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議論は白熱する。
どこで、1000両を迎え撃つのだ。
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「今日、集まってもらったのは、他でもない。」と、定番の話がはじめる。
そう、戦略会議だ。
幹部連中(車長以上)が作戦参謀と作戦会議である。
もちろん、下話はできあがっているのだが・・・
その、下話を全員へ徹底するための会合であるのだ。
ちなみに、まだ加藤中尉は到着していない。
大連港へ到着したら、鉄道で奉天まで・・・そして、合流する手筈である。
1両の戦車でも確保せなばならない。
「敵は、5倍から10倍だ。」
「しかし、歴史上では、敵が数倍でも戦略で勝利した例が多くあるのだ。」
「わが国では、皆も知ってる忠臣蔵がそうだ。」
「吉良邸には140名を超える敵がいたのだ。」(もちろん、子女は除く。)
「浪士は47名だ。」
「しかし、浪士は死者はゼロだが、吉良側は50名近い死者だ。」
「つまり、圧倒したのだよ。」
「そして、最近では石原閣下のシナでの戦略だ。」
「50万のシナ兵に2万で・・・」と、誰かが言う。
「そうだ、面を点で攻めて、その点をつないだ作戦だ。」
「その戦いの勝利が満州国建国の元になったのだ。」
「ソ連軍は数で攻めてくるだろう。」と、本郷司令が示す。
「だから、我が戦車隊は点で防御するんだ。」
「そして、その点を線で防御する。」
「それでは、細かい戦略は作戦参謀から聞いてくれ。」
「いまから、100両を4個分隊へわける。」と、作戦参謀だ。
「敵は、馬賊からの情報では、500程度らしいが、なんともいえない。」
「そこで、先遣隊を派遣したいんだが・・・」
「相手が、500投入したら・・・全滅だからな?」
「ここは、馬賊に頼むしか無いな。」と、苦渋の決断だ。
「この情報はイルムチが持ってきたんだ。」と、本郷司令官だ。
懐かしい名前だ。
「なるほど、ヤツなら期待できますな。」と、参謀だ。
「そうだ、かなり危険だが・・・自国の防衛だ、やってくれるだろう。」と、司令官がいう。
つまり、最悪は戦死してこい・・・ということなのだ。
相手は、血も涙も無い、ソ連軍だ。
馬賊を、言葉をしやべる猿としか・・・
騎馬では、機関銃や戦車には無力だ。
しかし、馬賊は小回りが利くのだ。
そして、臨機応変に対応できるのが馬賊だ。
装甲も大砲も無いのだが・・・逃げる時、馬の腹へ隠れて銃弾をかわすのだ。
そう、内地の忍者と同じなんだ。
パット見、騎馬には見えない、馬が駆けてるだけに見えるんだ。
「それで、100両の内訳だが・・・」と、参謀が・・・
「九八式は50両ほどだな。」「九七式改が25両か。」
「鹵獲のT26Bは、古くて使えないからな。」と、残念そうだ。
しかし、T26B型では、ソ連軍のT34には歯が立たないからだ。
「それで、加藤戦車隊の25両は?」と、今野少尉が聞いた。
「あ、あ、なんでも大阪陸軍工廠の試作なんだが・・・」
「四菱重工が25両なんとかしてくれたらしい。」と、通信文を読む。
「まさか、私が見た試作ですか。」と、顔がほころぶ今野少尉だ。
そうだ、満州娘の赤玉(凛子)を連れて内地へ・・・そのとき、見たヤツのことだ。
「ほう、今野君、説明したまえ。」と、参謀が指名する。
「ハイ、あれなら10倍のT34でも、なんとかできそうです。」
「なんと、それほどのヤツなのか。」「え、え。」
「確か、110ミリライフル砲とか・・・」
「なんだと、110ミリ・・・」と、絶句する参謀だ。
それは、そうなのだ。
九八式の最新型でも75ミリなのだ。
それが、110ミリ、それもライフル砲だと・・・
ライフル砲は、初速が速いんだ。
そして、炸薬が多い。
そして、連射ができるんだ。
だから、10倍のT34でも対抗できると、今野君が言ったのだ。
つまり、T34が単発銃なら、ライフル砲なら連発銃ということなのだ。
「1分で、確か・・・え、え、と。」と、思わせぶりな少尉殿だ。
「何発撃てるんだ、1分で。」と、わくわく感が満載の参謀だ。
「え、え、と、10秒で1発ですから6発ですね。」と、今野君だ。
つまり、装填して弾を込めて・・・照準して砲撃が・・・10秒だって・・・
「うそだろ・・・」と、誰かがつぶやいた。
「そんなもの、装填手がもたないぞ。」と、言い出す。
「え、え、それで自動装填なんですよ。」と、今野少尉が思い出す。
「なんとも、それはマジなのか。」と、本郷司令がタメ口だ。
予想をはるかに超えるからだ。
その話がマジなら、1000両のT34でも、なにするものぞだ。
無双ができる、そう1000両のT34に25両でも勝てそうだ・・・
T34は、1分で2発が限度なのだ。
もちろん、我が九七式魔改造改も同じだ。
照準が時間がかかるのだ。
よほど、光学性能がイイ照準器でないと・・・
「確か、東京光学の自動照準器だそうですが。」と、今野少尉が思い出す。
「電波を敵に当てて、その反射で照準するとか・・・」
もう、話がついていけない司令や参謀だ。
「地面からの反射電波と金属装甲との違いを検知して・・・私には、わかりませんでしたが。」と、今野少尉が言い訳だ。
「なるほど、だから陸軍は25両なんだな。」と、納得する司令官だ。
「つまり、じゅぶんに勝算があるんですね。」
