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九七式改の完成だ。
ソ連の新型なぞ、なにするものぞだーーーっ。
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「おお、これが装甲板か。」と、1センチ厚の装甲板を見る。
持とうとする技師へ・・・「いかん、ぎっくり腰になるぞ。」と、危険信号をだす。
「これが、前面装甲になるんだな。」
「うむ、すでに切断してるからな。」
「重ねて使えば、装甲が増えるぞ。」
「つまり、敵戦車が砲身を替えれば、当方も装甲を厚くできるんだ。」と、装甲板を撫でる技師だ。
「これで、安心してソ連軍へ対処できそうだ。」
「九七式は前面が2.5センチだから3枚重ねればドイツにも対処できるぞ。」
「斜め装甲の5.5センチだな。」
「しかし、重量がハンパないぞ。」
「うむ、エンジンの気筒を増やすんだ。」
「統制エンジンだから気筒を増やすのはカンタンだ、空冷だしな。」
そうなのだ、空冷はカンタンに気筒を増やせるのだ。
水冷だと、カンタンではない。
なぜ、VWビートルが成功したのか・・・それは、空冷エンジンだったからである。
水冷だと、機構が複雑になり故障も増えるからだ。
我が国のトヨタもパブリカは空冷2気筒だった。(昭和30年代だ。)
富士重工のスバルも、そうだ。
ススキのジムニーも空冷3気筒の頃が・・・
「しかし、装甲板が平面だから、なんかカクカクの外観だな。」
「まあ、斜め装甲だからいいんですよ。」と、主任が言い訳だ。
「そうだな、外観より勝てる戦車が一番だからな。」
「ところで、肝心の砲身が無いぞ。」と、ソ連の45ミリ長砲身を、仕方が無く装備して・・・
「うむ、それだが海軍の駆逐艦の廃艦になるヤツから機関砲を譲ってくれるように頼んでるんだが・・・」
「なんと、それは・・・」「いいアイデアだな。」
「1隻から、どれだけ機関砲が盗れるかな。」
駆逐艦でも1門や2門ではないはずだ。
最低でも、10門は・・・なんせ、1門に砲身が3本から2本ついてるからである。
「つまり、10両分は調達できそうだな。」
「しかし、長すぎるから・・・半分ほどにしないと・・・戦車が砲戦車になってしまいかねんぞ。」
「・・・・・」 ある意味、複雑な話であるのだ。
しかし、ドイツ軍のティーゲル重戦車が88口径の高射砲なのだ。
そして、日本海軍には80口径機関砲が・・・これは、最新式だから、ダメだそうだ・・・
「くそっ、出し惜しみしやがって海軍野郎。」と、いつか見ていろオレ達だって・・・
そこで、旧式の機関砲である。
それでも、57ミリ砲より威力も速射もできるのだ。
なんせ、海軍の機関砲は陸軍の機銃ではないのだ。
装甲の厚い敵艦へ射撃するモノだからである。
もちろん、爆撃機や戦闘機にも使うんだが・・・
欠点は戦車の砲塔へ入らないのだ。
そう、九七式の砲塔はチンコイからね・・・
「どうしよう・・・」と、機関砲をながめる技師連中であった。
試しに、試射をしたら距離1000で10センチの鋼板を撃ちぬいたのである。
弾道の直進性も上々だ。
「1分間に3発射撃できるからな。」と、10センチの鋼板の穴を覗いた技師連中であった。
さて、砲塔を・・・どうするのか・・・
「せっかくの高性能の砲身を逃す手は無いぞ。」と、奮発する日下部君である。
「どうせ、砲塔と同軸で廻る旋回カゴを付けるんだ、ここは砲塔は新造だな。」と、決断する。
「いままでの砲塔は?」「うむ、製鉄所で鋳つぶして再利用だな。」と、恐ろしいい決断である。
これも、内地ではない満州国だからである。
内地なら、無理だろう・・・
なんせ、皇室のご紋章が・・・
見なかったことに、「うむ、ご紋章なぞなかったのだ。」と、憲兵隊が見たら・・・腹切りモノである。
「ここは、満州だ、対ソ連軍だっ。」「そんなことは言ってられないのだ。」と、憲兵隊がいない満州ならではの話であるのだ。
