大東亜戦争を回避する方法

ゆみすけ

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ロボットの修理。

修理では、元に戻らない。

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 ローラ犬の頭部が治った。 新しい頭部がついた。 そして、修理完了とローラに連絡だ。 ローラは修理班の元に走る。 「治ったんですか?」 「うむ、一応形だけは。」 なんか返事が煮え切らない。 様子が変だ。 「どうしたんですか。」 修理班の技官は、ローラに近くのイスに座るようにススメル。 「回路も正常だし、動力も問題ない。」 「なら、なんで?」 「反応が・・・」 ローラはワンコを見て・・・ 「ワンコ!」 ワンコを抱きかかえた。 「どうしてか、原因はわからないんだ。」 「君が育てた記憶蓄積回路だ。」 「え、え、。」 「その回路は、いまだに謎なんだ。」 「理論も解析もできないし、おそらくヒトの脳に近いと思うんだが。」 「修理班で、できることはやった、あとは君が頼りだ。」 こうして、反応に無いローラ犬はローラの元に・・・ ローラはワンコと共に宿舎に戻った。 アイシャがローラが沈んでいる事に気がついて、「ローラ、どうしたん。」と聞いた。 カクカク、云々・・・・ アイシャも途方にくれた。 そして、「しばらく、いっしょに暮らすしかないよ。」 「うん。」 「ちょく、ちょく、様子は見に来るからね。」 とドアの前で、別れた。 アイシャとしては、今はそっとしとくしかないと判断したようだ。 ロボットはヒトと違い、食事はしない。 ウンチもオシッコもしない。 そう、アイドルと同じだ。 著者にとって、ゆかりんは17歳で、ウンチもオシッコもしないのだ。 毛皮も修理されて、柴の雑種のワンコだ。 外観は完全に元どうりである。 だが、ローラへの心のつながりがないのだ。 打てば響かない。 どうすれば、いいのかローラには検討もつかなかった。 そうして、ローラは、反応の無いワンコと暮らす日々が続く。 アイシャも、よく様子を観にきた。 アイシャにとりローラは子飼いと言っては失礼だが、アイシャはローラを自身の跡継ぎと心に決めていたのだ。 VRゴーグルをかぶり、ロボットと離れているとはいえ、行動パターンは同じだ。 打てば響く行動は若いうちだけだとはアイシャも気がついていた。 だから、応募のときからローラに眼をつけて、自信の後継者として育てているのだ。 ここで、挫折しては・・・ アイシャはローラに、「ローラ、あなたはワンコのなに?」 「飼い主だよ。」 「いいえ、ローラ違うのよ。」 「えっ。」 「ワンコはローラのローラなのよ。」 一瞬、わからない様子だったローラだが。 「アイシャ、やってみるわ。」 「できるだけ、助けるから諦めないで。」 アイシャはローラを抱きしめた。 そう、アイシャにとりローラは欠かせないのだ。 だから、ローラにとりワンコも欠かせければならない。 記憶蓄積装置は、とてつもない愛情で動く回路である。 電池や動力ではうごかない。 ローラ犬が本来の動きを取り戻すまで、半年の歳月が必要であった。 情報部はロボット兵器が愛情でうごいていることに、まだ気づいてはいなかった。 
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