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舟をつくる
まず、舟から
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キツネは舟を知らない、もちろん船もだ。 ラフな図面を書いた。 そして学校の工作科の生徒に木で作らせた。 大きさは3人乗りのボートくらいか、とりあえず舟をキツネに学ばせるのにつかう。 木であるから以外と簡単に製作したようだ。 降下船の側にある湖に浮かべてみた。 水深がオレの腰までだから、安全だ。 作らせたボートは浮かんだ。 まあ当然だ。 ところがきつね耳くん、怖がって乗らない、ドラゴンには平気で突撃するくせに。 まあ習性かもしれない、今まで泳いだことが無いんだから。 オレが乗って漕いで、湖の中ほどまで行って戻る。 さあ、とキツネにやらせた。 最初は怖がっていたが、慣れると喜んで舟を漕ぎ出した。 これは、レジャーに使えそうだ。 そしてボートにバイクの単気筒エンジンをつけた。 スクリューは鉄で手造りだ。 クラッチなどいらない、直接つけた。 おっと忘れていた、舵だ。 湖を対岸まで15分もかからない。 まあ湖といっても、大きな池だから。 しかしアカ、(つまり漏水だ)をかきだすのが大変だ。 なにか考えねば。 エンジンボートは船底の漏水対策が必要だ。 まあオレの知識などたがが知れている。 困ったときのアリスパソコンだ。 まあ工作科にはあとボートを5艘くらい作ってもらい。 キツネ耳が舟に慣れるのに使おう。 オレがキツネの世界に来て、まずランプと紙と紙に印刷することを教えた。 それまでは、ろうそくが夜の明かりであり、お金持ちしか使えなかった。 低層のキツネは囲炉裏に火しかなかったのだ。 ランプは全キツネに配布した。 そして燃料は、壷はあるから、壷に灯油、しかたがないから、アリスに頼んだ。 夜の光がキツネの世界に誕生した。 そして紙だ、紙にキツネの言葉で物語や、生活の知恵など印刷し配布。 つまり基礎教育をキツネ自らやらせたのだ。 言葉はしゃべれるが、書けないキツネが多かった。 それが激減したのだ。 日本の江戸時代の識字率は世界一だった。 高札に奉行所がなになにと書く、それをほとんどの人が読めた。 かわら版がいい例だ。 その頃のヨーロッパは、まあたいしたことはない。 聞いた話では、三割くらいしか書けなかった。 字は特権階級のものであった。 寺子屋で、鼻たれ小僧が手習いとソロバンを学んでいた国、なんと日本は先進国であったことか。 話がよくソレるが、舟はエンライン王に許可してもらった。 そして泳ぐ練習だ。 おぼれたらオレの責任だから。 水着をまず作らせた。 もちろん、スクール水着にきまっている。 胸に白い布で名前を入れることを、王の命令とした。 水着の色はコンかクロに指定。 問題がでた、シッポの穴をどうするか、オレは泣く泣く水着の背中を開けた、そしておパンツと同じく切れ目からシッポを出した、紐で切れ目の上を縛りおケツがずれないようにした。 このキツネ世界で後ろに切れ目のない、おパンツはアリスのとオレとオレの息子のみだ。 そういえばコンタもシッポ切られてなかった。 エリンゲはまだシッポがある。 オレの娘のユコナも小さいがシッポがあるのだ。 参考までにオトコ用水着もシッポの切れ目がいれてある。あくまで参考だ。オレのアタマにはオンナ用キツネの水着しかないから。
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