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5両で、どうするソ連軍?
いまさら、どのツラさげて帰れるんだ・・・
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そうして、60名のケガが癒えたソ連兵は、トラックで搬送されて、大発(上陸用舟艇)で国境の河を渡り・・・故国へ帰ったのであった。
めでたし、めでたし・・・あれっ、なんか忘れているような・・・
そう、遁走した5両のT34を忘れていないか?
その5両はハルピンへとりあえず・・・
そして、捕虜が送還されたことを漏れきいたのだ。
「どうします。」と、イワン隊長へ副官が、恐る恐る聞いたのだが・・・
「どうするって、おまえなら、どうすんだ?」と、逆に問われる副官だ。
「・・・・・」内心、今更帰れんと・・・
「おまえは、負けいくさで、粛清されたいんかい。」と、吠えるイワン隊長だ。
なにが、新型戦車だ。
ドイツ軍が逃げ出したと・・・じゃあ、この負け戦(いくさ)はなんなんだ?
日本軍の上からの砲撃は・・・普通なら戦車では、できない仰角だぞ。
しかも、日本軍は砲塔の真ん中を狙い、内部の砲身をダメにしておる。
「そこまでの精密砲撃なんか普通は無理だぞ。」と、吠えるイワン隊長だ。
1発で砲身とエンジンを抜くなんて・・・まるで、神業に近い砲撃だ。
それが、15発だ。 つまり、エテ公の全車両が精密砲撃ができるということなのだ。
T34の傾斜前面装甲が役に立たないのである。
そして、日本軍は降伏したら危害は加えないし・・・食事も悪くない。
欠点は、ウオッカが・・・十分配布されないことくらいだ。
なんせ、日本軍人はウオッカは飲まないからだが・・・そこは、日本酒なのである。
ハルピンのソ連軍のテントで、言い争いだ。
副官は、「エテ公へ、仲間の仕返しだ。」と、息をまく。
「まて、まて、降伏したヤツらは、もう故国へ帰ったらしいぞ。」と、聞いた話のイワン隊長だ。
「・・・・」茫然の副官だ。
「じゃあ、オレ達は・・・何で戦ってるんだよ。」である。
「まるで、バカまるだしではないかっ。」と、怒り心頭の副官だ。
「まあ、ここは考えようじゃないか。」と、イワン隊長がなだめる。
「5両では、いまさら日本軍相手に戦うはバカだ。」と、イワン(イワノビッチ中尉)だ。
「しかし、このままでは故国へ還れない。」
まあ、どのツラ下げてである・・・
「それに、ハルピンでテントを張ってるのは、何れ日本軍へバレるだろう。」
「じゃあ、隊長は、どうするんで?」
「我々には、T34が5両ある。」「それも、動くヤツだ。」
「まさか、取引するんですか。」と、副官だ。
「そう、日本軍も訳を言えば、無碍な戦いなぞ・・・望まんさ。」と、イワノビッチ(イワン隊長)だ。
「それで、どんな交渉をするんです。」と、副官が・・・
「うむ、そこだ。」
「タイマン勝負を持ちかけるんだ。」
「つまり、1対1ということですか。」と、副官だ。
「あ、あ、欧州では無双のT34なんだ。」「あんな一方的なやられ方は、納得ができない。」
