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潜水艦を、どうするのか?
3隻の乗員は・・・
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ソ連からの亡命者の潜水艦艦長だったイワノビッチは、「大臣殿、なんとか3隻の乗員は訓練できましたが。」 そうなのだ、いままでのシナの潜水艦乗組員を再教育するのが、一杯一杯のイワノビッチだったのだ。 3隻でも、いままでのシナの潜水艦ではない、独逸帝国の現役だ。 性能はグンと上がっている。 海軍大臣の王紀は、どれほどの性能か検分したくなった。 「では、試乗してみようぞ。」 と、ノコノコとシャンヘイ軍港にやってきたのだ。 潜水艦乗員、全員でお出迎えだ。 独逸帝国Uボートが3隻、シナの国旗を掲げている。 軍艦旗は国際法で掲揚が決まっているのだ。 「おい、なかなかカッコいいではないか。」 大臣はご機嫌だ。 いままでの3隻のシナ潜水艦に比べて、月とスッポンほどの違いがある。 独逸帝国から以前、高額で輸入した潜水艦は、何だったんだ。 疑惑が膨らむ、海軍大臣だ。 (前の海軍大臣が予算をピンハネしたので、ショボイ潜水艦しか買えなかったシナだ。) 今回はスクラップの鉄材としての金額だから、ピンハネする額ではなかったのだ。 配下の案内で艦内に入る。 「お、お、これは、すごい。」 前のシナの潜水艦はガランドウの空間だった。 ところが、これは機械がびっしりだ。 なにが、なんやら、わからない大臣だ。 「触らないで、ください。」 ストリップの踊り子じゃあるまいし触らんわ、言いたかったが我慢の大臣だ。 艦長はイワノビッチが着任する。 大臣に、もしもがあればイワノビッチも粛清だ。 慎重に配下を監督するイワノビッチだ。 「ハッチ閉まります。」 「うむ。」 確認するイワノビッチだ。 確か以前、シナの潜水艦がハッチを閉め忘れて沈没しているのだ。 「ベント開け、潜航開始。」 「ベント開きます。」 「潜航深度1,2、・・・」 「うむ、深度計から眼を離すなよ。」 「15、18.」 「ベント締めろ、艦を水平に保て。」 「ベント閉じます。」 「艦の水平度OKです。」 「では、スノーケルからモーターに切り替える。」 「ディーゼル停止、シュノーケル収納しました。」 「モーター起動します。」 「速度は、8ノットだ。」 「8ノット了解です。」 「航海士。」 「ハイ。」 「進路はいいか。」 「予定どうり、南下しています。」 大臣を乗せているので安全な深度で進む。 「うむ、うむ、これは、すごいぞ。」 大臣は上機嫌だ。 イワノビッチは内心で、あまり上を観られても困ると感じたが・・・ 「これは、いけるぞ、日本に一泡も二泡もだ。」大臣は手を握りコブシを上げる。 まさか、しまった、やりすぎだ。 イワノビッチは悪い予感が当ったことを知る。 しかし、すでにお寿司だ。
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