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紛争の後始末は、大変だな・・・
最後まで面倒をかけるソ連軍だな。
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「ようやく、これで最後のフネだな。」と、軍曹が見送る。
「もう、残ってる遺体はないな。」と、確認する。
ソ連軍の捕虜の代表なるモノが、「え、え、確認しました。」
「そうか、もう二度とこんなことでは会いたくないな。」と、捨てセリフだ。
何も答えず、茫然とフネに・・・ソ連軍の捕虜が乗り込んだ。
武装は解除されてるから、抵抗はないんだが・・・警戒は怠らない。
なお、満州軍は立ち会わせないのは以前と同じだ。
馬賊部隊全滅は、いまだに尾を引いてるのだ。
小銃の騎馬隊では、ソ連軍戦車部隊へは無謀な突撃だったのだが・・・彼ら、全滅した騎馬隊は満州国民にとり、英霊なのである。
それゆえ、ソ連兵の捕虜と聞くと、銃殺だ。と騒ぎだすのは当然だろう。
それゆえ、紛争の処理は日本軍がやってるのである。
ソ連兵も、それがわかってるからか・・・逆らうヤツは皆無なんだが・・・
ストイコビッチ隊長が、「これで、4回目も敗残だったな。」と、感無量な顔だ。
「今度、会うときは紛争現場でなくて、普通の市民として・・・」と、加藤中尉と握手するソ連軍隊長である。
それを、奉天からの記者が写真撮影だ。(満州新報という新聞だ。)
プロパガンタに使うのだろう。(どこのマスゴミも同じなようだ。)
加藤中尉は、「粛清されないように、嘆願書は持ったな。」と、確認する。
「あ、あ、部下の面倒見も、感謝する。」と、別れの挨拶だ。
嘆願書とは、ストイコビッチ隊長は正々堂々と戦った赤軍の勇士と認める、と書いた助命嘆願の書面だ。
日本軍に囲まれても部下と共に最後まで戦ったと、加藤中尉名で書いてあるのだ。
ソ連邦はロシア時代でもそうだが・・・一応、文明国家である。
芸術や文化的では、内容が遅れてはいないのだ。
それで、敵将の助命嘆願書は、それなりに有益なのである。
現に、日本海海戦の東郷元帥は敵将ロジェスト・ヴェンスキー少将の助命嘆願をしたほどなのだ。
敵将からの嘆願書は効果が無いことは無いのだ。
ちなみに、これは特亜三国には効果は無いからね。(やつらは、蛮族だからだ。)
日清戦争で日本海軍は敵将へ敬意を示して、送りとどけたのだが・・・清国には、誠意は伝わらなかったそうだ。
先の大戦でも、シナはハーグ陸戦条約に入ってるのだが・・・守ることなど、全くなかったのだ。
便衣兵(民間人の服の兵隊)などに、いきなり銃撃されて戦死した我が英霊は少なくない。
「隊長。」「ん、どうした。」「これで、最後にした欲しいですね。」と、今野少尉へ軍曹がいう。
「そうだな。」と、少尉が同感だ。
「今回は戦死者も、少ないくないからな。」「敵とはいえ、話は通じると信じたいものだ。」と、少尉がくりかえす。
「500両も、よくヤツラは・・・と、軍曹だ。
「実際は、モスクワが1000両も、送ってきたらしいぞ。」「えっ、本当ですか。」
「そうだ、ストイコビッチ隊長が言ってたからな。」「では、どうして?」
「さあ、オレにもわからん。」「敵も、色々あったんじゃないか。」と、今野君だ。
まさか、路外へ放置して、使えなくなったなんて・・・ソ連軍は言えないのだ。
それほど、シベリアの寒気は満州より・・・激しいのである。
現に、史実では冬将軍にナポレオンもヒトラーも勝てなかったのだ。
「ところで、あの破壊したT34は・・・」「そこなんだよ、放置はまずいかな。」と、今野隊長がいう。
「加藤中尉が・・・」「そうだな、加藤中尉は、許さないだろうな。」
まあ、満州平原だ。
別に、道路でもないし、大豆畑でもないから・・・そのまんまに・・・したい、今野君らだが・・・
加藤中尉は、いい加減なことがダイ、ダイ、大嫌いな性格のヒトなのだ。
