日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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まずは、オレだ。

3両がオトリで、7両が攻撃隊だ。

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 「まずは、オレだ。」と、加藤中尉だ。 「あと、2両は欲しい。」と、9両の車長を見る。
ところが、全員が手をあげている。 「これでは、決まらんぞ。」「うむ、7両はガマンしてくれないか。」
「いや、隊長だけにオトリをやらせられません。」「そう、いうな。」「作戦が終わって帰隊したら、酒保でおごるから。」「そうですか、ならジャンケンしかないな。」と、渋々・・・・
 挺身隊とは、オトリとなり敵を引き付けて、味方の有利な攻撃ができるように、身を挺する役なのだ。
マジで、かっこいいのだ。 勝てば、英雄は間違いないのだ。 負ければ戦死だが・・・
 そこかわりに、敵にヤラれる危険が・・・・
なんとか2両がきまったようだ。

 地図を広げる。 この地図には加藤中尉なりの書き込みがあるのだ。 
ここへ先遣隊として到着して、まず最初にやってことが地図の作成だ。
 なんせ、シナ人の地図は使い物にはならないからである。
江戸時代の絵地図じゃないんだ。 戦争の道具なのだ。
 カンタンなメモ描き程度の地図では、役には立たない。
それで、地質から高低から戦車が通過できるか、詳細に作ったのだ。
 ドイツの戦車隊長のオットー・カリウスも、事前に地質などを下調べしていたとか・・・
戦車は、どこでも通過できるわけではないのだ。 
 戦車は重量があるから、泥炭地は埋まってしまうのだ。
ソ連軍のKV型なぞ重いから、ドロにハマって動かなくなった話が少なくない。
 まあ、九五式は軽い(それでも7トンだ。)から、余程のところでも走破できるんだが・・・
事前の調査は必須なのだ。 

 戦車用に描き込んだ地図を前に検討する隊長と車長らだ。
「敵は、おそらく位置はここだろう。」と、先ほどの混戦の場所付近をしめす。
 「いま、偵察にいってるから、それ次第だが。」
「そして、ここが泥炭地帯だ。」「ここは、ヤツらのT26でも走破できまい。」
 「それで、ここにおびき寄せるんだ。」と、泥炭地帯の先を示す。
「そのためには、ここでオトリの3両が敵に姿を見せるんだ。」「なるほど。」
 「それまで、草木で戦車を隠しておくのだ。」
「そして、残りの7両は、ここで待機だ。」と、大岩の後ろを示す。
 「ここなら、敵に気づかれんらろう。」「そうですね。」
「ここらあたりは砂利道だから、進軍には注意しろよ。」「了解です。」
「では、時計を合わせる。」「わかりました。」
 全員が時計を合わせる。 なぜなら、当時はゼンマイ式の腕時計だ。
それも、日に2~3分も狂うのだ。 それで、作戦の前には時計合わせが・・・

 「では、諸君の武勲を❕」「おう。」と、隊員らが、おのれの戦車へ駆け寄る。
「トラック隊は退避。」と、加藤中尉だ。
 燃料を運んできたトラックが前線から離脱する。
それを見送り、「いざ、出撃だ。」と、指示が飛んだ。
 3両と7両に別れて、日本軍戦車隊はソ連軍殲滅のために動き出したのだ。
敵はソ連軍のT26だ。 ガチで戦えば九七式戦車も・・・・だから、ゲリラ戦なのだ。
 兵器の欠点は作戦でカバーする日本軍である。
そこは、精神論は無いのだ。 なぜなら、竹やりでB26は墜ちないのだ。
 戦後にパヨクが戦時中を揶揄するための言動なのである。
パヨクは愛国者ではない。 ヤツらはシナの工作員になってるのだ。
 まあ、バカなヤツラなのである。
なにかと、精神論を振りかざしたと、宣伝して日本軍人を貶めるパヨクである。
 シナ人や鮮人も脅威だが、左翼思想に汚された日本人も少なくないのだ。

 「偵察隊より、加藤隊。」「こちら、加藤だ。」「隊長ですか、敵の位置を送ります。」
「おう、待ってたぞ。」「位置は、大岩の北から1キロです。」「了解だ、危なくなったら離脱しろよ。」「了解です。」 無線を戻す加藤中尉だ。
 「なかなか、聞こえるじゃないか。」と、感心する加藤中尉だ。 なんせ、隼戦闘機の無線機を載せてるのだ。
満州へ戦車を運ぶときに、無理をいって載せてもらったのである。
 初の海外派兵である。 それも、虎の子の戦車隊だ。 1両も欠けてはならないのだ。
それで、ゴリ押しで無線機を、それも最新の隼戦闘機のヤツだ。
 満州平原は山が少ないから、遠くまで無線が届くのだ。
情報こそ武器なのだ。 そして、遅れては情報もパーなのだ。
 そこで、無線機である。 T26に九七式が優位なのは無線機があるからであるのだ。

 
 
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