異世界とは他の星系ですか

ゆみすけ

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バイク部隊

追いつけないドラゴン

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 単気筒エンジン100基を元にバイクを量産している。 なぜ、単気筒エンジンか、キツネ耳に整備と修理をさせるためだ。 普通のキャブレターのサイドバルブエンジン、慣れればキツネでも製作できそうだ。  容量は300CCだ。 ピストンで上下するのが300CCくらいだ。 単気筒つまりピストンが一つだ。 タンタンタンと音がでる。 調子に乗るとドドドドドドと奏でる。 胸に響く、漢の音だ。 男に生まれてよかった、と思う音だ。 回転数は300回転が限界だ。 なんせサイドバルブのかんたんエンジンだ。高回転など出来ない。 でも300CCあるからトルクはある。 つまりチカラは出る。 強いトルクでぐいぐい引っ張る。 もうたまらない。  ドラゴンなんてどうでもいいは、このまま走って人生を終わりたい。 そのぐらいよかった。  ここは、キツネ星だ、うるさい道交法も、おまわりさんもいない。 バイクだからそれなりに悪路に強い。 敵なしだ。  翌日からバイク隊の結成式、そして襟章の交付、隊旗の掲揚をおこなった。  形式にオレは五月蠅いのだ。 スピードメーターなぞ無いが、だいたい60キロくらいバイクは出る。 最高速度は80キロくらいか。 まあドラゴンがいくら興奮して走っても追いつけまい。  実験した、決死隊を3名作り、食われたら忠魂碑に名を刻むのを条件にドラゴンのまわりを走ってもらった。  結果は完勝だ。 はるかかなたにドラゴンを置き去りにして3名とも帰ってきた。 そして われに追いつくグラマン無し、じゃない、バイクに追いつくドラゴンなしだ。  オレは燃えた、キツネ耳はもう泡を巻き散らかして気絶する者あとをたたずだ。  バイク隊は名を彩雲隊とした。 日本海軍偵察機の名前だ。 米軍のグラマンを吹っ切った。 やっと、オトリ部隊に余裕が生まれた。 ん、エンジンがある。 これをつないで高馬力のエンジンができる。 夢の戦車だ。 オレは戦車が好きだった。  大砲がある、エンジン何とかなりそう。 もう作るしかない。  もうキツネは食われない。 ドラゴンの終わりがくるのだ。 戦車だ。 これは、止まらない 寝る間も惜しんだ。 鉄板は出来る、大砲もある。 デザインはゴジラによく踏まれた61式だ。 日本製だ。 馬力は300CCを12個で、6個つないでV型12気筒にした。 計3600CCだ。  おそらく300馬力くらいでそうだ。 アリスに土下座で3600CCエンジンを頼んだ。 アリスの要求は、なかった。 もうめんどくさとの雰囲気だった。  でもやはりオレの頭をグリグリした。クセになったらしい。 さらにオレの腰にアリスの小股の骨をつんつん押し当てた。 オレは死にそうだ。 もうがまんの限界だ。 鼻血が止まらない、クララが今いないから平気でアリスはオレを困らせる。 がまんの限界が来る前に失神してしまった。  とことんアリスに弱いオレであった。 
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