そこが、年齢の差というか、昔堅気というか、江戸時代気質というか、よき日本人気質というか・・・
「ここは、まずは凱旋をして・・・」と、誤魔化し工作を図る今野少尉らでありましたとさ・・・
ソ連軍が退散したウワサは、あっという間に満州全土に広まった・・・
それで、ハルピン郊外へ逃げていた満州国民らが、戻りつつあるようだ。
我が軍へ、手を振り馬車が通り過ぎていくからだ。
「いつも、思うんですが。」「ん、なんだ?」と、今野君が聞く。
「彼らは、どこに逃げてるんですかねえ。」
「それが、わかれば逃げたことにならんだろう。」と、今野君が答える。
まあ、いい加減な回答なんだが・・・
「そりゃあ、そうだな。」と、なぜか納得する軍曹である。
「おお、待ってたぞ。」と、今野隊を迎える加藤戦車隊長だ。
「なんでも、凱旋を100両でと、話があったんだが。」と、加藤中尉だ。
「奉天まで、100両の行進ですね。」と、今野少尉が・・・
「うむ、オレも100両の行進は初めてだな。」と、加藤中尉がいう。
「まるで、大名行列ですな。」と、軍曹が顔がほころんだ。
「待ってください、満州軍も1両も欠けてないじゃないですか。」と、軍曹が驚く。
「チミィ、今ごろ何を言ってんだよ。」と、加藤中尉がオヤジギャグだ。
「ということは、あれだけT34の75ミリ砲を喰らっても。」と、驚く。
「そうだ、1両も破壊された九八式も九九式も無いんだよ。」と、加藤戦車隊長がドヤ顔だ。
「だから、最後の紛争と、言ったんですね。」と、今野君が駄弁る。
「そうだよ、明智君。」と、二十面相のモノマネの加藤某だ。
「日本海海戦、以上の完勝じゃないですか!」と、今更な感想の今野少尉だ。
「つまり、我が軍は、一人も戦死が無いと。」「あ、あ、そうらしいぞ。」
「満州軍も、ですか。」「あ、あ、精神を病んだヤツがいるらしいが・・・」
「ドイツが欧州ではソ連軍に・・・」と、聞いた話を・・・
「あ、あ、ドイツ軍と演習でもいいから、やってみたいな。」と、加藤君が感想だ。
「ドイツまで、ソ連を通過して進軍しますか。」と、軍曹が冗談だ。
そこへ、満州軍の伝令が・・・
「もう、残ってる遺体はないな。」と、確認する。
ソ連軍の捕虜の代表なるモノが、「え、え、確認しました。」
「そうか、もう二度とこんなことでは会いたくないな。」と、捨てセリフだ。
何も答えず、茫然とフネに・・・ソ連軍の捕虜が乗り込んだ。
武装は解除されてるから、抵抗はないんだが・・・警戒は怠らない。
なお、満州軍は立ち会わせないのは以前と同じだ。
馬賊部隊全滅は、いまだに尾を引いてるのだ。
小銃の騎馬隊では、ソ連軍戦車部隊へは無謀な突撃だったのだが・・・彼ら、全滅した騎馬隊は満州国民にとり、英霊なのである。
それゆえ、ソ連兵の捕虜と聞くと、銃殺だ。と騒ぎだすのは当然だろう。
それゆえ、紛争の処理は日本軍がやってるのである。
ソ連兵も、それがわかってるからか・・・逆らうヤツは皆無なんだが・・・
ストイコビッチ隊長が、「これで、4回目も敗残だったな。」と、感無量な顔だ。
「今度、会うときは紛争現場でなくて、普通の市民として・・・」と、加藤中尉と握手するソ連軍隊長である。
それを、奉天からの記者が写真撮影だ。(満州新報という新聞だ。)
プロパガンタに使うのだろう。(どこのマスゴミも同じなようだ。)
加藤中尉は、「粛清されないように、嘆願書は持ったな。」と、確認する。
「あ、あ、部下の面倒見も、感謝する。」と、別れの挨拶だ。
嘆願書とは、ストイコビッチ隊長は正々堂々と戦った赤軍の勇士と認める、と書いた助命嘆願の書面だ。
日本軍に囲まれても部下と共に最後まで戦ったと、加藤中尉名で書いてあるのだ。
ソ連邦はロシア時代でもそうだが・・・一応、文明国家である。
芸術や文化的では、内容が遅れてはいないのだ。
それで、敵将の助命嘆願書は、それなりに有益なのである。