まあ、反撃する前に、遁走したのは、誰だっけとおもった副官だが・・・バカではないので、沈黙だ。
そして、吉林で紛争の処理(放置されたT34の砲弾とか銃弾を処分すること。)で、まだ駐屯していた今野戦車隊へ果たし状が投げ込まれたのである。
果たし状は、ロシア語と日本語のカタカナで描かれていた。(書かれていたのではない。)
カタカナは、とても読める分ではなかったので、ロシア語の片言がわかる隊員が訳してくれた・・・
「え~っと、わがT34は無敵だ、そちらの戦車と1対1の決戦を望む、と描いてありますよ。」
「ふむ。」「それで、日取りや場所は?」と、少尉が聞く。
「ハルピンの入り口の木札に都合を貼れと・・・」
「なるほど、勝手に決めないだけ、まともかな。」と、少尉が感想だ。
「で、どうすんです?」と、軍曹が聞いた。
「うむ、そうだな・・・」
「この挑戦を受けなかったら、あること無いこと言いまくるだろうな。」と、少尉がこぼす。
「で、しょうね。」と、軍曹だ。
「おそらく、その言い訳でもって、ソ連軍へ戻る口実をつくるんではないですか。」と、真相を想像する軍曹だ。
「そうだろうな、すでに捕虜はソ連軍へ戻ってるだろうからな。」と、半分笑う少尉殿だ。
「ヤツらも、メンツが少しはあるようですな。」と、納得する軍曹だ。
「だが、ガチでなら、オレ達の魔改造戦車が敵のT34に対抗できるかな。」と・・・声が部下から・・・
なんせ、袋小路で一方的に上からのタコ殴りで・・・
1対1の戦車決戦ではないのだ。
欧州の紛争で、ドイツ軍のⅣ号戦車が・・・手も足も出なかったらしいのだ。
「ソ連軍も果たし状まで、出してきたんだ。」「まさか、ウソはやらんだろう。」と、少尉がいうが・・・
「そこは、わかりませんよ、勝てば官軍ですからな。」と、軍曹が疑問をいう。
「もちろん、信用はしないさ。」「でも、逃げるわけにはいかん。」「それに、5両のソ連軍を追い払わなければならんからな。」と、決断する今野隊長だ。
「互いに、検分役を設けて、3日後に1本松でと・・・」と、少尉が・・・
「1本松って・・・あの、1本立ってる・・・松の木でしたか?」と、軍曹が空気を読まない・・・
「決闘は1本松と、我が国では定番だから・・・その、例のところだよ。」と、今野少尉が言い訳だ。
「ハ、ハ、ハ、わかってますよ。」と、軍曹がロシア語が描ける部下を呼ぶ。(針葉樹のカラマツが1本あるところだ。)
こうして、ガチの戦車決戦が決まったのだ。
めでたし、めでたし・・・あれっ、なんか忘れているような・・・
そう、遁走した5両のT34を忘れていないか?
その5両はハルピンへとりあえず・・・
そして、捕虜が送還されたことを漏れきいたのだ。
「どうします。」と、イワン隊長へ副官が、恐る恐る聞いたのだが・・・
「どうするって、おまえなら、どうすんだ?」と、逆に問われる副官だ。
「・・・・・」内心、今更帰れんと・・・
「おまえは、負けいくさで、粛清されたいんかい。」と、吠えるイワン隊長だ。
なにが、新型戦車だ。
ドイツ軍が逃げ出したと・・・じゃあ、この負け戦(いくさ)はなんなんだ?
