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あたいは、片足と呼ばれた
希望の無い生活
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今日も、杖を頼りに歩く。 あたいは片足がない。 事故とか怪我で無くしたのではない。 ハナから無い。 片足で生まれた。 人造人間は成長の体型で生まれ終生かわらないのだ。 あたいは、生産の場の不良品だそうだ。 でも、意思があり、生きていかねばならない。 命を受けた以上、義務なのだ。 ケモノに食われるか、のたれ死にでない限り生きてゆくのだ。 自然と不良品の人造人間が集まる。 村ができた、互いに助け合い生きる。 足がない者と手の無い者、二人で一人だ。 眼が無い者と三人の集合もある。 眼がない者はカンが鋭いから、使える仲間だ。 あたいたちは、隠れ里でひっそりと生きていた。 あるときウワサが流れてきた。 転生者が出現した。 彼は処女を奪うが養う義務を果たすらしい。 それは、あたい達人造人間の希望であり、憧れでもある。 処女を奪われるが、終生の養育をしてもらえる。 生活の糧を得るのは大変だ。 野獣の眼を恐れながらの食糧の調達は大変なのだ。 野獣に食われて死んだ仲間は数知れないのだ。 しかし、あたいたちは欲にいう、身障者だ。 マンコとチンポの両性とか、オッパイ3個など、足が無いほうがマシな者もいるのだ。 ウワサが流れてきても誰も、フーンと関心がなかった。 隠れ里を出る者も無い。 転生者が、あたい達をさがしてくることなど無い。 そう思っていた。 今日もヤマイモ堀りに出かける。 ひもじいが我慢だ。 あっ、杖が・・・・・チカラつき倒れる片足のオンナ。 ここは、オレの都市の治療センターの9階だ。 片足がない女に、もう片方の足を育成して治療している。 看護婦のオレの妻(NO,1749)がいう。 「もう眼が覚めるはずですが。」 オレは片足のオンナを覗きこんだ。 オンナは眼を覚ました。 オンナがいう、「ここはどこ、あなたはだれ。」 と「ここはオレの病院だ。 もう生活の苦労はしなくてもいい。」 と。 オンナは「あたいを養ってくれるの。」 「処女をくれるのなら。」 「あなたに初めてをささげます。」 それから、リハビリ後、退院してあたいは、タワーマンションの29階のワンルームに居を構えている。 つい、半年前までヤマイモ堀りで生計をたてていた。 着る物はボロだった。 それが、想像もしたことがない生活だ。 オンナの印一つをささげただけでだ。 あたいの仲間120人は全員がまともな体になれた。 両性はオンナに、オッパイも二つに、足もついた。 眼も見えるのだ。 転生者の彼は救世者でもあったのだ。 処女を奪われたときは痛くて気絶したが、今はチンポをマンコに入れると天にも登る心地だ。 はやく彼のチンポをあたいのマンコに入れて欲しいが順番がまだ、こない。 しかし彼はあたいとマンコの相性がいいと、毎日かならず来るのだ。 あたいもマンコの手入れをかかさずに吸盤マンコを手入れする。 マンコに関してはあたいは失敗の不良品ではなかったのだ。 吸盤マンコで彼のチンポを吸い付ける、もうカルピスダラモレだ。 カルピスがなくなっても、さらにキューと吸う。 もう彼は死ぬ、死ぬ、と喜ぶのだ。 あたいはNO7のオンナ、ラッキーセブンと呼ばれた。
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