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まるで、砲弾だな。
ソ連軍が・・・・・
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「ドウン、ン、ン、ン。」と、40ミリ機関砲が単発で砲撃だ。 2門あるんだが、1門づつである。
砲弾が少ないから、節約なのだ。 40ミリ機関砲は砲弾がお高いのだ。
なんせ、日本の2門しかないのだ。 スイスのエンリコ社からの試作品なのだ。 (ラノベだから、エンリコとなってるが、正確には違うからね。)
そして、40ミリ機関砲の専用の砲弾がスイスから・・・数は少ないのだ。 なんせ、手作業で砲弾も造るのだから。 薬莢は旋盤で真鍮を切り出し加工したモノである。 それで、試射したら薬莢は回収なのだ。 それほど高額なのである。
そして、砲弾は、先の信管があって内部の爆薬が高温で爆発するガスを出す。 その高音のガスが装甲金属を溶解するのである。
とても聞いたら、エグイ兵器なのだ。 しかし、機関銃のように乱射なぞ弾数からできはしないのだ。
つまり、正確な射撃で1発必中を狙うのである。
そのための、複座戦闘機なのだ。 おおまかな飛行コースは操縦士が、そして、狙撃の達人が斜め機関砲で、下界の敵戦車を狙うのだ。
1両のT34が砲塔を射撃されて、沈黙だ。 停止して動かない・・・
そして、その上空を通りすぎた日本軍の双発戦闘機は宙返りをして、戻ってくる。
「いかん、ヤラれるぞ。」と、ルイチェンコ中尉は砲塔の中へ・・・狙われたら無駄なのだが・・・・
頭をかかえて、敵戦闘機が通りすぎるまで・・・・「ふう、助かった。」と、ルイチェンコ中尉だ。
もちろん、他の1両が沈黙したのだが・・・
「くそっ、これでは全滅するではないか。」と、無線機のマイクで、「ツポレフは、ツポレフは。」と、叫ぶルイチェンコだ。
「偵察隊から97式。」「こちら、97だ。」「ソ連機が河を渡った。」「了解。」
「101戦闘機。」「こちら101だ。」「敵戦闘機と間もなく会敵だ。」と、97式がキー101戦闘機へ連絡である。
この場所から、国境である河まで、10キロほどだ。 数分で敵戦闘機と会敵である。
「101了解した、作戦を敵戦闘機へ変更する。」と、キー101から返信がある。
そして、キー101双発戦闘機は高度を上げるのだ。
もちろん、97式は敵戦闘機のオトリとして留まったままだ。
敵は10機のソ連軍戦闘機である。
それに、我が軍は2機の戦闘機である。 まともに会敵すれば敗残である。
なんせ、10対2だからだ。
しかし、戦う方法はあるのだ。 オトリ作戦である。
この時代は電波探信儀なるレーダーは開発されていない。 レーダーの電波の周波数は、とても高い周波数だが、そこまでの周波数が使える真空管ができない。
無線の高周波は未開発の技術だったのだ。
それで、敵戦車隊の上に97式を飛ばして、ソ連軍をおびきよせる、そのソ連軍を上空からキー101戦闘機の機関砲で狙うのだ。
狙撃専門の機銃員が乗ってるキー101だからできる芸当なのである。
しかし、97式戦闘機はソ連軍の新型ツポレフからオトリとして身を守れるのか・・・
まあ、その心配は皆無だろう。 なんせ、97式の元の海軍の96式艦上戦闘機はゼロ戦より高性能なのである。
機体がが引き込み脚でないなど、旧式だから速度がゼロ戦より劣るのだが。
運動性は、ゼロ戦より上なのだ。 堀越技師(ゼロ戦の設計者)が、「生涯で設計した機体で96式戦闘機が最高と自負している。」と、言わしめているくらいだ。
その世界最高の96式艦戦をパクった97式戦闘機だ。 操縦は、97式を手足のごとく操る坂井空中勤務員である。
ソ連軍のツポレフなぞ、ナンボのもんじゃい、なのだ。
現に、敵が10機のソ連軍戦闘機と聞いても、「了解だ。」と、撤退のテの字もでないのだ。