「そうだよ、負ける戦争は陸軍はしないからな。」
まあ、当然の話だ。
勝てるから戦争をするのだ、負けるならヤラネーのだ。
そう、戦略会議だ。
幹部連中(車長以上)が作戦参謀と作戦会議である。
もちろん、下話はできあがっているのだが・・・
その、下話を全員へ徹底するための会合であるのだ。
ちなみに、まだ加藤中尉は到着していない。
大連港へ到着したら、鉄道で奉天まで・・・そして、合流する手筈である。
1両の戦車でも確保せなばならない。
「敵は、5倍から10倍だ。」
「しかし、歴史上では、敵が数倍でも戦略で勝利した例が多くあるのだ。」
「わが国では、皆も知ってる忠臣蔵がそうだ。」
「吉良邸には140名を超える敵がいたのだ。」(もちろん、子女は除く。)
「浪士は47名だ。」
「しかし、浪士は死者はゼロだが、吉良側は50名近い死者だ。」
「つまり、圧倒したのだよ。」
「そして、最近では石原閣下のシナでの戦略だ。」
「50万のシナ兵に2万で・・・」と、誰かが言う。
「そうだ、面を点で攻めて、その点をつないだ作戦だ。」
「その戦いの勝利が満州国建国の元になったのだ。」
「ソ連軍は数で攻めてくるだろう。」と、本郷司令が示す。
「だから、我が戦車隊は点で防御するんだ。」
「そして、その点を線で防御する。」
「それでは、細かい戦略は作戦参謀から聞いてくれ。」
「いまから、100両を4個分隊へわける。」と、作戦参謀だ。
「敵は、馬賊からの情報では、500程度らしいが、なんともいえない。」
「そこで、先遣隊を派遣したいんだが・・・」
「相手が、500投入したら・・・全滅だからな?」
「ここは、馬賊に頼むしか無いな。」と、苦渋の決断だ。
「この情報はイルムチが持ってきたんだ。」と、本郷司令官だ。
懐かしい名前だ。
「なるほど、ヤツなら期待できますな。」と、参謀だ。
「そうだ、かなり危険だが・・・自国の防衛だ、やってくれるだろう。」と、司令官がいう。
つまり、最悪は戦死してこい・・・ということなのだ。
相手は、血も涙も無い、ソ連軍だ。
馬賊を、言葉をしやべる猿としか・・・
騎馬では、機関銃や戦車には無力だ。
しかし、馬賊は小回りが利くのだ。
そして、臨機応変に対応できるのが馬賊だ。
装甲も大砲も無いのだが・・・逃げる時、馬の腹へ隠れて銃弾をかわすのだ。
そう、内地の忍者と同じなんだ。
パット見、騎馬には見えない、馬が駆けてるだけに見えるんだ。
「それで、100両の内訳だが・・・」と、参謀が・・・
「九八式は50両ほどだな。」「九七式改が25両か。」
「鹵獲のT26Bは、古くて使えないからな。」と、残念そうだ。
しかし、T26B型では、ソ連軍のT34には歯が立たないからだ。
「それで、加藤戦車隊の25両は?」と、今野少尉が聞いた。
「あ、あ、なんでも大阪陸軍工廠の試作なんだが・・・」
「四菱重工が25両なんとかしてくれたらしい。」と、通信文を読む。
「まさか、私が見た試作ですか。」と、顔がほころぶ今野少尉だ。
そうだ、満州娘の赤玉(凛子)を連れて内地へ・・・そのとき、見たヤツのことだ。
「ほう、今野君、説明したまえ。」と、参謀が指名する。
「ハイ、あれなら10倍のT34でも、なんとかできそうです。」
「なんと、それほどのヤツなのか。」「え、え。」
「確か、110ミリライフル砲とか・・・」
「なんだと、110ミリ・・・」と、絶句する参謀だ。
それは、そうなのだ。
九八式の最新型でも75ミリなのだ。
それが、110ミリ、それもライフル砲だと・・・
ライフル砲は、初速が速いんだ。
そして、炸薬が多い。
そして、連射ができるんだ。
だから、10倍のT34でも対抗できると、今野君が言ったのだ。
つまり、T34が単発銃なら、ライフル砲なら連発銃ということなのだ。
「1分で、確か・・・え、え、と。」と、思わせぶりな少尉殿だ。
「何発撃てるんだ、1分で。」と、わくわく感が満載の参謀だ。
「え、え、と、10秒で1発ですから6発ですね。」と、今野君だ。
つまり、装填して弾を込めて・・・照準して砲撃が・・・10秒だって・・・
「うそだろ・・・」と、誰かがつぶやいた。
「そんなもの、装填手がもたないぞ。」と、言い出す。
「え、え、それで自動装填なんですよ。」と、今野少尉が思い出す。
「なんとも、それはマジなのか。」と、本郷司令がタメ口だ。
予想をはるかに超えるからだ。
その話がマジなら、1000両のT34でも、なにするものぞだ。
無双ができる、そう1000両のT34に25両でも勝てそうだ・・・
T34は、1分で2発が限度なのだ。
もちろん、我が九七式魔改造改も同じだ。
照準が時間がかかるのだ。
よほど、光学性能がイイ照準器でないと・・・
「確か、東京光学の自動照準器だそうですが。」と、今野少尉が思い出す。
「電波を敵に当てて、その反射で照準するとか・・・」
もう、話がついていけない司令や参謀だ。
「地面からの反射電波と金属装甲との違いを検知して・・・私には、わかりませんでしたが。」と、今野少尉が言い訳だ。
「なるほど、だから陸軍は25両なんだな。」と、納得する司令官だ。
「つまり、じゅぶんに勝算があるんですね。」
「そうだよ、負ける戦争は陸軍はしないからな。」
まあ、当然の話だ。
勝てるから戦争をするのだ、負けるならヤラネーのだ。
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