日本戦車を改造する。

ゆみすけ

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騙し、騙し動かすのだ。

修理の部品も修理技師もいないのだ。

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 「くそっ、ウンともスンともいわないぞ。」と、戦車長の伍長がこぼす。
演習中にエンズトして、それから半日だ。 もう、夕方だな。
 やがて、今野少尉の隊長戦車が様子見に・・・
「まだ、動かないのか。」「え、え。」「もう、少しなんですが。」「そうか、仕方がない。」「おい、2両ほど調子がいいヤツを。」「わかりました。」
 そして、2両の九七式で故障の九七式を牽引するのだ。 
これは、天下のドイツ機甲師団も同じだ。
 1両のティーガー(エンコしたヤツ)を2両のティーガーで牽引するのだ。
戦車の動力は履帯など抵抗が多い部位があるからである。
 それでも、短い距離しか牽引はできなかった。 あまり無理に動かすとエンジンがダメになりかねないからだ。
取説にも、牽引は2キロまでと注意書があるくらいなのだ。
 まあ、演習場から駐屯地は近いからいいんだが。
そして、21名の戦車隊員の中から、それなりに修理が得意なヤツが出てくるのである。
 機械と対話ができるヤツがだ。
エンジンはモーターやラジオのような電気製品とは別物だ。
 なんか、こう生きてるというか、単なるマニュアル道理ではいかないのだ。
そう、修理にはエンジンとの対話が必要なのである。
 特に、デーゼルエンジンは空気を圧縮して、そこへ燃料を噴射して発火させるのだ。 
スロットルバルブが無いのだ。 燃料噴射量で出力制御するのだ。
 それで、燃料噴射ポンプがエンジンのカナメなのだ。
噴射ポンプは精密部品である。
 現在は電子制御が主であるが、はじめは機械式制御だった。
つまり、工作精度がエンジン性能を左右するのである。

 「うむ、どうだ動きそうか。」「少尉、なんとか騙し、騙しでも動かそうと・・・」
「まあ、ここは最前線だ。」「あまり、無理すんなよ。」「え、え、わかりました。」
 デーゼルエンジンは点火ブラグがない。
その代わりに、燃焼室を温めるグロープラグがあるのだ。
 当時はニクロム線の電気で温める仕組みだ。
そして、デーゼルエンジンは回転数の幅が少ないのだ。
 それで、変速機で戦車の速度は変えるのだ。
(ちなみに、日本工業規格では、ジーゼルエンジンと記述している。)
 「やはり、いくら調べても噴射ポンプだな・・・」「ここは、オレの素人修理では無理だな。」
「下手にイジルと修理不能になりかねない。」 取説には、燃料噴射ポンプは分解してはならないとの注意書が。
 「少尉、部品が手に負えません、予備の戦車からの交換ならイケそうですが。」
「それは、ニコイチということか。」「そうです。」
 戦車隊には数両の予備車両があるのだが・・・そこから部品を調達するしか方法がないのだ。
「どうしたものか。」と、思案する今野少尉だ。
 「まだ、正式の整備隊員や技師は赴任してないしな。」と、そしてソ連軍の侵攻が、いつかはわからない。
「仕方がない、あまり気は進まないが、予備車両から部品を外して修理していいぞ。」と、指示を出す。
 「了解です。」と、伍長だ。
「伍長、その経過などは整備書に描いておいてくれ。」「了解です。」
 あとから、修理技師から文句を言われないようにである。
専門の整備学校を出た、技師はうるさいのだ。
 特に、ニコイチがバレると大変だ。
「誰だ、このニコイチの修理は?」「こういう修理は朝鮮修理といって、バカがやる修理だぞ。」と、ドヤされるのだ。
 やつら、朝鮮人は壊れたら、修理する技術も知恵も無いから、別の機械から部品を剥ぎ取って交換して修理したと、大きな顔なのだ。 
 そこまで、堕落したくない今野少尉だ。
「いいか、どうしてニコイチに修理したかを詳細に書いておくんだ。」「ハァ。」「でないと、赴任してきた技師からバカにされかねないぞ。」と、少尉が。
 「いいか、オレ達は日本陸軍だ。」「それを忘れるなよ。」「ハイ。」
いい加減なケンチャナョの朝鮮兵、ウソや騙しの朝鮮兵とは違うのである。
 絶対に、ヤツら鮮人とは、関わらない助けない教えないの三原則は日本国憲法(米軍製の現行憲法ではない。)にも明記されてるのである。 
 朝鮮人と関わるとシナ人と同じで、ろくなことにはならないのである。



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