著者は思ってるのだが、当時の我が海軍の空母艦隊は、ガチで世界イチの機動部隊であったと・・・
軍令部や山本五十六総司令官の無能で消耗してしまったのだ。
10機のソ連軍戦闘機はT34援護のために、上空へ飛来する。
「おお、来てくれたぞ。」と、勝利を確信するルイチェンコだ。
「敵は2機だ、こちらは10機だ。」と、安心したのか砲塔から顔を出す、ルイチェンコ中尉である。
しかし、日本軍の戦闘機は1機がソ連軍戦闘機を誘うような・・・「まさか、1機で10機に対抗するんかよ。」と、バカにしたルイチェンコである。
「あれ、もう1機は、どこだ?」と、ルイチェンコが見上げるが、発見できない。
ソ連軍のツポレフ戦闘機は4機である。 それで、4機が6機の旧型から離れて、日本軍の1機へ・・・
しかし、日本軍の戦闘機は蝶のようにヒラヒラとツポレフの銃撃をかわすのだ。
旋回半径が小さいのだ。 それに、完全に見切った動きなのだ。
まるで、遊ばれているようなのである。
「バウウゥゥゥン、ン、ン。」と、1機のツポレフが爆散した。
「えっ。」と、驚くルイチェンコだ。 なぜって、敵戦闘機は攻撃をかわしてるのだ。
「しまった、あの1機が狙撃したんだ。」と、感づいたルイチェンコである。
あわてて無線機へ、「敵戦闘機が狙撃している、どこかからだ。」と、叫ぶ。
そして、またツポレフ1機が爆散する。
爆散だ、破片となり落下する機体だ。 機銃より高射砲が命中した爆散である。
やっとツポレフ2機が気が付いて散開する。 日本機を追いかけると、爆散するからだ。
「どこに、居やがるんだ。」と、あちらこちろを見渡すが・・・・
「バウゥゥンン。」と、まただ。 残るツポレフは1機のみだ。
やっと、ヤバイと気が付いたソ連軍戦闘機隊のようだ。
1機のツポレフは旧式のソ連軍戦闘機の編隊へ、そして撤退である。
連続3機のツポレフ戦闘機が狙撃されたんだ。 撤退しか無い。
「いかん、このまま後進で岩場を抜けるぞ。」と、ルイチェンコ中尉は残ったT34を撤退させるのだった。
ソ連軍は3両の戦車が停止と3機の戦闘機を墜とされて、むなしく撤退したのである。
砲弾が少ないから、節約なのだ。 40ミリ機関砲は砲弾がお高いのだ。
なんせ、日本の2門しかないのだ。 スイスのエンリコ社からの試作品なのだ。 (ラノベだから、エンリコとなってるが、正確には違うからね。)
そして、40ミリ機関砲の専用の砲弾がスイスから・・・数は少ないのだ。 なんせ、手作業で砲弾も造るのだから。 薬莢は旋盤で真鍮を切り出し加工したモノである。 それで、試射したら薬莢は回収なのだ。 それほど高額なのである。
そして、砲弾は、先の信管があって内部の爆薬が高温で爆発するガスを出す。 その高音のガスが装甲金属を溶解するのである。
とても聞いたら、エグイ兵器なのだ。 しかし、機関銃のように乱射なぞ弾数からできはしないのだ。
つまり、正確な射撃で1発必中を狙うのである。
そのための、複座戦闘機なのだ。 おおまかな飛行コースは操縦士が、そして、狙撃の達人が斜め機関砲で、下界の敵戦車を狙うのだ。
1両のT34が砲塔を射撃されて、沈黙だ。 停止して動かない・・・
そして、その上空を通りすぎた日本軍の双発戦闘機は宙返りをして、戻ってくる。
「いかん、ヤラれるぞ。」と、ルイチェンコ中尉は砲塔の中へ・・・狙われたら無駄なのだが・・・・
頭をかかえて、敵戦闘機が通りすぎるまで・・・・「ふう、助かった。」と、ルイチェンコ中尉だ。
もちろん、他の1両が沈黙したのだが・・・
「くそっ、これでは全滅するではないか。」と、無線機のマイクで、「ツポレフは、ツポレフは。」と、叫ぶルイチェンコだ。
「偵察隊から97式。」「こちら、97だ。」「ソ連機が河を渡った。」「了解。」
「101戦闘機。」「こちら101だ。」「敵戦闘機と間もなく会敵だ。」と、97式がキー101戦闘機へ連絡である。
この場所から、国境である河まで、10キロほどだ。 数分で敵戦闘機と会敵である。
