の新型戦闘機までが・・・ どうする、今野少尉、どうするのだ・・・・
部下に、不安げな顔は見せられないのだ。 どうする、また待ち伏せ作戦か・・いや、それは散々使ったので、ネタがバレてるのだ。
 露スケもバカではない。 
「我が軍は、対空戦車2両と、攻撃型が6両にオレの1両で9両だが・・・」
 今野少尉は決断した。 対空戦車をC地点で、対戦闘機に備える。 ソ連軍は10機だが、新型は2機だ。
戦車10両が新型なのだ。 ここは、対空戦車を後方へ廻して、クザビ型で、突撃しか無い。 
 「いいか、対空戦車は後方、へ敵戦闘機に専念しろ。」「6両は、オレを先頭にクサビ型で、突撃だ。」「了解です。」と、各戦車から無線だ。
 
 「おそらく、敵戦闘機は会敵と同じくして出てくるだろう。」「そこで、対空戦車は敵戦闘機から攻撃型を援護だ。」「了解です。」と、2両の対空戦車から入る。
 「新型戦車で、ヤツらはつけ上がるだろう。」「そこが、かえって欠点なのだ。」「使い慣れた兵器が勝つことを教えてやる。」と、意気盛んな今野少尉だ。
 なんせ、新型兵器は慣れるまでが時間がかかるのだ。 兵器は使い勝手が肝心なのだ。
優秀な兵器も、使う兵士が慣れていなくては、ただの鉄のカタマリなのだ。 
 確か、新型戦車は欧州戦線で最近、見られはじめたのだ。 シベリア基地が、欧州戦線より、はやいとは思えないのである。 
 こちらは、連日の訓練で、戦車砲の発射速度が以前より(1分で2発が、3発へ。)上がったほどである。
命中率も、なかなかのモノである。 砲身の砲安定装置は、操作が難しく、慣れが肝心だ。 やっと、停止して、即射撃が・・・つまり、6両の戦車が一斉に砲撃を合わせるのだ。 それで、砲撃の当たり、外れが把握できるのだ。
 それには、無線での連携が肝心なのである。 砲手が無線の新しいヘッドセットなる装置で統合射撃ができるようになってから、格段に進歩したのだ。
 「いいか、初弾で各1両だ。」「了解であります。」 「突撃体形だ。」
クサビ型の突撃体形が動きながら、数秒だ。 
 「これなら、なんとかなりそうだな。」と、日ごろの訓練に賭ける今野少尉である。

 
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