現に、日本海海戦の東郷元帥は敵将ロジェスト・ヴェンスキー少将の助命嘆願をしたほどなのだ。
敵将からの嘆願書は効果が無いことは無いのだ。
ちなみに、これは特亜三国には効果は無いからね。(やつらは、蛮族だからだ。)
日清戦争で日本海軍は敵将へ敬意を示して、送りとどけたのだが・・・清国には、誠意は伝わらなかったそうだ。
先の大戦でも、シナはハーグ陸戦条約に入ってるのだが・・・守ることなど、全くなかったのだ。
便衣兵(民間人の服の兵隊)などに、いきなり銃撃されて戦死した我が英霊は少なくない。
「隊長。」「ん、どうした。」「これで、最後にした欲しいですね。」と、今野少尉へ軍曹がいう。
「そうだな。」と、少尉が同感だ。
「今回は戦死者も、少ないくないからな。」「敵とはいえ、話は通じると信じたいものだ。」と、少尉がくりかえす。
「500両も、よくヤツラは・・・と、軍曹だ。
「実際は、モスクワが1000両も、送ってきたらしいぞ。」「えっ、本当ですか。」
「そうだ、ストイコビッチ隊長が言ってたからな。」「では、どうして?」
「さあ、オレにもわからん。」「敵も、色々あったんじゃないか。」と、今野君だ。
まさか、路外へ放置して、使えなくなったなんて・・・ソ連軍は言えないのだ。
それほど、シベリアの寒気は満州より・・・激しいのである。
現に、史実では冬将軍にナポレオンもヒトラーも勝てなかったのだ。
「ところで、あの破壊したT34は・・・」「そこなんだよ、放置はまずいかな。」と、今野隊長がいう。
「加藤中尉が・・・」「そうだな、加藤中尉は、許さないだろうな。」
まあ、満州平原だ。
別に、道路でもないし、大豆畑でもないから・・・そのまんまに・・・したい、今野君らだが・・・
加藤中尉は、いい加減なことがダイ、ダイ、大嫌いな性格のヒトなのだ。
そこが、年齢の差というか、昔堅気というか、江戸時代気質というか、よき日本人気質というか・・・
「ここは、まずは凱旋をして・・・」と、誤魔化し工作を図る今野少尉らでありましたとさ・・・
ソ連軍が退散したウワサは、あっという間に満州全土に広まった・・・
それで、ハルピン郊外へ逃げていた満州国民らが、戻りつつあるようだ。
我が軍へ、手を振り馬車が通り過ぎていくからだ。
「いつも、思うんですが。」「ん、なんだ?」と、今野君が聞く。
「彼らは、どこに逃げてるんですかねえ。」
「それが、わかれば逃げたことにならんだろう。」と、今野君が答える。
まあ、いい加減な回答なんだが・・・
「そりゃあ、そうだな。」と、なぜか納得する軍曹である。
「おお、待ってたぞ。」と、今野隊を迎える加藤戦車隊長だ。
「なんでも、凱旋を100両でと、話があったんだが。」と、加藤中尉だ。
「奉天まで、100両の行進ですね。」と、今野少尉が・・・
「うむ、オレも100両の行進は初めてだな。」と、加藤中尉がいう。
「まるで、大名行列ですな。」と、軍曹が顔がほころんだ。
「待ってください、満州軍も1両も欠けてないじゃないですか。」と、軍曹が驚く。
「チミィ、今ごろ何を言ってんだよ。」と、加藤中尉がオヤジギャグだ。
「ということは、あれだけT34の75ミリ砲を喰らっても。」と、驚く。
「そうだ、1両も破壊された九八式も九九式も無いんだよ。」と、加藤戦車隊長がドヤ顔だ。
「だから、最後の紛争と、言ったんですね。」と、今野君が駄弁る。
「そうだよ、明智君。」と、二十面相のモノマネの加藤某だ。
「日本海海戦、以上の完勝じゃないですか!」と、今更な感想の今野少尉だ。
「つまり、我が軍は、一人も戦死が無いと。」「あ、あ、そうらしいぞ。」
「満州軍も、ですか。」「あ、あ、精神を病んだヤツがいるらしいが・・・」
「ドイツが欧州ではソ連軍に・・・」と、聞いた話を・・・
「あ、あ、ドイツ軍と演習でもいいから、やってみたいな。」と、加藤君が感想だ。
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