「101了解した、作戦を敵戦闘機へ変更する。」と、キー101から返信がある。
そして、キー101双発戦闘機は高度を上げるのだ。
もちろん、97式は敵戦闘機のオトリとして留まったままだ。
敵は10機のソ連軍戦闘機である。
それに、我が軍は2機の戦闘機である。 まともに会敵すれば敗残である。
なんせ、10対2だからだ。
しかし、戦う方法はあるのだ。 オトリ作戦である。
この時代は電波探信儀なるレーダーは開発されていない。 レーダーの電波の周波数は、とても高い周波数だが、そこまでの周波数が使える真空管ができない。
無線の高周波は未開発の技術だったのだ。
それで、敵戦車隊の上に97式を飛ばして、ソ連軍をおびきよせる、そのソ連軍を上空からキー101戦闘機の機関砲で狙うのだ。
狙撃専門の機銃員が乗ってるキー101だからできる芸当なのである。
しかし、97式戦闘機はソ連軍の新型ツポレフからオトリとして身を守れるのか・・・
まあ、その心配は皆無だろう。 なんせ、97式の元の海軍の96式艦上戦闘機はゼロ戦より高性能なのである。
機体がが引き込み脚でないなど、旧式だから速度がゼロ戦より劣るのだが。
運動性は、ゼロ戦より上なのだ。 堀越技師(ゼロ戦の設計者)が、「生涯で設計した機体で96式戦闘機が最高と自負している。」と、言わしめているくらいだ。
その世界最高の96式艦戦をパクった97式戦闘機だ。 操縦は、97式を手足のごとく操る坂井空中勤務員である。
ソ連軍のツポレフなぞ、ナンボのもんじゃい、なのだ。
現に、敵が10機のソ連軍戦闘機と聞いても、「了解だ。」と、撤退のテの字もでないのだ。
著者は思ってるのだが、当時の我が海軍の空母艦隊は、ガチで世界イチの機動部隊であったと・・・
軍令部や山本五十六総司令官の無能で消耗してしまったのだ。
10機のソ連軍戦闘機はT34援護のために、上空へ飛来する。
「おお、来てくれたぞ。」と、勝利を確信するルイチェンコだ。
「敵は2機だ、こちらは10機だ。」と、安心したのか砲塔から顔を出す、ルイチェンコ中尉である。
しかし、日本軍の戦闘機は1機がソ連軍戦闘機を誘うような・・・「まさか、1機で10機に対抗するんかよ。」と、バカにしたルイチェンコである。
「あれ、もう1機は、どこだ?」と、ルイチェンコが見上げるが、発見できない。
ソ連軍のツポレフ戦闘機は4機である。 それで、4機が6機の旧型から離れて、日本軍の1機へ・・・
しかし、日本軍の戦闘機は蝶のようにヒラヒラとツポレフの銃撃をかわすのだ。
旋回半径が小さいのだ。 それに、完全に見切った動きなのだ。
まるで、遊ばれているようなのである。
「バウウゥゥゥン、ン、ン。」と、1機のツポレフが爆散した。
「えっ。」と、驚くルイチェンコだ。 なぜって、敵戦闘機は攻撃をかわしてるのだ。
「しまった、あの1機が狙撃したんだ。」と、感づいたルイチェンコである。
あわてて無線機へ、「敵戦闘機が狙撃している、どこかからだ。」と、叫ぶ。
そして、またツポレフ1機が爆散する。
爆散だ、破片となり落下する機体だ。 機銃より高射砲が命中した爆散である。
やっとツポレフ2機が気が付いて散開する。 日本機を追いかけると、爆散するからだ。
「どこに、居やがるんだ。」と、あちらこちろを見渡すが・・・・
「バウゥゥンン。」と、まただ。 残るツポレフは1機のみだ。
やっと、ヤバイと気が付いたソ連軍戦闘機隊のようだ。
1機のツポレフは旧式のソ連軍戦闘機の編隊へ、そして撤退である。
連続3機のツポレフ戦闘機が狙撃されたんだ。 撤退しか無い。
「いかん、このまま後進で岩場を抜けるぞ。」と、ルイチェンコ中尉は残ったT34を撤退させるのだった。
ソ連軍は3両の戦車が停止と3機の戦闘機を墜とされて、むなしく撤退したのである。
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