大東亜戦争を回避する方法

ゆみすけ

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出動だ。

アイシャ班、出ます。

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 フローラが、そわそわして、日本軍の待機場所へ入る。 泉艦長が、「これは、ロンメロ夫人そわそわして、どうしたのですか。」 流暢なドイツ語で聞いた。 フローラは、どうしたものか、迷っていたが思い切って切り出した。 「ソ連のイワノーシェフ書記長より親書が届いてのです。」 「ふむ、拝見しても。」 「え、え、どうぞ。」 泉艦長は、すぐにアイシャを呼ぶ。 フローラは呼ばれたのが少女で、それもオリエンタルな顔立に驚いた。 泉艦長は、「ロンメロ夫人、わが国のアイシャです、こちらはロンメロ夫人だ。」 互いに用心深い反応だ。 ロンメロ夫人(フローラ)は元情報部員だ。 アイシャが何者か察した。 日本軍は、こんな少女にスパイをやらせているのか? びっくりしたフローラだが、アイシャの雰囲気に、こいつはタダものではないと察するフローラだ。 普通、スパイは相手に事前には会わない。 しかし、泉艦長はあえてフローラをアイシャに会わせたのだ。 アイシャはフローラに、「必ず、ロンメロ将軍は奪還します。」 とドイツ語で答えた。 まあ、たどたどしいが。 それが、フローラには鉄板に聞えたのだ。 「あ、あ、ありがとう。」とフローラはアイシャに抱きついた。 あれだけ、おろおろしていたロンメロ夫人(フローラ)が落ち着きを取りもどした。 なぜか、、わからなかったがフローラは本来のフローラに戻っていた。 アイシャは、「今から作戦を立てます、期待して待っててください。」 と退出した。 手紙の内容は、ある場所が書いてあった。 それだけである。 あとは、お愛想のあいさつ文くらいだ。 場所? それは、ロンメロ将軍の閉じ込められている場所に違いない。 手紙が届いたのは本日らしい。 すると、早くしなければ、場所を相手が感ずいて移動するかもしれない。 早急に作戦を立てなければなるまい。 まずは、見張りだ。 ロボット兵器の1体が様子と見張りのために出動する。 アイシャはローラに頼んだ。 ローラは海底軍艦のCICにあるロボット操縦室へ入る。 VR装置がついた、でかいヘルをかぶる。 そして、ハーネスを体に取り付けた。 ロボットが目覚める。 ローラに、「ローラ、時間ですか。」 「え、え、いくわよ。」 「了解です。」 なんとローラの相方のロボットも経験記憶装置が独立した自我を持っているのだ。 ロボットの見える画像はローラと共有している。 手足の感覚もである。 だから、海底軍艦にいながら、ローラは任務が遂行できるのである。 万が一のときはローラの身代わりにロボットがなるのである。 ローラのロボットは小型で、ワンコの大きさだ。 だから見張りや偵察に使われる。 外観もワンコである。 つまり、犬型偵察ロボットなのだ。(ネコ型ではない。) まあ、パット見は柴犬の雑種である。(ちなみに、外観は毛皮で交換できる。) 体長は60センチくらいか。 海底軍艦のお尻から、1匹のワンコが飛び出した。 まあ、だれも気がつかなかった。 単なる、ノラ犬に誰も気を止めないものだ。 ワンコは走る。 走る。 時速は30キロくらいか。 そうして、数時間でロンメロ将軍が捕らえられているかもしれない建物に近づく。 さて、様子はどうだ。  
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