満州国は独立国家だ、日本陸軍の憲兵隊なぞ・・・居てはならないのである。
日本陸軍の派遣軍は居るのだが・・・
持とうとする技師へ・・・「いかん、ぎっくり腰になるぞ。」と、危険信号をだす。
「これが、前面装甲になるんだな。」
「うむ、すでに切断してるからな。」
「重ねて使えば、装甲が増えるぞ。」
「つまり、敵戦車が砲身を替えれば、当方も装甲を厚くできるんだ。」と、装甲板を撫でる技師だ。
「これで、安心してソ連軍へ対処できそうだ。」
「九七式は前面が2.5センチだから3枚重ねればドイツにも対処できるぞ。」
「斜め装甲の5.5センチだな。」
「しかし、重量がハンパないぞ。」
「うむ、エンジンの気筒を増やすんだ。」
「統制エンジンだから気筒を増やすのはカンタンだ、空冷だしな。」
そうなのだ、空冷はカンタンに気筒を増やせるのだ。
水冷だと、カンタンではない。
なぜ、VWビートルが成功したのか・・・それは、空冷エンジンだったからである。
水冷だと、機構が複雑になり故障も増えるからだ。
我が国のトヨタもパブリカは空冷2気筒だった。(昭和30年代だ。)
富士重工のスバルも、そうだ。
ススキのジムニーも空冷3気筒の頃が・・・
「しかし、装甲板が平面だから、なんかカクカクの外観だな。」
「まあ、斜め装甲だからいいんですよ。」と、主任が言い訳だ。
「そうだな、外観より勝てる戦車が一番だからな。」
「ところで、肝心の砲身が無いぞ。」と、ソ連の45ミリ長砲身を、仕方が無く装備して・・・
「うむ、それだが海軍の駆逐艦の廃艦になるヤツから機関砲を譲ってくれるように頼んでるんだが・・・」
「なんと、それは・・・」「いいアイデアだな。」
「1隻から、どれだけ機関砲が盗れるかな。」
駆逐艦でも1門や2門ではないはずだ。
最低でも、10門は・・・なんせ、1門に砲身が3本から2本ついてるからである。
「つまり、10両分は調達できそうだな。」
「しかし、長すぎるから・・・半分ほどにしないと・・・戦車が砲戦車になってしまいかねんぞ。」
「・・・・・」 ある意味、複雑な話であるのだ。
しかし、ドイツ軍のティーゲル重戦車が88口径の高射砲なのだ。
そして、日本海軍には80口径機関砲が・・・これは、最新式だから、ダメだそうだ・・・
「くそっ、出し惜しみしやがって海軍野郎。」と、いつか見ていろオレ達だって・・・
そこで、旧式の機関砲である。
それでも、57ミリ砲より威力も速射もできるのだ。
なんせ、海軍の機関砲は陸軍の機銃ではないのだ。
装甲の厚い敵艦へ射撃するモノだからである。
もちろん、爆撃機や戦闘機にも使うんだが・・・
欠点は戦車の砲塔へ入らないのだ。
そう、九七式の砲塔はチンコイからね・・・
「どうしよう・・・」と、機関砲をながめる技師連中であった。
試しに、試射をしたら距離1000で10センチの鋼板を撃ちぬいたのである。
弾道の直進性も上々だ。
「1分間に3発射撃できるからな。」と、10センチの鋼板の穴を覗いた技師連中であった。
さて、砲塔を・・・どうするのか・・・
「せっかくの高性能の砲身を逃す手は無いぞ。」と、奮発する日下部君である。
「どうせ、砲塔と同軸で廻る旋回カゴを付けるんだ、ここは砲塔は新造だな。」と、決断する。
「いままでの砲塔は?」「うむ、製鉄所で鋳つぶして再利用だな。」と、恐ろしいい決断である。
これも、内地ではない満州国だからである。
内地なら、無理だろう・・・
なんせ、皇室のご紋章が・・・
見なかったことに、「うむ、ご紋章なぞなかったのだ。」と、憲兵隊が見たら・・・腹切りモノである。
「ここは、満州だ、対ソ連軍だっ。」「そんなことは言ってられないのだ。」と、憲兵隊がいない満州ならではの話であるのだ。
満州国は独立国家だ、日本陸軍の憲兵隊なぞ・・・居てはならないのである。
日本陸軍の派遣軍は居るのだが・・・
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