日本軍の上からの砲撃は・・・普通なら戦車では、できない仰角だぞ。
しかも、日本軍は砲塔の真ん中を狙い、内部の砲身をダメにしておる。
「そこまでの精密砲撃なんか普通は無理だぞ。」と、吠えるイワン隊長だ。
1発で砲身とエンジンを抜くなんて・・・まるで、神業に近い砲撃だ。
それが、15発だ。 つまり、エテ公の全車両が精密砲撃ができるということなのだ。
T34の傾斜前面装甲が役に立たないのである。
そして、日本軍は降伏したら危害は加えないし・・・食事も悪くない。
欠点は、ウオッカが・・・十分配布されないことくらいだ。
なんせ、日本軍人はウオッカは飲まないからだが・・・そこは、日本酒なのである。
ハルピンのソ連軍のテントで、言い争いだ。
副官は、「エテ公へ、仲間の仕返しだ。」と、息をまく。
「まて、まて、降伏したヤツらは、もう故国へ帰ったらしいぞ。」と、聞いた話のイワン隊長だ。
「・・・・」茫然の副官だ。
「じゃあ、オレ達は・・・何で戦ってるんだよ。」である。
「まるで、バカまるだしではないかっ。」と、怒り心頭の副官だ。
「まあ、ここは考えようじゃないか。」と、イワン隊長がなだめる。
「5両では、いまさら日本軍相手に戦うはバカだ。」と、イワン(イワノビッチ中尉)だ。
「しかし、このままでは故国へ還れない。」
まあ、どのツラ下げてである・・・
「それに、ハルピンでテントを張ってるのは、何れ日本軍へバレるだろう。」
「じゃあ、隊長は、どうするんで?」
「我々には、T34が5両ある。」「それも、動くヤツだ。」
「まさか、取引するんですか。」と、副官だ。
「そう、日本軍も訳を言えば、無碍な戦いなぞ・・・望まんさ。」と、イワノビッチ(イワン隊長)だ。
「それで、どんな交渉をするんです。」と、副官が・・・
「うむ、そこだ。」
「タイマン勝負を持ちかけるんだ。」
「つまり、1対1ということですか。」と、副官だ。
「あ、あ、欧州では無双のT34なんだ。」「あんな一方的なやられ方は、納得ができない。」
まあ、反撃する前に、遁走したのは、誰だっけとおもった副官だが・・・バカではないので、沈黙だ。
そして、吉林で紛争の処理(放置されたT34の砲弾とか銃弾を処分すること。)で、まだ駐屯していた今野戦車隊へ果たし状が投げ込まれたのである。
果たし状は、ロシア語と日本語のカタカナで描かれていた。(書かれていたのではない。)
カタカナは、とても読める分ではなかったので、ロシア語の片言がわかる隊員が訳してくれた・・・
「え~っと、わがT34は無敵だ、そちらの戦車と1対1の決戦を望む、と描いてありますよ。」
「ふむ。」「それで、日取りや場所は?」と、少尉が聞く。
「ハルピンの入り口の木札に都合を貼れと・・・」
「なるほど、勝手に決めないだけ、まともかな。」と、少尉が感想だ。
「で、どうすんです?」と、軍曹が聞いた。
「うむ、そうだな・・・」
「この挑戦を受けなかったら、あること無いこと言いまくるだろうな。」と、少尉がこぼす。
「で、しょうね。」と、軍曹だ。
「おそらく、その言い訳でもって、ソ連軍へ戻る口実をつくるんではないですか。」と、真相を想像する軍曹だ。
「そうだろうな、すでに捕虜はソ連軍へ戻ってるだろうからな。」と、半分笑う少尉殿だ。
「ヤツらも、メンツが少しはあるようですな。」と、納得する軍曹だ。
「だが、ガチでなら、オレ達の魔改造戦車が敵のT34に対抗できるかな。」と・・・声が部下から・・・
なんせ、袋小路で一方的に上からのタコ殴りで・・・
1対1の戦車決戦ではないのだ。
欧州の紛争で、ドイツ軍のⅣ号戦車が・・・手も足も出なかったらしいのだ。
「ソ連軍も果たし状まで、出してきたんだ。」「まさか、ウソはやらんだろう。」と、少尉がいうが・・・
「そこは、わかりませんよ、勝てば官軍ですからな。」と、軍曹が疑問をいう。
「もちろん、信用はしないさ。」「でも、逃げるわけにはいかん。」「それに、5両のソ連軍を追い払わなければならんからな。」と、決断する今野隊長だ。
「互いに、検分役を設けて、3日後に1本松でと・・・」と、少尉が・・・
「1本松って・・・あの、1本立ってる・・・松の木でしたか?」と、軍曹が空気を読まない・・・
「決闘は1本松と、我が国では定番だから・・・その、例のところだよ。」と、今野少尉が言い訳だ。
「ハ、ハ、ハ、わかってますよ。」と、軍曹がロシア語が描ける部下を呼ぶ。(針葉樹のカラマツが1本あるところだ。)
こうして、ガチの戦車決戦が決まったのだ。
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